■概要
毎月発生する社員情報の登録作業、特にGoogle スプレッドシートで管理している情報をHRMOSへ手作業で転記する業務に手間を感じていませんか。このような定型的な作業は、時間的な負担だけでなく、入力ミスなどのヒューマンエラーの原因にもなりがちです。このワークフローを活用すれば、スケジュールに合わせてGoogle スプレッドシートから情報を自動で取得し、HRMOSへの社員登録を自動化できるため、こうした課題を円滑に解消します。
■このテンプレートをおすすめする方
- HRMOSへの社員登録を手作業で行っており、業務を効率化したい人事労務担当者の方
- Google スプレッドシートで管理する情報をHRMOSへ連携する作業に課題を感じている方
- 定期的に発生する社員情報の一括登録を自動化し、コア業務に集中したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- スケジュール起動で自動的に処理が実行されるため、毎月のHRMOSへの社員登録に費やしていた手作業の時間を短縮できます。
- 手作業によるデータの転記が不要になるため、入力間違いや登録漏れといったヒューマンエラーの発生を防ぎ、データの正確性を保ちます。
■フローボットの流れ
- はじめに、HRMOSとGoogle スプレッドシートをYoomと連携します。
- 次に、トリガーで「スケジュールトリガー機能」を選択し、フローを起動したい日時を設定します。
- オペレーションで、Google スプレッドシートの「複数のレコードを取得する(最大300件)」アクションを設定し、登録対象の社員情報が記載された行を取得します。
- 次に「繰り返し処理機能」を利用し、取得した社員情報1件ずつに対して後続の処理を実行するように設定します。
- 繰り返し処理の中で、HRMOSの「社員を登録」アクションを設定し、Google スプレッドシートから取得した情報を連携します。
- 最後に、Google スプレッドシートの「レコードを更新する」アクションを設定し、登録が完了した行にHRMOSのアウトプットの値を追加します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガー機能では、毎月特定の日時など、フローを起動するタイミングを任意に設定できます。
- Google スプレッドシートからレコードを取得する際、対象のスプレッドシートやシート、検索条件とする項目を任意に設定してください。
- 繰り返し処理では、前段のオペレーションで取得したどのデータを基に処理を繰り返すかといった条件のカスタマイズが可能です。
- HRMOSへ登録する項目は、固定値やGoogle スプレッドシートから取得した情報を変数として、自由にマッピング設定ができます。
- 最後にレコードを更新するGoogle スプレッドシートのオペレーションでは、対象のスプレッドシート、シート、更新するセルなどを任意に設定してください。
■注意事項
- Google スプレッドシート、HRMOSとYoomを連携してください。
- 「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
- HRMOSのマイアプリ連携方法はHRMOSのマイアプリ登録方法をご参照ください。