■概要
OneDriveに保存した動画をYouTube Data APIにアップロードする際、手作業でのタイトルや説明文の作成、ファイル転送に手間を感じていませんか? このワークフローを活用すれば、OneDriveの特定フォルダに動画を格納するだけで、AIが音声から文字起こしを行い、その内容をもとに説明文を自動で生成します。人の対応を挟むことで品質を担保しつつ、YouTube Data APIへのアップロードまでの一連の流れを自動化し、動画コンテンツ投稿業務の最適化を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
- OneDriveとYouTube Data APIを活用し、動画コンテンツの投稿業務の最適化を検討している方
- 動画の文字起こしや説明文の作成、YouTube Data APIへのアップロード作業を自動化したい方
- 手作業による動画のアップロードミスや、説明文の品質のばらつきを防ぎたい方
■このテンプレートを使うメリット
- OneDriveへの動画保存からYouTube Data APIへのアップロードまでが自動化され、手作業の時間を削減できるため、本来注力すべきコア業務に集中できます。
- AIによる説明文の自動生成と対応依頼フローにより、担当者ごとの品質のばらつきを防ぎ、動画アップロード業務の標準化を実現します。
■フローボットの流れ
- はじめに、OneDriveとYouTube Data APIをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでOneDriveを選択し、「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」を設定します。
- 次に、 オペレーションで「分岐機能」を設定し、新規ファイルの場合のみ後続処理に進むように設定します 。
- 続いて、オペレーションでOneDriveの「ファイルをダウンロードする」アクションを設定し、トリガーで検知した動画ファイルを取得します。
- 次に、AI機能の「音声文字起こし」アクションを設定し、ダウンロードした動画ファイルの音声をテキスト化します。
- 次に、AI機能の「テキストを生成」アクションを設定し、文字起こしした内容をもとに動画の説明文を作成します。
- 次に、「担当者へ対応を依頼する」アクションで、生成された説明文や動画タイトルを決定するための依頼内容を設定します。
- 最後に、担当者の対応後、YouTube Data APIの「動画をアップロード」アクションを設定し、動画と生成された説明文などをYouTubeに投稿します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- OneDriveのトリガー設定では、動画ファイルを格納する対象フォルダを任意で指定してください。
- AI機能で説明文を生成する際のプロンプト(指示内容)は、動画のトーンや内容に合わせて自由にカスタマイズが可能です。
- 担当者へ対応を依頼するオペレーションでは、確認を依頼する担当者や、依頼時に送付するメッセージ、動画タイトルを決めるための入力フォームなどを任意で設定できます。
- YouTube Data APIで動画をアップロードする際、動画のタイトルやカテゴリ、AIが生成した説明文、公開/非公開などのステータスを任意で設定できます。
■注意事項
- OneDriveとYouTube Data APIのそれぞれとYoomを連携してください。
- Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
- ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
- トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は「ファイルの容量制限について」をご参照ください。
- OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
- アプリの仕様上、ファイルの作成日時と最終更新日時が同一にならない場合があり、正しく分岐しない可能性があるのでご了承ください。