【ラクラク設定】ChatworkのデータをBoxに自動的に連携する方法

ChatworkとBoxの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそく実際にChatworkとBoxを連携したフローを作成してみましょう！
今回はYoomを使用して、ノーコードでChatworkとBoxの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、下記のリンクからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はChatworkで投稿された内容をもとに、Boxにフォルダを作成するフローボットを作成していきます！

作成の流れは大きく分けて以下です。

• ChatworkとBoxをマイアプリ連携
• テンプレートをコピーする
• Chatworkのトリガー設定およびBoxのアクション設定
• トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:ChatworkとBoxのマイアプリ連携

1. Chatworkの登録方法

「マイアプリ」→「新規接続」の順番にクリックして、Chatworkを検索してください。

上記の画面が表示されたら、メールアドレスとパスワードを入力してChatworkにログインしてください。

‍これで、Chatworkのマイアプリ連携完了です！

2. Boxの登録方法
先ほど同様に「新規接続」をクリックし、Boxを検索します。

Boxのログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力しログインします。

「Boxへのアクセスを許可」をクリックしてください。

これで、Boxのマイアプリ連携完了です！

‍ステップ2:テンプレートのコピー

それでは、早速自動化の設定を行っていきます！
下記のテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックしてください。
Yoomのテンプレートを利用することで簡単に設定することができますよ。

テンプレートがコピーされたら、「OK」ボタンをクリックし作成していきましょう！

ステップ3:Chatworkで新しいメッセージがルームに投稿されたら起動するトリガーの設定

まずは、「新しいメッセージがルームに投稿されたら」をクリックしましょう。

上記画面のページの設定はデフォルトで設定されています。
設定に問題なければ、そのまま「次へ」をクリックしましょう！

トリガーの起動間隔は5分・10分・15分・30分・60分から選択しましょう。
※注意事項：最短の起動間隔はプランによって異なります。

ルームIDは、枠内をクリックすると候補が表示されるので、使用したいChatworkのルームIDをクリックしてください。

ここまで設定が完了したら、Chatworkの画面に移り動作テスト用にメッセージを送信します。
（この後のステップで使用するため、メッセージの内容にBoxに作成したい「フォルダ名」を盛り込みましょう！）

メッセージが送信できたら画面下部にある「テスト」をクリックしてください。
テストが成功しChatworkのメッセージの情報がアウトプットに取得できたら「保存する」をクリックしましょう！

ステップ4:AIを活用しテキストからデータを抽出するアクションの設定

次は、「テキストからデータを抽出する」をクリックして設定しましょう。

アクションの選択画面が表示されたら、変換タイプの「変更する」をクリックします。

変換タイプは、テキストを抽出するデータの最大文字数を任意で選択してください。

対象のテキストは、上記画面の通り設定されているのを確認しましょう！
このように設定すると、Chatworkで投稿された内容からデータを抽出できます。

抽出したい項目は「フォルダ名」と入力されているのを確認してください。

テストを実行したら、設定を保存しましょう。

ステップ5:Boxにフォルダを作成するアクションの設定

最後に「フォルダを作成」という項目をクリックします。

上記画面のページの設定はデフォルトで設定されています。
設定に問題なければ、そのまま「次へ」をクリックしましょう！

フォルダ名は、上記画面の通り設定されているのを確認してください。
このように設定すると、Chatworkで投稿されたメッセージに記載された「フォルダ名」を自動で引用しBoxにフォルダを作成することができます。

親フォルダのコンテンツIDは、枠外の注釈を参考に設定してください。

テストが成功したら、「保存する」をクリックして設定を保存しましょう。

ステップ5:トリガーをONにする

最後に「トリガーをON」をクリックして、正常にフローボットが起動するか確認してみましょう！
これで「Chatworkで投稿された内容をもとに、Boxにフォルダを作成する」フローの完成です。

BoxをChatworkに連携したい場合

今回はChatworkからBoxへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にBoxからChatworkへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Boxにファイルがアップロードされたら、Chatworkに通知する

Boxへのファイルアップロードを自動で知らせることができるため、確実なファイル管理を行うことができます。
担当者間での情報共有をスムーズにしたい方におすすめのフローです！

定期的にBoxフォルダのファイル一覧を取得し、Chatworkに送信する

Boxで管理しているファイルの最新状況を、定期的にチームに自動で共有できます。
情報共有をスムーズにし、効率的なコミュニケーションを実現したい方におすすめのフローです！

ChatworkやBoxのAPIを使ったその他の自動化例

Chatworkを使った便利な自動化例

カレンダーの予定やSalesforceやkintoneの情報を引用しChatworkに自動通知できます。
また、メッセージの情報をもとに契約書を作成したりChatGPTで文章を生成して自動返信することができます！

Boxを使った便利な自動化例

 Notionのページ作成やファイルのアップロード、文字起こし・要約結果をBoxに自動でフォルダを作成できます。
また、Boxでファイルが作成されたら自動でファイル名を変更したりGoogle スプレッドシートに登録することができますよ！

終わりに

ChatworkとBoxを連携することで、Chatworkの投稿内容をもとにBoxにフォルダを作成したり、Boxにアップロードされたファイルの通知を自動でChatworkに送信したりすることが可能になりました！
これにより、<span class=“mark-yellow”>情報の整理やファイル管理を手動で行う手間が削減され、チーム内のスムーズな連携が期待できます。</span>
特に、ChatworkとBoxを日常的に活用している方にとっては、「いちいち手作業で整理するのは面倒…」という課題を解決できるのが大きなメリットではないでしょうか。
業務の自動化を取り入れることで、余計な作業に時間を取られず、本来の業務への集中が見込めます！
Yoomを利用して、この記事で紹介したフローを活用すれば、ChatworkとBoxの連携は簡単に実現可能です。
ぜひ今すぐアカウント登録をして自動化を導入し、よりスムーズな情報管理を実現してください！