問い合わせメールの回答案をDifyで生成し、LINEに通知する
回答内容をDifyで自動作成できるため、文章作成する手間と時間を短縮できます。
自動作成により、安定した回答内容を作成できそうです。
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問い合わせ内容の把握や判別にどのくらいの時間を割いていますか?どのような内容なのか、そもそもご意見なのか問い合わせなのか判断し、その上で返信文を作成する…という作業が必須となり、業務時間が足りなくなることもしばしば…。
これに加えて問い合わせ量が多くなれば、必然的に作業量が増えてしまいます。そのため、もう少しスピードアップできないかなと感じませんか?
<span class="mark-yellow">このような場合におすすめなのが、DifyとLINEのデータ連携です!</span>
DifyとLINEをノーコードツールのYoomで連携すればこれらの作業が自動化されるため、顧客サポートの効率化が期待できます!
この記事では、Yoomを活用したDifyとLINEの連携で可能になることや、具体的な連携フローの作成方法をわかりやすく解説します。
初心者の方にもおすすめできるため、今まで自動化の導入をあきらめていた方もぜひご覧ください!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にDifyとLINEの連携が可能です。
YoomにはあらかじめDifyとLINEを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
DifyとLINEのAPIを連携すれば、DifyのデータをLINEに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。
問い合わせ情報から感情を分析できるため、対応の優先度合いを図ることが可能です。
多数の問い合わせが届くカスタマーサポートチームにおすすめのフローです。
回答内容をDifyで自動作成できるため、文章作成する手間と時間を短縮できます。
自動作成により、安定した回答内容を作成できそうです。
データベースの内容を自動要約し、LINEに通知できるため、情報を確認しやすくなります。
スムーズに情報収集をしたい方におすすめのフローです。
それでは、さっそく実際にDifyとLINEを連携したフローを作成してみましょう!
ノーコードツールYoomを使用して、DifyとLINEの連携を進めていきます。
まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は「フォーム回答をDifyで感情分析してLINEに通知する」フローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
下準備として、Yoomとアプリを連携する作業を行います。
Yoomにログインしたら、マイアプリを選択し、新規接続をクリックしてください。
アプリ一覧で検索窓を使いDifyを選択します。
アカウント名は、任意の名前を入力してください。
アクセストークンはAPIキーを取得し設定しましょう。
Difyの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらを参考にしてください。
これでDifyのマイアプリ登録ができました。
次にLINE公式アカウントを連携します。
先ほどと同様に、マイアプリ→新規接続の順でクリックしてください。
アプリ一覧は検索窓を使い、LINE公式アカウントを選択しましょう。
アカウント名には任意の名前を入力しましょう。
アクセストークンは、LINE公式アカウントの管理画面から、長期チャネルアクセストークンを取得し、入力してください。
アクセストークンの詳しい取得手順は、こちらを参考にしましょう。
これでLINE公式アカウントのマイアプリ登録ができました。
次にYoomのサイトから使用するテンプレートをコピーします。
Yoomでは、一からフローボットを作成することも可能です。
マイアプリ登録を行えば、自由に設定可能ですので、作成に慣れてきたらぜひお試しください。
それでは下のバナーをクリックしてみましょう。
「このテンプレートを試す」をクリックします。
「OK」をクリックしてください。
これでテンプレートのコピーができました。
コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに保存されていてます。
次にフローボットの設定に進みましょう。
先ほどコピーしたテンプレートの「フォーム」をクリックしてください。
添付画像のように、フォームを作成しましょう!
質問を増やしたい場合は、質問を追加から設定してください。
設定したら、次へをクリックしましょう。
取得した値を設定します。
ここで設定した値を、回答のサンプル値として、次のアクション設定で使用します。
入力したら、保存しましょう。
次に「チャットメッセージを送信」をクリックしてください。
タイトルは、事前に入力されていますが変更できます。
Difyと連携するアカウント情報を確認しておきましょう。
アクションは「チャットメッセージを送信」が選択されていることを確認し、次へをクリックしてください。
queryを設定します。
今回はDifyで問い合わせ内容から感情分析を行いたいので、添付画像のようなプロンプトを入力しましょう。
感情分析したい文章の設定は、フォームトリガーで取得したアウトプットから「お問い合わせ・ご要望」を選択してください。
アウトプットを活用すれば、都度値を手動で設定する必要がなくなります。
アウトプットを使用しなかった場合、同じ内容が繰り返し感情分析されるため、必ずアウトプットを活用してください。
アウトプットについてはこちらを参考にしましょう。
設定したら、テストを実行します。
userは「user123」のような任意の値を入れると、新しいユーザーとしてチャットが開始され、既存のユーザーをいれると既存ユーザーの履歴としてチャットされます。
設定したらテストをクリックしてください。
テストが成功し、Difyで感情分析できたら、保存しましょう。
最後の設定項目です!
「マルチキャストメッセージを送る」をクリックしましょう。
タイトルは変更できます。
LINE公式アカウントと連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは「マルチキャストメッセージを送る」が設定されていることを確認し、次へをクリックしてください。
送信先のユーザーIDを設定しましょう。
ユーザーIDの確認方法はこちらを参考にしてください。
メッセージは、LINEに通知したい内容を作成します。
Difyやフォームから取得した情報をアウトプットから選択しましょう。
設定したら、テストをクリックします。
テストが成功し、LINEに通知できたら保存しましょう。
保存後、トリガーをONにして動作をチェックします!
これでフローボットの設定ができました。
今回はDifytからLINEへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にLINEからDifyへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
LINEで問い合わせ対応を行っているカスタマーサポートチームなどにおすすめのフローです。
問い合わせに対し、回答を自動作成できるため、スムーズな顧客対応をできそうです。
Difyで優先度合いを分析できるため、重要な問い合わせに対して素早い対応が期待できます。
クレームなど、すぐに返信が必要な問い合わせを通知できれば、顧客との信頼感を得られるかもしれません。
DifyやLINEのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。
AIを活用した返答の自動生成・要約・翻訳・データのラベル別けを自動化可能です!
LINEのメッセージ内容をGoogleカレンダーやNotion、HubSpotに自動で登録できます!
また、Google ChatやBASEの情報をもとにLINEに自動通知することも可能ですよ。
DifyとLINEを連携することで、問い合わせ内容の大まかな感情を理解したり、文章が要約された状態で確認できるようになるため、今まで以上に顧客対応がスムーズになるかもしれませんよね。
時間を割きがちだった返信文の自動作成などもできるため、作業負担の軽減や効率の向上が期待できるでしょう!
なお、このようなAPI連携は<span class="mark-yellow">ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても簡単に実現可能です!</span>
設定もシンプルなため初心者の方でもすぐに自動化の導入ができます。
気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみましょう!
登録はたったの30秒で完了!すぐに使用感を確かめることができます。