事前準備
テンプレートをコピーしたら、まずは事前準備として、Yoomの「マイアプリ」からGoogleスプレッドシートとMicrosoft Entra IDを登録します。
※既に登録されている場合は「ステップ1.アプリトリガーの設定」へお進みください。
<手順>
1.Yoomにログイン後、左側メニュー「マイアプリ」から「+新規接続」をクリック
2.アプリ名を検索してログインに必要な情報を入力し、アプリを登録
GoogleスプレッドシートとMicrosoft Entra IDがマイアプリ一覧に表示されていたら準備完了です!
早速、詳細設定に進みましょう!
ステップ1.アプリトリガーの設定
まずは、アプリトリガー「行が追加されたら」をクリックしましょう。
最初のページでは、事前に連携したアカウントの情報が表示されるので確認しましょう。
問題なければ、そのまま「次へ」をクリックしてください。
続いてのページでは、GoogleスプレッドシートのIDと範囲の設定を行ってください。
<span class="mark-yellow">特に「一意の値が入った列」は必ず一意の値がある列を設定してください。</span>
列内で値が重複していると正しく動かない場合があります。
すべての項目が入力できたら「テスト」をクリックして、エラーの有無を確認しましょう。
テストが成功すると、指定したGoogleスプレッドシートの項目がアウトプットとして反映されます。
<span class="mark-yellow">以下の項目はステップ2の「ユーザーを追加」する際に必要な情報です。下記画像のように、あらかじめGoogleスプレッドシート内に情報を格納してください。</span>
- ログイン名
- 初期パスワード
- ユーザーの氏名
ここまで、問題がなければ「保存する」でトリガーの設定は終了です。
ステップ2.ユーザーを追加
続いて、「ユーザーを追加」をクリックしてください。
最初のページでは、ステップ1と同様にアカウント情報のみを確認して、問題なければ「次へ」をクリックしてください。
2ページ目では、ユーザーを追加するための設定をします。
アウトプットされた情報を活用して、必須項目を入力してください。
「テスト」をクリックしてエラーが出なければ、「保存する」をクリックしてください。
ステップ3.レコードを更新する
それでは最後のステップ「レコードを更新する」に進みましょう。
1ページ目の冒頭はステップ1・ステップ2と同様にアカウント情報が載っています。
その下には、データベース連携の項目があるので、「スプレッドシートID」と「タブ名」を指定して、次へ進みましょう。
次のページでは、レコードを更新するための設定をします。
①の条件に合うレコードの特定の列が、②で設定した値に更新されます。
たとえば、下の画像のように設定すると、Microsoft Entra IDで発行されたユーザーIDが、Googleスプレッドシートの新しく追加された行の「ユーザーID」列に反映されます。
「テスト」をクリックしてエラーが出なければ、「保存する」をクリックしてください。
下記画像のようなポップアップが表示されたら全ての設定が完了です。
トリガーをONにするとフローが実行されます。
その他GoogleスプレッドシートとMicrosoft Entra IDを使った自動化の例
Yoomには、GoogleスプレッドシートとMicrosoft Entra IDを使った多くの自動化事例があります。
ここでは代表的な例をいくつか紹介します。
1.Googleスプレッドシートで行が追加されたらMicrosoft Entra IDでグループにユーザーを追加する
グループにユーザーを自動追加するテンプレートも提供しております。