Microsoft Teamsとテキスト生成の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-08

【ノーコードで実現】AIを活用して文章の校閲作業を自動化する方法

h.hamada

文章を書いた後、誤字脱字や表現のチェックって結構大変です。
特にたくさんの文章を扱うとなると、時間もかかるし、集中力も必要になります。
また、担当者によってチェックの精度が変わったり、うっかりミスを見逃してしまったり…なんてことも。

そんな校閲作業の悩みを解決する手段として、今注目されているのがAIの活用!
AIを使えば、<span class="mark-yellow">スピーディーかつ客観的に文章をチェックでき、作業時間の短縮や品質の安定化につながる</span>はずです。

この記事ではAIを使って日々の校閲作業をもっと楽にする、具体的な自動化の方法をご紹介します。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには「様々なツールで作成・受信した文章をAIで自動校閲し、結果をチャットツールなどに通知する」業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。

今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

AI校閲と様々なアプリを連携させた自動化の方法

例えば、チャットツールでの投稿内容、フォームへの入力内容、データベース上のテキストなどをきっかけに、自動でAIが校閲を行い、その結果を指定のツールに通知する…といったフローをノーコードで構築できます。
ここでは、実際の例をいくつか紹介していきますので、業務に合ったテンプレートを見つけて、すぐに自動化を試してみませんか?

チャットツールの投稿内容をAIで自動校閲する

Microsoft TeamsやDiscordといったチャットツールでの投稿をきっかけに、AIが自動で内容を校閲し、結果を返信するフローです。

社内コミュニケーションでのうっかりミスや不適切な表現を減らすのに役立ち、円滑な情報伝達をサポートします。
普段使っているチャットツール上で手軽に校閲できるのが嬉しいポイントです。

フォームの入力内容をAIで自動校閲する

GoogleフォームやJotformなどで受け付けた入力内容を、送信と同時にAIが校閲して結果を担当者へ通知するフローです。

お問い合わせフォームへの返信文案作成や、申請フォームの内容チェックなどに活用すれば、手動での確認・修正の手間が省け、スピーディーで正確な対応が可能になります。

データベース/CRMサービスのテキスト情報をAIで自動校閲する

Google スプレッドシートやNotionなどのデータベースにテキスト情報が登録・更新されたら、AIが自動で校閲して結果をMicrosoft Teamsなどに通知するフローです。

例えば、顧客への案内文や社内ドキュメントをデータベースで管理している場合、内容の正確性を手軽に保つのに役立ちます。

Microsoft Teamsで送信された内容をAIで校閲するフローを作ってみよう

ここでは、メインテンプレートである「Microsoft Teamsで送信された内容をAIで校閲し、結果を送信する」フローを例に、Yoomでの自動化設定プロセスを簡単にご紹介します。
このフローでは、Microsoft Teamsの特定のチャネルやチャットへの投稿を検知し、その内容をAI(ChatGPTなど)で校閲させ、結果をMicrosoft Teamsチャネルやチャットに返信します。

今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • Microsoft Teamsのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Microsoft Teamsのトリガー設定およびAI校閲・Microsoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まず、Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Microsoft Teamsの連携

1.検索する
検索ボックスにMicrosoft Teamsと入力し、Microsoft Teamsのアイコンをクリックします。

2.アカウントの選択
連携したいアカウントを選択します。
※表示されたアカウント以外を連携したい場合は「別のアカウントを使用」をクリックし、連携したいアカウントでログインしてください。

画面が遷移しますのでパスワードを入力し「サインイン」してください。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

〈注意事項〉
「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートがありますので、まずはこちらをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

1.上記バナーの「詳細を見る」をクリック
2.画面が切り替わったら「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログイン情報を入力してください。
4.下記のようにお使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされるので、OKを押して設定を進めていきます。

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガー設定

1.トリガーの選択
記念すべき最初の設定です!
まずは以下の赤枠をクリックしてください。

2.連携アカウントとアクションを選択
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

3.アプリトリガーのAPI接続設定
ここでは、Microsoft Teamsのどのチャネルへメッセージが投稿されたら、フローのトリガーとするか設定します。
まだ、対象となるMicrosoft Teamsのチームとチャネルを準備していない場合は、このタイミングで作成してください。

今回は、下記のようなチームとチャネルを準備しました。

また、この後のテスト操作のため、チャネルにメッセージが投稿されている必要があります。
今回は、AIで校閲したいため下記のような誤字を含んだメッセージを投稿しました。

Microsoft Teamsの準備が整ったら、Yoom画面に戻り下記項目を入力してください。

  • トリガーの起動間隔:プランによって異なるため、注意してください。特にこだわりがなければ起動時間が一番短いものを選択してください。
    ※料金プランについての詳細はこちらのヘルプページをご覧ください。
  • チームID:入力欄をクリックすると、下記のような候補が表示されます。先ほど作成したMicrosoft Teamsのチームを選択してください。
  • チャネルID:チームID同様、候補からMicrosoft Teamsのチャネルを選択してください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してください。
テストが成功すると、下記のようなアウトプットが表示されます。
先ほどMicrosoft Teamsに投稿したメッセージ内容が反映していればOKです!

「保存する」を選択し次のステップへ進みましょう。

ステップ4:AIによる校閲設定

1.トリガーの選択
以下の赤枠をクリックしてください。

2.アクションを選択
「タイトル」と「アクション」を任意で編集してください。
「アクション」は、デフォルトで「テキストを生成 | 1,000文字以内(5タスク)」が選択されています。
※()内に表記されている消費タスク量にご注意ください。

設定が完了したら、「次へ」をクリックしてください。

2.詳細を設定
ここでは、先ほどMicrosoft Teamsで送信したメッセージを校閲するための指示を設定します。

  • プロンプト:AIに対して校閲の具体的な指示を記載します。
    また、入力欄をクリックすると、下記画像のようにアウトプットが表示されますので、Microsoft Teamsのメッセージ内容を選択しましょう。
    ※アウトプットについて詳しくはこちらをご覧ください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してください。
テストが成功すると、下記のような生成結果が表示されます。

「保存する」を押して次のステップへ進みましょう。

ステップ5:Microsoft Teamsのメッセージ返信設定

1.アクションの選択
以下の赤枠をクリックしてください。

2.連携アカウントとアクションを選択
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、アクションはテンプレート通りのまま「次へ」をクリックして進んでください。

3.API接続設定
ここでは、AIからの校閲結果をMicrosoft Teamsに送信するアクションを設定します。

  • チームID:入力欄をクリックし、ステップ3で設定したMicrosoft Teamsのチームを選択してください。
  • チャネルID:チームID同様、ステップ3と同じものを選択してください。
  • メッセージ:Microsoft Teamsに投稿したいメッセージ内容を入力します。
    下記のように、アウトプットよりAI生成結果を活用しましょう。

その他、メンション情報や添付ファイルの設定が可能ですので、お好みでカスタマイズしてください。
入力が完了したら、「テスト」を実行してください。
テストが成功すると、設定したMicrosoft Teamsのチャネルにメッセージが投稿されるはずです!

下記のように、メッセージが投稿されていればOKです。

最後に、Yoom画面に戻り「保存する」を押して次のステップへ進みましょう。

ステップ6:トリガーをONにして動作確認

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
これですべての設定が完了したので、動作確認をしてみましょう!

テキスト生成のその他の自動化事例

AIによる校閲以外にも、様々な業務自動化が可能です。
ここでは、関連するテンプレート事例をいくつかご紹介します。

指定日時に他ツールからデータを取得し、AIで文章生成後にメールで送信したり、フォームの内容を複数の言語に翻訳したりできます。

まとめ

この記事では、AIを活用して文章の校閲作業を自動化する方法についてご紹介しました。

メールの返信、チャットでのやり取り、資料作成など、日々の業務で文章のチェックが必要な場面は多くあります。時間も手間もかかりますし、ミスが許されないプレッシャーを感じることもあるでしょう。

AIによる校閲自動化は、そんな悩みを解決する有効な手段です。
<span class="mark-yellow">作業時間を短縮できるだけでなく、ヒューマンエラーのリスクを減らし、担当者のスキルに左右されにくい安定した品質が実現</span>するでしょう。

Yoomには、今回ご紹介したMicrosoft Teamsと連携する校閲フローのほかにも、様々なツールとAIを組み合わせた自動化テンプレートがたくさん用意されています!
プログラミングの知識は不要。
画面の指示に従って設定するだけで、誰でも簡単に業務自動化をスタートできます。
校閲作業の効率化はもちろん、AIを使った要約作成やデータ入力など、アイデア次第で活用の幅は広がります。

ぜひYoomのテンプレートを使って、AIによる業務自動化のパワーを実感してみてください。

無料でYoomのアカウントを発行する

この記事を書いた人
h.hamada
保険代理店で営業と事務を8年ほど経験いたしました。 顧客対応を行いながら各支社の業務をとりまとめ、効率化・平準化に取り組んで参りました。 メインの業務を行いながらも会社から定められたツールを使い、入力・管理されているみなさまの業務効率化に貢献できるよう様々なコンテンツを発信して参ります。
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