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【ノーコードで実現】GitLabのプロジェクト作成を自動化する方法

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2025-10-30

【ノーコードで実現】GitLabのプロジェクト作成を自動化する方法

杉山 歩優

GitLabで新しいプロジェクトを作るたびに、毎回手作業で設定や通知をしていませんか?
依頼がいろいろなチャネルから届くと、内容を転記したり、設定を確認したりと細かな作業が増えます。
気づけば、開発以外の対応に時間を取られてしまうこともありますよね。

もし、<span class="mark-yellow">プロジェクト作成依頼フォームが送信された際に、GitLabに新しいプロジェクトを自動で作成し、関係者に通知まで完了する仕組み</span>があれば、確認や連絡の手間が減り、開発チームは次のタスクにすぐ取りかかれるようになるでしょう!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できます。
ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">GitLabのプロジェクトを自動作成する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックしてみてくださいね!

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フォーム送信をトリガーにGitLabのプロジェクトを自動作成するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、フォームにプロジェクト作成依頼が送信されたら、その内容を基にGitLabのプロジェクトを自動で作成し、完了をSlackで通知するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:GitLabSlack

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GitLabとSlackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Yoomフォームのトリガー設定とAI・GitLab・Slackのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GitLabとSlackのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
Slackについては先ほどナビで解説したので省略しますね!

【GitLabのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

これで、マイアプリ登録は完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックします。

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以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:フォームのトリガー設定

最初の設定です!
フォームに回答があった際にフローボットが起動します。
以下の赤枠をクリックしてください。
※詳しい設定方法については以下のリンク先を参照してください。

クリックすると、フォームを作成する画面が表示されます。

ここでは、すでに設定されていますが、フォームのタイトルや質問項目など、自由にカスタマイズも可能です。
プレビューページでは、フォームの完成形を確認できます!

それでは、質問文、質問形式などを自由に設定しましょう!
「プロジェクト名」の部分が質問項目です。

質問形式は、上記の画面では「テキスト」と設定されていますが、プルダウンを開いて表示される項目の中から選ぶことができます。

続いて、「完了ページ」の設定です!
特に変更しない場合はそのままで大丈夫です。今回は、以下のように設定してみました。
※完了ページとは、フォームへの回答が送信されたあとに表示される画面のことです。
「完了メッセージの見出し」と「説明文」をデフォルト設定以外のものに設定したい場合は、赤枠部分をクリックして入力しましょう。

次に、アクセス制限を選択後、共有フォーム利用時のフローボットの起動者を設定しましょう。
今回はフローボットを作成したメンバーにしました。
入力を終えたら、「次へ」をクリックしましょう!


続いて、以下の画面に遷移します。
「回答ページ」や「完了ページ」をクリックすると、回答する際に表示される画面や完了画面のプレビューを確認できます。

次に「取得した値」を、入力しましょう!
ここでは、次のステップで使用するサンプル値を入力してください。
GitLabに追加することを想定して、命名規則に違反しないように設定しましょう。
フロー実行時は、実際の回答内容が使用されます。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

入力を終えたら、「保存する」をクリックします。
以上で、フォームトリガーの設定は完了です!

ステップ4:テキストを生成する設定

以下の赤枠をクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、注意事項を確認しましょう。
赤枠部分の「変更」をクリックすると、「指示可能なプロンプトの文字数」 を変更できます。
詳しくは以下をご確認ください。

詳細設定の画面に遷移したら、AIでテキストを生成する際に使用するプロンプトを設定します。
以下の画像のように、任意で作成した文章と先ほど取得した値を組み合わせて設定してください。
※今回は以下のように設定していますが、プロンプトに「整形後のプロジェクト名にふさわしいリポジトリパスを生成してください。」と記載することで、
GitLabのアクション設定の際に、ここで生成されたリポジトリパスを活用することができます。

設定ができたら、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、取得した値が表示されます。

問題がなければ、「保存する」をクリックしましょう。
これで、AIを用いてテキストを生成する設定は完了です!

ステップ5:テキスト抽出の設定

以下の赤枠をクリックしましょう。
先ほど取得したデータから指定した項目を抽出する設定を行います。

以下の画面が表示されるので、注意事項を確認しましょう。
赤枠部分の「変更」をクリックして、変更することが可能です。
消費するタスク数が異なるのでご注意ください。

詳細設定の画面に遷移したら、「対象のテキスト」を設定します。
以下の画像のように、入力欄をクリックして表示される取得した値を設定してください。

続いて、「抽出したい項目」を設定します。入力欄下の注釈を参照して、設定しましょう。

設定ができたら、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、取得した値が表示されます。最後に「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:GitLabに新規プロジェクトを作成する設定

ここでは、先ほど抽出したデータを活用し、GitLabにプロジェクトを追加する設定を行います。
赤枠部分をクリックしましょう!

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認します。
確認後、「次へ」をクリックしましょう!

次の画面で、必須項目を設定しましょう。

  • 「プロジェクト名」:入力欄をクリックして表示される取得した値から選択してください。
  • 「プロジェクトの説明」:入力欄をクリックして表示される取得した値を引用して設定します。

設定が完了したら、「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功すると取得した値が表示されます。

GitLabの画面に移動し、プロジェクトが作成されたか確認してください。

確認後、Yoomの画面で「保存する」をクリックしましょう!

ステップ7:Slackに通知する設定

いよいよ最後の設定です!
ここでは、GitLabにプロジェクトが追加されたことをSlackに通知する設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

次の画面で、アクションはそのままで、連携するアカウントが間違っていないか確認をします。
「次へ」をクリックし、進みましょう!

続いて、API接続設定の画面で必須項目を設定しましょう!
まずは「投稿先のチャンネルID」を設定します。
下図のように入力欄をクリックして表示される「候補」から選択ができます。

続いて、「メッセージ」を入力します。
入力欄をクリックして表示される取得した値を活用して入力しましょう!
ここでは、以下の画像のように任意で入力した文章と組み合わせて設定できます。

「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したら、取得した値が問題なく表示されているか確認してください。


最後に、Slackに通知ができているか確認しましょう。無事に通知されましたね!

Yoomの画面に戻って「保存する」をクリックします。

以上で、「フォームからGitLabプロジェクトを自動作成しSlackで通知する」フローボットの完成です!お疲れ様でした。

ステップ8:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

GitLabを使ったその他の自動化例

他にもGitLabを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します

Google スプレッドシートやBaserowで新しい行が追加された際にGitLabでプロジェクトを自動生成したり、HubSpotやGitHubなどの外部ツールで更新があったタイミングでプロジェクトを作成したりできます。

さらに、SlackやTelegramのメッセージをトリガーにしたり、Miroのボード作成をきっかけに新しいプロジェクトを立ち上げたりすることもできます。

これらのテンプレートを活用すれば、日々発生する様々な業務を自動化し、担当者がより重要な開発業務に集中できる環境を整えられます。

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まとめ

GitLabのプロジェクト作成を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた申請内容の転記やプロジェクト設定の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、開発チームは依頼から迅速にプロジェクトを開始でき、本来のコア業務である開発作業に集中できる環境が整います!

ノーコードツール「Yoom」を使えば、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:記事内のAI機能(テキスト生成・抽出)は必須のステップですか?

A:必須のステップではありません。
フォームのトリガー設定で取得したデータを活用し、GitLabにプロジェクトを作成するというフローを構築することも可能です。
詳しくは、基本的なフローボットの設定方法をご確認ください。

Q:フォーム以外(例:Slackの投稿)を起点に自動化できますか?

A:はい、可能です。
例えば、Slackだと以下のようなイベントを起点にできます。

他にも、Yoomでは700以上のアプリと連携が可能です。社内でお使いの他のチャットツールをトリガーとして設定することができます。
詳しくは以下をご確認ください。

Q:命名規則違反などでプロジェクト作成が失敗した場合どうなりますか?

A:フローが途中で止まった場合は、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が届きます。
通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することが可能です。
※エラーの対処法は以下をご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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