Google ChatとSalesforceの連携イメージ

【簡単設定】Google ChatのデータをSalesforceに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-08-29

【簡単設定】Google ChatのデータをSalesforceに自動的に連携する方法

k.yokoyama

「Google Chatでのやり取りを、手作業でSalesforceの活動履歴に反映させている…」
「顧客との会話内容をSalesforceに転記していると、入力の漏れやミスが起きてしまう!」
各アプリ間での情報連携に、このような手間を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Google Chatに投稿された内容を自動でSalesforceに記録する仕組み</span>があれば、こうした手作業から解放され、顧客対応や営業活動に集中できる時間を確保できるはずです!

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識がなくても直感的に設定できるため、これまで自動化を諦めていた方でもすぐに実践可能です。
ぜひこの機会に設定方法を学び、日々の業務をさらに効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Google ChatとSalesforceを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックすることで早速スタートできますよ!

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Google ChatとSalesforceを連携してできること

例えば、Google Chatでの特定のメッセージをトリガーにして、Salesforceの活動履歴やレコードを自動で作成・更新するといったことが可能です。
手作業による手間やミスを削減し、スムーズな情報共有を実現しましょう。

具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、ご自身の業務に当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてください!

Google Chatでメッセージが投稿されたらSalesforceに活動履歴を登録する

Google Chatでメッセージが投稿された際、その内容を自動でSalesforceの活動履歴として登録するため、<span class="mark-yellow">顧客とのやり取りの記録漏れを防ぎます。</span>

この連携は、AIや正規表現によってメッセージから必要な情報のみを抽出して登録する処理を含んでおり、ノイズの少ない活動管理が実現できます。

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Google Chatで投稿されたら、Salesforceにレコードを登録する

特定のスペースやチャンネルに投稿されたメッセージをもとに、Salesforceに新しいレコードを自動作成します。

問い合わせ用のスペースなどに投稿された内容をそのままSalesforceのケースとして起票することで、<span class="mark-yellow">対応の初動を早め、機会損失や顧客満足度の低下を防ぐ</span>ことができるわけです。

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Google ChatとSalesforceの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にGoogle ChatとSalesforceを連携したフローを作成する手順を解説します。今回はYoomというノーコードツールを使い、プログラミング不要で設定を進めていきますので、専門知識は一切不要です。

もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Google Chatでメッセージが投稿されたらSalesforceに活動履歴を登録する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下のとおりです。

  • Google ChatとSalesforceのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Google Chatのトリガー設定とSalesforceのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Google ChatとSalesforceのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携し、操作が行えるようにします。
まずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください。

それでは、今回のフローで使用する各アプリとYoomの連携を進めていきましょう。

アプリ一覧画面の右上の検索窓から、Google Chatを検索し、Google Chat(OAuth)を選択します。
※Google Chatの設定方法については、Google Chatでスペースにメッセージを送る方法をご覧ください。

Google Chat(OAuth)を選択したら、「Sign in with Google」をクリックし、次に進みましょう。
Google Chatとの連携はGoogle Workspaceの場合のみ可能です。

Google Chat(OAuth)のマイアプリ登録方法を参考にしながら、Client IDとClient Secretを入力してください。

Client IDとClient Secretを入力すると、アカウントの選択に進みます。
追加アクセスを求められる場合がありますので、内容を確認し、先に進むとマイアプリ登録の完了です。

次は、Salesforceとの連携です。
Salesforceを検索・選択後、必要項目を入力し、「ログイン」をクリックするだけでマイアプリ登録が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックします。

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自動化フローの設定画面(フローボット)が開き、「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックしてください。

※以降、コピーしたフローボットは、管理画面内プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Google Chatのトリガー設定

ここからは、フローの起点となるトリガーアクションの設定です。
一つ目のオペレーションにある、「スペースにメッセージが送信されたら」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目の確認・入力をし、次に進みましょう!

  • タイトル:任意設定
  • トリガーアクション:「スペースにメッセージが送信されたら」を選択

次に、アプリトリガーのAPI接続設定です。
「トリガーの起動間隔」を確認し、「スペースのリソース名」を候補から選択します。

【要確認】トリガーの起動間隔について

  • トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
    ご利用のプランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるため、ご注意ください。
    基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

【要確認】テストを行う際の注意点

  • テストを行う際は、トリガーとなるメッセージが必要です。以下のように、Google Chatでメッセージを送信してみてください。
    また、後のフローでSalesforceのどこに活動履歴を登録するか設定する必要があるため、メッセージには取引先名を明記しておきましょう。

テストが成功すると、以下のように「取得した値が表示されます。
※「取得した値(=アウトプット)」は、後のフローで使用します。

「メッセージ内容」などが正しく反映されているかを確認し、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ4:テキストの抽出設定

Google Chatのメッセージから、Salesforceに追加するテキストの抽出設定をします。
二つ目のオペレーションにある、「テキストからデータを抽出する」をクリックしてください。

続いて、アクションを選択に進みます。
それぞれの内容を確認し、「次へ」をクリックしましょう。
※「変換タイプ」は、「変更する」をクリックして表示されるポップアップ画面で変更可能です。

次に、詳細を設定へ進みます。
以下を参考に、「対象のテキスト」を取得した値から選択してください。
※取得した値を使用することで、毎回最新のメッセージからテキストを抽出できます。

「抽出したい項目」には、Salesforceに連携するものを入力します。

テストを実行し、成功を確認して「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:取引先IDの取得

ここからは、Salesforceに活動履歴を登録するための設定を2つに分けて行います。
活動履歴を登録するにあたって、どの取引先を対象とするのか指定する必要があるため、先ずは取引先のIDを取得しましょう。

三つ目のオペレションにある、「取引先オブジェクトのレコードを検索」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

次に、API接続設定です。
活動履歴を登録したい取引先の「検索フィールド名(この記事では「Name」)」を指定し、「値」は取得した値から選択します。

「マイドメインURL」「取得するフィールド項目」を手動で入力したら、「テスト」をクリックしてください。

取引先ID(OwnerId)が取得できていれば、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:活動履歴の登録

前項で検索したレコード情報に、活動履歴を登録するための設定を行います。
最後のオペレーションにある、「取引先オブジェクトに活動履歴を登録」をクリックしてください。

続いて、連携アカウントとアクションを選択に進みます。各項目を確認し、「次へ」をクリックしましょう。

次に、API接続設定です。
「マイドメインURL」を手動で入力し、「取引先ID」には活動履歴を登録したい取引先のIDを取得した値から設定します。

「コメント」を、取得した値から選択し、必要に応じて任意のテキストを手動で入力してください。
※取得した値を使用することで、毎回最新の情報がSalesforceへ登録されます。

テストを実行し、Salesforceに活動履歴が登録されていれば、設定完了です。
確認後、管理画面の「保存する」をクリックしてください。

ステップ7:トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

最後にトリガーをONにして、作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう。

SalesforceのデータをGoogle Chatに連携したい場合

今回はGoogle ChatからSalesforceへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSalesforceでのアクションを起点としてGoogle Chatに通知を送るような自動化も可能です。

Salesforceでの更新を見逃さず、チーム全体で迅速に情報共有したい場合には、下記のテンプレートも併せてご活用ください。

Salesforceの行動オブジェクトにレコードが登録されたらGoogle Chatに通知する

Salesforceで新しい行動(例:電話、会議、メールなど)が登録されたタイミングで、その概要を指定のGoogle Chatスペースに通知します。<span class="mark-yellow">担当者や関係者はSalesforceを開くことなく活動状況を把握でき</span>、チーム内の情報共有を円滑にします。

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Salesforceの商談フェーズが指定のフェーズになったらGoogle Chatに通知する

Salesforceの商談フェーズが「受注」や「要フォロー」など特定の段階に更新された際、その情報を自動でGoogle Chatに通知する連携です。<span class="mark-yellow">営業チーム全体で商談の進捗を共有し</span>、次のアクションを決定したり、成功事例を共有したりすることが可能になります。

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Google ChatやSalesforceのAPIを使ったその他の自動化例

Google ChatとSalesforce間だけでなく、他の業務アプリケーションとも柔軟に連携できるため、幅広い業務改善に活用できるでしょう。
様々な組み合わせを試して、ご自身の課題にフィットする連携を見つけてください!

Google Chatを使った便利な自動化例

スケジュール調整やファイル共有、課題管理ツールからの進捗報告まで、Google Chatは多方面の業務シーンで活躍します。
外部サービスで発生したアクションを受け取り、ミーティングや議事録を作成するといったことも可能で、組織全体のコミュニケーションの活性化に貢献するでしょう。

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Salesforceを使った便利な自動化例

顧客管理や商談の進捗、スケジュールの連携に加え、チャットツールや請求管理システムとも組み合わせることで、部門間の情報共有が一段と迅速に。
日々のリードや予定の追加も自動化され、商談成立後の流れを円滑に構築できる点が魅力です。

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まとめ

Google ChatとSalesforceの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">手作業を減らし、入力ミスや情報共有の遅れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用すれば、直感的な操作で簡単に構築できますので、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Salesforceのカスタムオブジェクトにも対応していますか?

A:Salesforceのカスタムオブジェクトにも対応しています。
標準の「タスク」や「商談」だけでなく、企業が独自に作成したカスタムオブジェクトにもレコードを追加することが可能です。詳細はSalesforce:アプリトリガーでカスタム項目を取得する方法をご覧ください。

Q:この連携に必要なYoomの料金プランと費用感を教えてください。

A:Salesforceは、有料のチームプランから利用できるアプリです。
チームプランは24,000円/月から利用でき、連携を導入するためにかかる費用は他にありません。フローボットの利用頻度が多い場合は、さらに上のサクセスプラン48,000円/月もあります。フローボットの利用頻度や求めるサポートなどに応じて料金プランを選択ください。
※2025年8月27日時点の料金です。

Q:連携が失敗した際のエラー通知や再実行の仕組みはありますか?

A:自動化フローでエラーが発生した場合、フローボット内でエラーとして記録されます。
通知設定をしておくとメールなどで自動通知されますが、自動での再実行(リトライ)は行われないため、エラー発生時は手動で再実行が必要です。認証切れなどが原因の場合は、マイアプリから「削除→再接続」で復旧可能です。詳しくはエラー時の対応方法についてをご覧ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.yokoyama
コンテンツSEOディレクターとして7年間、現場の第一線で記事を作成してきました。その経験から、「こんなこと、もっと早く知りたかった!」と思っていただけるような、すぐに役立つ実践的なノウハウをお届けします。 今や、様々なツールやAIを誰もが使う時代。だからこそ、「何を選び、どう活用すれば一番効率的なのか」を知っているかどうかが、大きな差を生みます。 このブログでは、特に「Yoom」というツールの魅力を最大限にお伝えしながら、あなたの業務を効率化する分かりやすいヒントを発信していきます!
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