ZendeskとGitLabの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-28

【簡単設定】ZendeskのデータをGitLabに自動的に連携する方法

t.aizawa

「Zendeskに届いた顧客からの問い合わせを、開発チームが使っているGitLabにイシューとして登録したい!」
「カスタマーサポートと開発チーム間の情報連携を、毎回手作業でコピペして行っていて手間がかかるし、ミスも怖い…」
日々の業務でZendeskとGitLabをお使いの方の中には、このような手作業でのデータ連携に限界を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もし、<span class="mark-yellow">Zendeskのチケット情報を基に、GitLabのイシューを自動で作成する仕組み</span>があれば、こうした情報連携の手間や転記ミスといった悩みから解放され、より迅速で正確なチーム間連携を実現し、本来注力すべきコア業務に集中できる時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、すぐに業務を効率化できるので、ぜひこの機会に導入して、日々の作業をもっと楽にしていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ZendeskとGitLabを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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ZendeskとGitLabを連携してできること

ZendeskとGitLabのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた二つのツール間の情報共有を自動化できます。
例えば、Zendeskに新しいチケットが作成された際に、その内容を自動でGitLabにイシューとして登録することが可能になり、手作業による転記の手間やミスをなくし、チーム間の連携をスムーズにします。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。
アカウント登録(30秒で完了)後、「試してみる」をクリックするだけで、すぐにでもZendeskとGitLabの連携を実際に体験できますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Zendeskにチケットが作成されたら、GitLabにイシューを作成する

カスタマーサポートがZendeskで受けたバグ報告や機能要望などのチケットを、開発チームが利用するGitLabへ手動で転記する作業は、時間がかかるだけでなく、情報の伝達漏れや遅延の原因にもなりかねません。

この連携を利用すれば、Zendeskに新しいチケットが作成されると<span class="mark-yellow">その内容がGitLabにイシューとして自動で作成される</span>ため、開発チームへの情報共有が迅速かつ正確に行われ、問題解決までのスピードを向上させることができます。

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Zendeskで特定条件に合うチケットが作成されたら、GitLabにイシューを作成する

すべてのZendeskチケットをGitLabに連携すると、かえって情報過多になり、重要なイシューが埋もれてしまうことがあります。

このテンプレートでは、「バグ」や「緊急」といった特定のタグがついたチケットや、特定の優先度のチケットのみを絞り込み、<span class="mark-yellow">条件に合致するものだけをGitLabにイシューとして自動で起票</span>します。

これにより、開発チームは本当に対応が必要なタスクに集中でき、効率的な開発サイクルを維持することが可能になります。

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ZendeskとGitLabの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にZendeskとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでZendeskとGitLabの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Zendeskにチケットが作成されたら、GitLabにイシューを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • ZendeskとGitLabをマイアプリに連携する
  • テンプレートをコピーする
  • アプリトリガー、GitLabと連携してイシューを作成する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了
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ステップ1:ZendeskとGitLabをマイアプリに連携する

まず、自動化に必要なZendeskとGitLabをYoomに連携させるため「マイアプリ登録」を行います。
画面の指示に従って各サービスのアカウント情報を入力し、連携を許可するだけで、ツール間の連携が可能になりますよ!

Zendesk

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。
マイアプリの新規接続一覧の中から、Zendeskをクリックします。

(2)「Zendeskの新規登録」画面から、赤枠を確認の上、アカウント名、メールアドレス、APIトークンを入力し、「追加」をクリックします。

※Zendeskは、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。
また、有料プラン(チームプラン・サクセスプラン)には2週間の無料トライアルがあります。
トライアル期間中なら、普段は制限されている[アプリ名]も問題なくお試しいただけます。
ぜひこの機会にいろいろと体験してみてくださいね!

GitLab

(1)次にGitLabの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧からGitLabをクリックします。
GitLabのログイン画面から、メールアドレス、パスワードを入力し、「サインインする」をクリックします。

クリックすると、連携するアカウントのメールアドレスに認証コードが届きます。
届いたメールを確認し、認証コードを入力しましょう。

連携が完了するとYoomのマイアプリにZendeskとGitLabが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次は、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローの作成に入ります!
Yoomのテンプレートを利用することで簡単に業務の自動化を実現できます。
まずは、下記テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。

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コピーすると下の画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう!

ステップ3:アプリトリガーの設定

(1)Zendeskと連携して、新しいチケットが作成された際の設定を行っていきましょう!
アプリトリガーの「新しいチケットが作成されたら」をクリックします。

(2)「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Zendeskと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「新しいチケットが作成されたら」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
※起動間隔はご利用プランによって異なりますので、ご注意ください。
基本的には最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします!

下へ進み、赤線を確認の上、サブドメインを入力します。
テストをする前にZendeskでテスト用のチケットを作成しましょう!
完了したら「テスト」をクリックします。

「取得した値」にZendeskの情報が反映されればテスト成功です。
※下の画像は取得した値は反映されていない状態です。
「取得した値ってなんだろう?」と思った方は下のサイトをご参照ください!

アウトプットについて

「保存する」をクリックし、次の工程に進みましょう!

ステップ4:GitLabと連携し、イシューを作成する

(1)次に、GitLabと連携して、イシューを作成します!
「イシューを作成」をクリックします。

(2)「連携アカウントとアクションを選択」画面から、GitLabと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「イシューを作成」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、プロジェクトIDを候補から選択します。

下へ進み、課題のタイトルと説明に先ほど取得した値を使うことで、都度変更することなくZendeskの情報を引用できます。

入力が完了したら「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、GitLabにイシューが作成されます!

テストが成功したら「保存する」をクリックします。

ステップ5:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。

実際にフローボットを起動して、Zendeskにチケットが作成されたら、GitLabにイシューが作成されているかを確認してみてくださいね!

GitLabのデータをZendeskに連携したい場合

今回はZendeskからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitLabでのイベントをトリガーにZendeskへ情報を連携したい場合もあるかと思います。
Yoomではそうした逆方向の連携も可能ですので、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

GitLabにイシューが作成されたら、Zendeskにチケットを作成する

開発チームがGitLabでユーザーに影響のあるイシューを作成した際、その情報がカスタマーサポートチームに迅速に伝わらないと、問い合わせ対応の準備が遅れてしまう可能性があります。

この連携では、GitLabで新しいイシューが作成されると、<span class="mark-yellow">自動でZendeskにチケットを起票し、関連情報を共有</span>します。

これにより、サポートチームは開発の動きをすぐに把握し、顧客対応の準備を進めることができます。

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GitLabで特定条件に合うイシューが作成されたら、Zendeskにチケットを作成する

開発チームが起票するすべてのイシューが、必ずしもカスタマーサポートの対応を必要とするわけではありません。

このテンプレートを使えば、「顧客影響あり」や「要周知」といった特定のラベルが付いたイシューのみを抽出し、<span class="mark-yellow">条件に合うものだけをZendeskにチケットとして連携</span>できます。

サポートチームは対応が必要な案件だけを効率的に把握し、情報のノイズを減らすことが可能になります。

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ZendeskやGitLabを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、ZendeskやGitLabのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Zendeskを使った自動化例

チケット作成・更新時にチャットツールへの自動通知やデータ追加を実現します。
また、他ヘルプデスクシステムとのチケット同期や、チャットツールやフォームからの投稿内容に基づいたヘルプデスクチケットの自動作成も可能です。
これにより、人的ミスのリスクを低減し、顧客対応の迅速化と情報管理の正確性を高められそうです。

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GitLabを使った自動化例

複数のリポジトリ間での課題の自動同期を実現します。
また、タスクや課題の作成をトリガーとした外部データベースへのデータ追加、進捗更新時のチャットツールへの自動通知も可能です。
さらに、フォームからの情報で課題を自動作成したり、異なる開発管理システム間で課題を同期したりもできます。
これにより、開発プロジェクトの情報連携と進捗管理を効率化させましょう。

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まとめ

ZendeskとGitLabの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたカスタマーサポートと開発チーム間の情報転記作業をなくし、ヒューマンエラーを根本から防ぐことができます。</span>

これにより、チケット情報が迅速かつ正確に共有され、問題の早期発見と解決につながるだけでなく、担当者は単純な転記作業から解放され、顧客対応の品質向上や開発業務といった、より付加価値の高いコア業務に集中できる環境が整いやすくなるはず。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を利用すれば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もしZendeskとGitLabの連携をはじめとする業務自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
t.aizawa
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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