TrelloとFreshdeskの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-13

【簡単設定】TrelloのデータをFreshdeskに自動的に連携する方法

y.matsumoto

「Trelloで管理している開発タスクを、お客様への回答のためにFreshdeskに手入力している…」
「Freshdeskに来た問い合わせをTrelloのカードとして作成しているが、二重入力の手間や転記ミスが気になる…」
TrelloとFreshdeskを併用している方の中には、このような手作業でのデータ連携に課題を感じている方も多いのではないでしょうか。

もし、<span class="mark-yellow">Trelloのカード作成をトリガーにFreshdeskのチケットを自動で作成したり、その逆の連携を自動化する仕組み</span>があれば、これらの面倒な作業を減らせるかもしれません。

その結果、より迅速で正確な顧客対応やタスク管理といった本来注力すべき業務に時間を使うことができるようになるでしょう。

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識がなくても設定できるため、どなたでも簡単にTrelloとFreshdeskの連携を実現できます。
ぜひこの機会に、日々の定型業務を自動化して、作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomでは<span class="mark-yellow">TrelloとFreshdeskを連携するためのテンプレート</span>をご用意しています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

[[210974]]

TrelloとFreshdeskを連携してできること

TrelloとFreshdeskのAPIを連携すれば、これまで手動で行っていた双方のアプリケーション間での情報共有を自動化できます。
例えば、Trelloで作成したタスクカードの情報を基にFreshdeskのチケットを自動で作成したり、特定の条件に合致するカードのみを連携させたりすることが可能です。
これにより、部門間の連携がスムーズになり、対応漏れや情報伝達の遅れを防ぎます。

気になる自動化例があれば、ぜひクリックしてみてください!

Trelloでカードが作成されたらFreshdeskにチケットを作成する

Trelloボードに新しいタスクカードが作成されると、その情報を自動でFreshdeskに連携され、新しいチケットとして作成できるフローです。

<span class="mark-yellow">開発チームからカスタマーサポート部門への依頼漏れや、情報伝達の遅れをなくし、迅速な顧客対応を実現します。</span>

[[210974]]

Trelloで特定条件に合うカードが作成されたら、Freshdeskにチケットを作成する

Trelloで「要対応」といった特定のラベルが付いたカードや、特定のリストに移動されたカードのみを対象としてFreshdeskにチケットを自動作成できるフローです。

<span class="mark-yellow">不要な通知を防ぎ、必要な情報だけを的確に共有できるため、サポートチームの業務を効率化します。</span>

[[247569]]

TrelloとFreshdeskの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にTrelloとFreshdeskを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでTrelloとFreshdeskの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Trelloでカードが作成されたらFreshdeskにチケットを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • TrelloとFreshdeskのマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピーする
  • Trelloのトリガー設定とFreshdeskのアクション設定
  • トリガーをONにして、フローが起動するかを確認する
[[210974]]

ステップ1:TrelloとFreshdeskのマイアプリ連携

1.Trelloの登録方法

Yoomにログインすると、左側に表示されるマイアプリを選択します。
「+新規接続」ボタンが表示されるので、クリックしTrelloと検索してください。


表示された画面で、アカウント名とアクセストークンを入力してください。
入力出来たら「追加」をクリックし連携完了です!
※参照:Trelloのアカウント名とアクセストークンの取得方法詳細は、こちらをご確認ください。

2.Freshdeskの登録方法

先ほどのマイアプリ画面に戻り、今度はFreshdeskを検索してください。

下記画面が表示されたら、「アカウント名(自由に設定してOKです)」と注釈を確認しながら「APIキー」を入力してください。
入力できたら、「追加」をクリックし連携完了です!

ステップ2:テンプレートのコピー

ここからは、フローの作成に進みましょう!
Yoomで用意しているテンプレートを活用しますので、以下のテンプレートページを開いてください。
移行したページで、 「このテンプレートを試してみる」 ボタンをクリックしましょう。

[[210974]]

コピーが完了すると、確認画面が表示されるので 「OK」 ボタンを押して設定をスタートしてください!

ステップ3:カードが新たに作成されたら起動するTrelloのトリガー設定

自動化フローが動き出すタイミングとなる操作を、Yoomでは「トリガー」と呼んでいます。
まず最初に、Trelloのトリガー設定を行っていきましょう!

タイトルを任意で設定し、Trelloと連携しているアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」をクリックしてください。


Trelloのユーザー名を入力します。
Trelloのプロフィールから取得し入力しましょう。

プロフィール画面から確認できます。

続いて使用したいボードIDを設定します。
枠内をクリックすると、候補が表示されるので選択してください。

「テスト」ボタンを押し、「テスト成功」と表示されたら次のページに進みましょう。

次のページでは、 トリガーの動作テストを行います!
先ほど設定したTrelloのボードを開き、テスト用のカードを登録しましょう。
(Freshdeskにチケットを追加する際、アドレスが必須になるため、タスクの説明欄にテストで使用する架空のアドレスを入力してください。)

今回は例として、このように設定してみました!

テスト用のカードを作成できたらYoomの画面に戻りましょう。
「テスト」ボタンをクリックします。

先ほどTrelloで作成したカードの情報が取得した値(アウトプット)に表示されるので、誤りが無いか確認できたら設定を保存してください。
※取得した値アウトプット)についての説明は、こちらをご確認ください。

ステップ4:Trelloのカードの情報を取得する

次に、作成されたカードの詳細な情報を取得するアクションを設定しましょう!

次に表示される画面も、自動で設定されます。
タイトルを任意で設定し、連携アカウントとアクション内容を確認したら次のページに進みましょう。


ステップ3と同じボードIDを設定しましょう。
先ほどカードが追加されたTrelloのボードにアクセスすると、URLから取得することが可能です。

カードIDはデフォルトで設定されているので、そのままにしましょう!
このように設定することで、新しいカードが追加された際に内容を自動で取得することができます。

ここまで設定できたら、テストを実行しましょう。
前のステップよりも取得した値(アウトプット)が増えているのが確認できますね。

ステップ5:Trelloのカードからデータを抽出する

続いて、Trelloのカードから、説明欄に記載したメールアドレスを抽出するための設定を行っていきます!

タイトルは自由に変更できます。
変換タイプの「変更する」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、任意の変換タイプを選択しましょう。
変換したい文字数によって使用するタスク量が変化するので、その点はご注意ください。
※タスクに関するカウント方法などはこちらをご参照ください。

設定できたら、「次へ」ボタンをクリックします。

今回は、Trelloのカードの説明に記載したメールアドレスを取得したいため、下記画像の通り対象のテキストを設定しています。

抽出したい項目は「アドレス」と入力します。

設定ができたら、テストを実行しましょう。
テストが成功すると、取得した値にアドレスが表示されます。
正しくアドレスが抽出できているのを確認できたら「保存する」ボタンをクリックしてください。

ステップ6:Freshdeskにコンタクトを作成する

最後に取得した値を利用し、Freshdeskでコンタクトを作成するための設定を行います!

下記画面も初期設定済みのため確認後「次へ」をクリックします。

FreshdeskのURLを確認し、ドメインを入力しましょう。

件名は下記画面のように設定されています。
このように設定することで、Trelloに新しいカードが追加されたら「カード名」を取得し、Freshdeskの件名に自動で反映することが可能です。

メールは、先ほどカードの説明から取得した「アドレス」を自動で取得できるように設定されているので確認しましょう。

入力ができたら「テスト」をクリックし、実際にFreshdeskで、コンタクトが作成できているか確認しましょう。

確認後、「保存する」をクリックします。

ステップ7:トリガーをONにする

最後に「トリガーをON」にしましょう。
これで、「Trelloでカードが作成されたらFreshdeskにチケットを作成する」フローの完成です!
早速フローの動作確認をしてみましょう。

Freshdesk のデータを Trello に連携したい場合

ここまでは、TrelloからFreshdeskへデータを連携する方法をご紹介しました。
逆にFreshdeskからTrelloへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
顧客からの問い合わせを起点に、開発タスクを自動で生成するといったフローを構築できます。

Freshdeskでチケットが作成されたら、Trelloにカードを追加する

Freshdeskにチケットが作成されると、その内容を基にTrelloボードに新しいカードを自動で追加できるフローです。
<span class="mark-yellow">サポートチームと開発チーム間の情報共有がシームレスになり、迅速な課題解決につながります。</span>

問い合わせ内容を手動で転記する必要がなくなり、対応の初動を早めることができるでしょう。

[[247560]]

Freshdeskで特定条件に合うチケットが作成されたら、Trelloにカードを追加する

Freshdeskで「緊急」や「バグ報告」といった特定のタグが付いたチケットのみを抽出し、Trelloにカードとして自動作成できるフローです。
<span class="mark-yellow">開発チームは重要度の高い課題に素早く着手でき、対応の優先順位付けが容易になります。</span>

[[247564]]

TrelloやFreshdeskを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、TrelloやFreshdeskのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!"

Trelloを使った自動化例

新規カードが作成されたら、その情報をチャットツールに通知したり、スプレッドシートに自動連携したりすることが可能です。
また、メールの受信内容からカードを自動作成したり、他のプロジェクト管理ツールで課題が追加されたらカードを自動作成したりすることも可能です。
これにより、手作業による情報転記の手間を削減し、チームの情報共有を効率化できます。

[[90951,208548,207098,72073,149556]]

Freshdeskを使った自動化例

新規カードが作成されたら、その情報をチャットツールに通知したり、スプレッドシートに自動連携したりすることが可能です。
また、メールの受信内容からカードを自動作成したり、他のプロジェクト管理ツールで課題が追加されたらカードを自動作成したりすることも可能です。
手作業による情報転記の手間を削減し、チームの情報共有を効率化しましょう

[[181512,181429,261679,209231,178622]]

まとめ

TrelloとFreshdeskの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた両ツール間のデータ転記作業の手間を減らせます。</span>

これにより、開発チームとカスタマーサポートチーム間の情報共有が迅速かつ正確に行われ、担当者はより素早く状況を把握できるでしょう。
本来注力すべきタスク管理や顧客対応といったコア業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したようなノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、簡単に自動化を実現できます!
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して業務の効率化を体験してみてください。

よくあるご質問

Q:この連携はYoomの無料プランでできますか?

A:TrelloとFreshdeskの連携は、Yoomのフリープランで利用できるアプリです。
Yoomには「フリープラン」のほかに有料プランがあり、各プランごとに利用可能な機能や毎月の無料タスク数・無料ライセンス数が異なります。
詳しい機能比較や料金プランについては、こちらのヘルプページをご参照ください。

Q:連携はリアルタイムで実行されますか?

A:はい、Webhookを利用したトリガーで設定しているためリアルタイムで実行されます。
トリガー発生からアクション実行までのタイムラグが無いため、顧客対応の迅速化を実現できますよ。

Q:Slackなど他のツールも組み合わせた連携は可能ですか?

A:はい、他のツールも組み合わせた連携ができます。
例えば、FreshdeskのチケットをTrelloでカード化し、さらに担当部署のSlackにも通知することなどもできますよ。
用途に合わせてフローの後続に設定してみてください。

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
タグ
Trello
Freshdesk
自動化
自動
連携
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる