GitLabとAsanaの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-12

【ノーコードで実現】GitLabのデータをAsanaに自動的に連携する方法

a.sugiyama

「GitLabで管理しているイシューを、Asanaのタスクに手動で転記している…」
「開発チームとプロジェクト管理チームで使っているツールが違い、情報連携に手間がかかって抜け漏れが心配…」

このように、GitLabとAsanaを併用する中で、手作業によるデータ連携に非効率さや課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">GitLabにイシューが作成されたら、その内容を自動でAsanaのタスクとして追加する仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、開発とプロジェクト管理の連携をスムーズにし、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、これまで自動化を諦めていた方でもすぐに実践可能です。
ぜひこの機会に導入して、日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">GitLabとAsanaを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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GitLabとAsanaを連携してできること

GitLabとAsanaのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた二つのツール間の情報共有を完全に自動化できます。
例えば、GitLabに新しいイシューが登録された際に、その情報を基にAsanaへ自動でタスクを作成する、といったことが可能になります。

これにより、面倒なコピー&ペースト作業や、それに伴う入力ミス、そして情報伝達の遅れといった課題をまとめて解決できます。
以下に具体的な自動化の例をご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

GitLabにイシューが作成されたら、Asanaにタスクを追加する

GitLabで新しいイシューが作成されるたびに、その内容が自動でAsanaにタスクとして追加されるため、<span class="mark-yellow">開発チームとプロジェクト管理チーム間の情報伝達が即座に行われ、タスクの対応漏れや認識齟齬を防ぎます。</span>
このフローは、手動での二重入力をなくし、チーム間の連携をシームレスにするシンプルな構成です。

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GitLabで特定条件に合うイシューが作成されたら、Asanaにタスクを追加する

GitLabで作成されたイシューのうち、「バグ」や「緊急」といった特定のラベルが付いたものだけを抽出し、Asanaにタスクとして追加することができます。
このフローにより、<span class="mark-yellow">本当に対応が必要な重要度の高い情報だけをAsana上で共有できるため、不要な通知に煩わされることなく、効率的にタスク管理を行えます。</span>

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GitLabとAsanaの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGitLabとAsanaを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGitLabとAsanaの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「GitLabにイシューが作成されたら、Asanaにタスクを追加する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • GitLabとAsanaをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • GitLabのトリガー設定およびAsanaのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GitLabとAsanaをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、Yoom上で操作が行えるようにしていきます。

【GitLabのマイアプリ連携】

Yoomにログインし、Yoomの画面左側の「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「新規接続」を選択します。


検索窓にGitLabと入力し、選択します。

GitLabを選択すると下記の画面が表示されます。
連携させたいGitLabの「ユーザー名またはメインのメールアドレス」と「パスワード」を入力し、「サインインする」をクリックしましょう。

認証コードを入力し、「メールアドレスを確認する」をクリックします。

以上で、GitLabのマイアプリ連携が完了です。

【Asanaのマイアプリ連携】

先ほどと同様に「マイアプリ→新規接続」をクリックしましょう。
検索窓にAsanaと入力し、選択します。

Asanaに登録しているメールアドレスを入力し、「続行」をクリックします。

次の画面でパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

以上でAsanaのマイアプリ連携は完了です!次のステップに進みましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

これからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、まずはこちらをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。
※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」から確認できます。

ステップ3:GitLabのトリガー設定

最初の設定です。
これから「GitLabにイシューが作成されたら、Asanaにタスクを追加する」フローを設定していきます!
まずは、以下の赤枠をクリックしてください。

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認します。
アクションは「イシューが作成されたら」を設定したら、次の画面に進みましょう!

次の画面で、必須項目を入力します。

  • 「トリガーの起動間隔」:5分・10分・15分・30分・60分から選択。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
    プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。
  • 「プロジェクトID」:入力欄をクリックして表示される候補から選択します。

テストをする前に、GitLabでイシューを作成します。作成後、Yoomの画面に戻り「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功すると、GitLabから取得した内容がアウトプットに表示されます。
ここで取得したアウトプットを、後のアクションで利用します。
アウトプットについて | Yoomヘルプセンター

問題がなければ、「保存」をクリックしましょう。これで、トリガー設定が完了です!

ステップ4:Asanaにタスクを追加する設定

最後の設定です!赤枠部分をクリックしましょう!

次の画面で、タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報が合っているか確認をします。
アクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。

次の画面で、必須項目を設定していきましょう!

  • 「タスク名」:入力欄をクリックして表示されるアウトプットを引用して設定してください。
  •  「プロジェクトID」:入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
  • 「セクションID」:こちらも同様に候補から選択してください。
  • 「タスクの説明」:入力欄をクリックして表示されるアウトプットを引用して設定しましょう。
    ※必須項目ではないので、設定は任意です。

設定が完了したら「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したらAsanaの画面に移り、タスクが作成されたかを確認してください。最後に「保存する」をクリックします。

以上で、「GitLabにイシューが作成されたら、Asanaにタスクを追加する」フローの完成です。お疲れ様でした!

ステップ5:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

AsanaのデータをGitLabに連携したい場合

今回はGitLabからAsanaへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にAsanaからGitLabへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
プロジェクト管理側で起票されたタスクを開発チームにスムーズに連携したい、といったニーズに応えることができます。

Asanaのプロジェクトにタスクが追加されたら、GitLabにイシューを作成する

Asanaで管理されているタスクから、開発が必要なものをGitLabのイシューとして自動で起票したい場合に便利な連携です。
このフローによって、<span class="mark-yellow">プロジェクト管理側で決定した要件や修正依頼を、開発チームに迅速かつ正確に連携し、開発着手までのリードタイムを短縮できます。</span>

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Asanaのプロジェクトに特定条件に合うタスクが追加されたら、GitLabにイシューを作成する

Asanaのタスクに「要開発」や「至急」といった特定のラベルが付与されたり、特定のセクションに追加されたりした場合にのみ、GitLabにイシューを作成することができます。これにより、<span class="mark-yellow">開発チームは本当に対応が必要なタスクだけに集中でき、無駄なコミュニケーションコストの削減にも繋がります。</span>

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GitLabやAsanaのAPIを使ったその他の自動化例

GitLabやAsanaのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

GitLabを使った自動化例

Google スプレッドシートに行が追加されたらGitLabの課題を自動で作成したり、GitHubのIssueをGitLabのIssueに自動同期したりできます。また、GitLabでIssueが更新されたらSlackやMicrosoft Teamsに通知したり、GitLabのIssueが作成されたらTrelloにカードを作成したりといった自動化も可能です。

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Asanaを使った自動化例

Asanaでタスクが登録されたらCanvaにフォルダを作成したり、Salesforceの新規リード情報をAsanaにタスクとして自動登録したりできます。また、Asanaでタスクが更新されたらNotionの情報を更新したり、Asanaで特定のプロジェクトのタスクが完了したら、Google Driveの関連ファイルを移動したりすることも可能です。さらに、Zendeskでチケットが作成されたら、DeepSeekで分析しAsanaに追加するといった自動化も行えます。

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まとめ

GitLabとAsanaの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたイシューとタスク間のデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを根本から防ぐことができます。</span>

これにより、開発の進捗とタスク管理がリアルタイムで同期され、チーム全体の業務がよりスムーズに進むだけでなく、担当者は情報連携の遅れや漏れを心配することなく、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もしGitLabとAsanaの連携自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:双方向でのステータス同期は可能ですか?

A:はい!「AsanaのデータをGitLabに連携したい場合」でご紹介したように、AsanaからGitLab方向へのフローを新たに設定することで双方向での同期が可能です。

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法は?

A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。まずは通知内容を確認し、設定の修正が必要な場合はYoomヘルプページを参照してください。

それでも解決しない場合は、こちらをご確認してください。

Q:セキュリティはどのように担保されていますか?

A:YoomはOAth2.0など標準的な認証方式を採用しており、各連携サービスと安全に接続できます。アクセス権限はユーザー自身で管理でき、必要な範囲に限定して付与されます。データの取り扱いも暗号化されており、安心して業務に活用できます。また、プロプラン・サクセスプランではSAML認証によるSSOも可能です。Yoomを安心してお使いいただくための機能についてはこちらも併せてご参照ください。

この記事を書いた人
a.sugiyama
これまでの業務経験を通じて「もっと効率的に進められたら…」と感じたことを活かし、役立つコンテンツをお届けします。 Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるよう、わかりやすく発信していきます!
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