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「OneDriveとDropbox、両方使っているけどファイルの同期が面倒…」
「バックアップのために手動でOneDriveからDropboxへファイルをコピーしているけど、時間がかかるしたまに忘れてしまう…」
このように、複数のクラウドストレージ間でのファイル管理に手間や煩わしさを感じていませんか?
もし<span class="mark-yellow">OneDriveに新しいファイルが追加された際、自動でDropboxにも同じファイルを保存する仕組み</span>があればこうした日々の面倒な作業から解放されますね。ファイル管理のミスを防いで、より創造的で重要な業務に集中する貴重な時間を生み出すことができます。
今回ご紹介する自動化フローは、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に設定できる方法を使います。これまで自動化に触れたことがない方でもすぐ実践可能ですので、ぜひこの機会に導入して日々の業務を効率化しましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">OneDriveとDropboxを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方は以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!
OneDriveとDropboxのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていたファイル転送やフォルダ作成といった定型業務を自動化できます。
これにより作業時間を大幅に短縮し、アップロード漏れやファイル間違いなどのヒューマンエラーを防ぐことができるでしょう。
ここでは具体的な自動化例をいくつかご紹介します。ご自身の業務に近いものや解決したい課題に合うものがあれば、ぜひクリックして詳細を確認してみてください。
OneDriveの特定フォルダにファイルが格納されたら、そのファイルを自動でDropboxの指定フォルダにも格納するフローです。
<span class="mark-yellow">手動でのファイルコピーやバックアップ作業が不要になり、常に両方のストレージ間でファイルが同期された状態を保てます。</span>また、特定の条件に合致するファイルのみを連携させるような分岐処理もできるため、柔軟なファイル管理が実現します。
OneDriveで新しいプロジェクトフォルダなどが作成された際、自動でDropboxにも同じ名前のフォルダを作成するフローです。
<span class="mark-yellow">両ストレージのフォルダ構成を手動で合わせる手間をなくし、管理の煩雑さを解消</span>します。特にチームで複数のストレージを使い分けている場合に、一貫性のあるファイル管理体制を簡単に構築できますね。
それでは実際に、OneDriveとDropboxを連携させた自動化フローを作成してみましょう。
ここでは、専門的な知識がなくても直感的に操作できるノーコードツールYoomを使って設定を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は、OneDriveに格納されたファイルをDropboxにも格納するフローを作成していきます。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。
まずは、連携の流れを動画で確認しましょう。「始める」から吹き出しをひとつずつクリックしていくだけで、マイアプリ連携の流れがわかります!
ではさっそく、OneDriveを検索してください。
こちらはMicrosoftアカウントにログインするだけで連携完了です。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、
一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
同様にDropboxを検索してください。
お使いのアカウントを選択、またはメールアドレスを入力し「続行」をクリックします。
パスワードを入力し「ログイン」をクリックしましょう。
「許可」をクリックするとDropboxのマイアプリ連携が完了します。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。
はじめに、OneDriveのフォルダ内でファイルをアップロードしておきましょう。
今回は例として「経理」フォルダを作成し、請求書のPDFファイルを追加しました。
準備できたらYoomの設定画面に戻り「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」をクリック。
タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」のまま「次へ」をクリックします。
アプリトリガーのAPI接続設定という画面が表示されるので、まずトリガーの起動間隔をプルダウンから選択してください。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
次にドライブIDを候補から選択しましょう。
最後にフォルダIDを選択してください。
フォルダ名の欄に該当のキーワード(今回でいうと「経理」)を入力すると、フォルダIDの候補が絞られます。
設定が完了したらテストしましょう。
成功したら保存してください。ここで取得したアウトプットの値は次のステップで活用できます。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけます。
後続の処理に進むかどうか判別する設定をします。「分岐する|作成・更新の判別」をクリック。
まず、分岐対象の取得した値を設定します。
オペレーションは「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」、取得した値は「作成日時」のままで大丈夫です。
次に分岐条件を設定しましょう。今回は、取得した値(作成日時)が最終更新日時と等しい場合に次のステップに進むよう設定しています。
つまり、ファイルが新規作成された場合という意味です。
条件は「+ 分岐条件を追加」から最大5個まで設定できます。
設定が完了したら保存してください。
ステップ3のトリガーで取得した情報をもとに、ファイルをダウンロードします。
「ファイルをダウンロード」をクリックしましょう。
ステップ3と同様、アクションは「ファイルをダウンロード」のまま「次へ」をクリック。
API接続設定画面に移るので、ドライブIDを候補から選択してください。
ファイルのアイテムIDには「アイテムID」のアウトプットが予め設定されているので、そのままテストしましょう。
成功したら保存してください。ファイルがダウンロードされました!
「ダウンロード」からファイルの内容を確認することもできます。
先ほどダウンロードしたファイルをDropboxに格納します。
こちらも、ファイルを格納するためのフォルダを用意しておきましょう。例としてOneDriveと同じく「経理」フォルダを作成しました。
用意できたらYoomの設定画面に戻り「ファイルをアップロード」をクリック。
これまでのステップと同様、アクションは「ファイルをアップロード」のまま「次へ」をクリックします。
API接続設定に移るので、まず任意でフォルダのパスを入力してください。
今回でいうと「/経理」です。
ファイル名・ファイルの添付方法・ファイルは予め設定されている通りで大丈夫なので、そのままテストしましょう。
成功したら保存してください。
OneDriveのフォルダがDropboxにも格納されました!
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。
以上が、OneDriveに格納されたファイルをDropboxにも格納する方法でした!
今回はOneDriveからDropboxへデータ連携する方法をご紹介しましたが、逆にDropboxからOneDriveへデータ連携したい場合もあるかと思います。
その際は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。
Dropboxの特定フォルダにファイルがアップロードされたら、OneDriveの指定フォルダにも自動で同じファイルを格納するフローです。
Dropboxをメインのファイル投入口として利用しつつ、<span class="mark-yellow">全社的なバックアップ先や公式な保管場所として指定されているOneDriveへ自動で集約する</span>といった場合に非常に役立ちます。
Dropboxにファイルがアップロードされた後、Slackやメールで担当者に承認依頼を送り、承認された場合にのみOneDriveにファイルを保存するフローです。
<span class="mark-yellow">不要なファイルや確認前のファイルが公式ストレージに保存されるのを防ぎ、セキュリティとガバナンスを強化</span>できます。人の判断を自動化のプロセスに組み込むことで、より安全で確実なファイル管理体制を構築できるでしょう。
ちょっとした作業でも、自動化すれば毎日の業務がぐっと効率的になります。ここではOneDriveやDropboxを使った便利な自動化例をご紹介します。
OneDriveを使えば、メールや契約書、フォームで受け取ったデータを整理しやすくなります。さらに他のアプリと組み合わせることで、ファイルの保管やフォルダ作成を自動化でき、手作業の負担を減らせます。
こうした仕組みは、情報の見落としや管理ミスを防ぎ、業務の効率化につながります。
Dropboxはファイル共有や保存だけでなく、他のツールと組み合わせることでより幅広い活用が可能です。フォームやメールで届いたファイルを自動で保存したり、アップロードしたデータをOCRで読み取って管理ツールに追加するなど、日常的な作業をスマートに変えられます。
業務の効率化と情報整理に役立つ仕組みを取り入れてみましょう。
OneDriveとDropboxを連携させることで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたファイル同期の手間を削減し、アップロード漏れやファイル間違いといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより担当者は面倒なルーティンワークから解放され、ファイルのバージョン管理に悩むこともなくなりますね。結果として本来注力すべきコア業務に集中する環境が整います。
今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールYoomを活用することで、プログラミングの知識がない方でも画面の指示に従って操作するだけで簡単に設定可能です。もしファイル管理の自動化に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらから無料登録してYoomが実現する業務効率化の世界を体験してみてください。
Q:片方のストレージでファイルを削除した場合、もう片方でも自動で削除されますか?
A:一度ファイルが追加された後は、片方のストレージでファイルを削除してももう片方のストレージではそのまま維持されます。
Q:連携が失敗する原因は何ですか?
A:マイアプリ連携がうまくいっていない、値を正しく取得できていないなどの原因が考えられます。エラーの対応方法についてはこちらをご参照ください。
Q:双方向での同期は可能ですか?
A:「DropboxのデータをOneDriveに連携したい場合」でご紹介したように、DropboxからOneDrive方向へのフローを新たに設定することで双方向での同期が可能です。