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「会議の録音データを文字起こしするのが大変…」
「インタビューの音声を聞き返しながらテキストにまとめる作業に時間がかかりすぎる…」
このように、音声データを手作業でテキスト化する業務に、多くの時間と労力を費やしていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">ストレージに音声ファイルをアップロードするだけで自動的に文字起こしを行い、議事録やメモとしてドキュメントに記録できる仕組み</span>があれば、分析や次のアクションプランの策定といった、より創造的な業務に集中する時間を確保できます!
今回ご紹介する自動化は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">音声ファイルを自動で文字起こしする業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
それではここから代表的な例として、OneDriveに音声ファイルがアップロードされたら、自動で文字起こしを行い、その結果を新規Googleドキュメントに追加するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:OneDrive
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
こちらのナビで紹介しているGoogle スプレッドシートを参考に、Googleドキュメントのマイアプリ連携をしてください。
OneDriveの連携
以下の手順をご参照ください。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
以下の「試してみる」をクリックしましょう。
以下の画面が表示されたらテンプレートのコピーが完了です。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます。OKを押して設定を進めていきましょう。

以下の画面で、「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」をクリックします。

連携アカウントとアクションを選択します。
アクションはデフォルトで入力されている状態のままで進めます。
アカウント情報は、マイアプリ連携の際に設定したものになっているか確認してください。
すべて入力できたら「次へ」をクリックしましょう。

トリガーの起動間隔を設定しましょう。
5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
ご利用のプランによって設定できる最短の間隔が異なるので、料金プランを事前に確認しておきましょう。
どれにするか迷っている場合は、まず一番短い時間で試してみるのがおすすめです。

ドライブIDを入力します。
入力欄をクリックすると選択肢が表示されますので、候補の中から選びましょう。

注釈を参考にし、フォルダ名を入力します。

フォルダIDを入力しましょう。
入力欄をクリックすると表示される候補の中から、連携に使用するフォルダを選びます。

この後に行う連携テストで使用する音声ファイルを、OneDriveで先ほど指定したフォルダにアップロードしておきましょう。
今回は以下のファイルをアップロードしました。

準備ができたら、テストを実行してみましょう。
テストが成功したら「取得した値」が表示されます。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
最後に「完了」をクリックし、アプリトリガーの設定完了です!

次に、ファイルの作成日時と更新日時が一致する場合のみ後続の処理に進むよう条件を設定しましょう。
赤枠の「コマンドオペレーション」をクリック。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。
無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。

分岐条件を指定し、ファイルの作成日時と更新日時が一致する場合のみ後続の処理に進むように設定しましょう。
このように設定することで、更新されたファイルでなく新しくアップロードされたファイルのみを検知して、次のフローに進むことが出来ます。
オペレーション・取得した値どちらもデフォルトのまま進めましょう。

分岐条件もデフォルトのままで問題ないので、このまま進めます。
設定できたら「完了」をクリックして、次の設定をしましょう。

次に、OneDriveからファイルをダウンロードするアクションの設定を進めていきましょう。
赤枠の「ファイルをダウンロード」をクリックします。
※ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は「ファイルの容量制限について」をご参照ください。

連携アカウントとアクションは、先ほどと同様に確認して次へ進んでください。

ドライブIDを入力します。
前のステップで選んだドライブIDを、候補の中から選びましょう。

ファイルのアイテムIDを入力します。
表示される選択肢の「取得した値」から選びましょう。
取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。

すべて入力できたらテストを実行してみましょう。
テストが成功したら「完了」をクリックして次へ進みます。

次に、音声文字起こし機能で、ダウンロードしたファイルを処理する設定を進めていきましょう。
赤枠の「音声文字起こし」をクリックします。
※OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

音声ファイルの指定方法を選択します。
今回はデフォルトのままで問題ありません。

音声ファイルの言語を選択します。
今回は日本語の音声なので下記のように設定しました。

AIモデルを選択します。
今回はデフォルトで選択されているElevenLabsのまま進めていきます。

すべて入力できたらテストを実行してみましょう。
テストが成功したら「完了」をクリックして次へ進みます。

次に、文字起こししたテキストを追加するためにGoogleドキュメントで新しいドキュメントを作成するアクションの設定を進めていきましょう。
赤枠の「新しいドキュメントを作成する」をクリックします。

連携アカウントとアクションは、先ほどと同様に確認して次へ進んでください。

ドキュメントのタイトルを設定します。
タイトルはOneDriveから取得した値のほか、手動入力も組み合わせることでカスタマイズが可能です。

すべて入力できたらテストを実行してみましょう。
テストが成功したら「完了」をクリックして次に進みます。

次に、作成したGoogleドキュメントの文末に、文字起こししたテキストを追加するアクションの設定を進めていきましょう。
赤枠の「文末にテキストを追加」をクリックします。
※オペレーション数が5つを越えるフローボットを作成する際は、ミニプラン以上のプランで設定可能です。
フリープランの場合はフローボットが起動しないため、ご注意ください。

連携アカウントとアクションは、先ほどと同様に確認して次へ進んでください。

ドキュメントIDを指定します。
「新しいドキュメントを作成する」のアクション設定で取得した値の中から選びましょう。

追加するテキストを設定します。
「音声文字起こし」のアクション設定で取得した値の中から選びましょう。

すべて入力できたらテストを実行してみましょう。
テストが成功すると、作成したドキュメントに文字起こししたテキストが追加されていますので、確認してみてください。

確認できたら、Yoomの画面に戻り「完了」をクリックします。

お疲れさまでした!以上で設定はすべて完了です。
設定が終わると、以下のような画面が表示されるはずです。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが起動します。

以上ですべての設定が完了です!
今回ご紹介した連携以外でも、OneDriveのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
例えば、GoogleフォームやOutlookをトリガーとして、音声ファイルをMP3に変換したり、OneDriveにアップロードされた音声データを自動的に文字起こししてMicrosoft ExcelやNotionに追加することができます。
業務の効率化を図り、手動作業を減らしたい方に最適です。
音声ファイルの文字起こし作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた議事録作成やインタビューのテキスト化にかかる時間と手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>
これにより、会議やインタビューの内容を迅速に関係者へ共有でき、次のアクションへスムーズに移行できる体制が整うでしょう!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:対応する音声ファイルの形式や時間に制限はありますか?
A:最大90分までの音声ファイルの文字起こしが可能です。
ただし、音声の長さによって消費するタスク数が変動しますのでご注意ください。
また、文字起こしに対応している拡張子は以下のとおりです。
対応拡張子:mp3, mp4, mpeg, mpga, m4a, wav, webm
詳しくは「音声データを文字起こしする」の設定方法もご参照ください。
Q:日本語以外の言語(英語など)の音声も文字起こしできますか?
A:はい、可能です。
以下の通り、日本語以外の多言語の音声データ文字起こしも可能です。
運用内容に合わせてお好きにカスタマイズしてください。

Q:連携が途中で失敗したらどうなりますか?
A:Yoomでは進行していたフローボットがエラーとなり、停止された場合にワークスペース発行時に登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
また、アクション設定時の「テスト」ボタンでもエラーがあれば内容が表示されます。
詳しくはエラー時の対応方法についてをご確認ください。
それでも解決しない場合は、下記よりお問い合わせください。

