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【ノーコードで実現】Google Driveの音声ファイルを自動で文字起こしする方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-09

【ノーコードで実現】Google Driveの音声ファイルを自動で文字起こしする方法

m.chisaka

とにかく早く試したい方へ

Yoomには「Google Driveに音声データがアップロードされたら、自動で文字起こしして他のツールへ連携する」業務フローのテンプレートが用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

「会議の音声ファイル、あとで聞き直すのも手間だし、結局文字起こしも後回しになってしまう…」
「録音したインタビューをチームに共有したいけど、テキストにする作業が大変…」

そんな悩みを抱えている方にぴったりなのが、Google Driveと音声文字起こしを組み合わせた自動化です。たとえば、Google Driveに音声ファイルをアップロードするだけで、自動で文字起こしが実行されて、Google スプレッドシートに記録することや、SlackやDiscordなどのコミュニケーションツールに共有することができます。面倒な作業をすべて自動で行ってくれるので、業務効率をあげたいと考えている方におすすめです。

この記事では、Google Driveの音声ファイルを自動で文字起こしする方法を画像付きで分かりやすく解説します。興味のある方はぜひ最後までご覧ください!

Google Driveと音声文字起こしを組み合わせた様々な自動化の方法

Google Driveに音声ファイルがアップロードされるのをきっかけに、自動で文字起こしを行い、その結果を普段使っている様々なツールへスムーズに連携させることができます。ここでは、具体的な例をいくつか紹介していきます。業務に合ったテンプレートを見つけて、すぐに自動化を試してみませんか?

文字起こし結果をデータベースや表計算ソフトに自動で追加する

Google Driveに保存された会議の音声やインタビューデータから自動で文字起こしを行い、そのテキストデータをGoogle スプレッドシートやNotionといったデータベースや表計算ソフトに自動で整理・追加します。
これにより、議事録や記録の管理が楽になり、後からの検索や参照も容易になるため、手作業での転記ミスや整理の手間を削減できます。

文字起こし結果をチャットツールに自動で通知する

Google Driveにアップロードされた音声ファイルを文字起こしした後、その内容をSlackやDiscordなどのビジネスチャットツールへ自動で通知します。
会議の内容をチームメンバーに素早く共有したり、重要な発言をすぐに確認したりするのに便利で、情報共有のスピードアップやコミュニケーションの活性化にもつながります。

文字起こし結果をメールで自動送信する

Google Driveにある音声ファイルから文字起こしを行い、完了したらそのテキストデータを指定したメールアドレスへGmailやOutlookを使って自動で送信します。
文字起こし結果を関係者にメールで共有したり、個人的な記録としてメールボックスに残しておきたい場合に役立ち、共有の手間を省き情報を届けることができます。

Google Driveの音声ファイルを文字起こししてGoogle スプレッドシートに追加するフローを作ってみよう

ここでは、Yoomを使って「Google Driveに音声データがアップロードされたら、文字起こしして、Google スプレッドシートに追加する」自動化フローの作成手順を解説します。

このフローを使えば、コーディング不要で議事録作成などの手間がかかる作業を効率化できるので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  •  Google DriveとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Google Driveのトリガー設定と文字起こし設定、Google スプレッドシートのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

【注意点】
・音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください!

ステップ1:Google DriveとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

Google DriveとYoomの連携方法

Google スプレッドシートのマイアプリ登録方法はナビ内でご紹介しているため、ここからはGoogle Driveのマイアプリ登録方法を解説します。
Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。
検索ボックスに連携する「Google Drive」と入力しましょう。

Google Driveのアプリを検索するとログインページが表示されます。
「Sign in with Google」をクリックします。

連携したいアカウントを選択します。


Yoomとの共有に関する画面が表示されたら内容を確認の上「次へ」を押します。

アクセス権限付与の画面が表示されたら、内容を確認し「続行」をクリックします。
これで、Google Driveのマイアプリ連携が完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 下のバナーの「試してみる」を押す。
  2. 移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
  3. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。
    ※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。

テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。

ステップ3:Google Driveのトリガー設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
(※テンプレートをコピー後、すぐに設定する場合はテンプレートを開く必要はありません。設定を中断した場合は「マイプロジェクト」から開いて再開しましょう!)

  1. アプリトリガー(Google Driveアプリ)を開く

「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Google Driveと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「トリガーアクション」:「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」を選択

  1. アプリトリガーのAPI接続設定をする

「トリガーの起動間隔」を5分・10分・15分・30分・60分から選択します。
早めにGoogle スプレッドシートへ追加したい場合は、短い間隔で設定しましょう!
プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意ください。

次に「フォルダID」を選択します。
入力欄をクリックすると、フォルダの一覧が表示されるためその中から選ぶと簡単です!
(今回はテスト用にフォルダを準備したので一緒に連携してみましょう!)

入力が完了したら、実際に音声データをフォルダ内に保存します。
その上で「テスト」を押しましょう。
※ダウンロード可能なファイルのサイズはこちらをご確認ください。


テストに成功すると取得した値として、音声ファイルがアウトプットされるので確認できたら「保存する」をクリックしましょう。
※アウトプットの詳しい説明はこちらをご確認ください。

ステップ4:Google Drive内のファイルをダウンロード

  1. Google Driveアプリを開く

「ファイルをダウンロードする」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Google Driveと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ファイルをダウンロードする」を選択

  1. APIの接続設定をする

文字起こしをしたい音声ファイルの「ファイルID」を候補から選びます。
選び終わったら「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功して、ファイルデータが取得できればOKです!
「保存する」をクリックします。

ステップ5:AI機能で文字起こし

  1. 音声データを文字起こしする

「音声データを文字起こしする」をクリックします。

  1. アクションを選択する

「タイトル」は必要に応じて変更し、「アクション」をクリックします。

アクションのうち「音声文字起こし」を選択します。
動画の長さに合わせて赤枠内の3種類から選ぶことができ、それぞれ消費するタスク数が異なるので注意してください!
※プランごとのタスク数は料金プランをご確認ください。

  1. 詳細設定をする

「ファイルの添付方法」は「取得した値を使用」を選ぶと、ステップ4で取得した値を活用することができます。

「言語」を選んだら「テストを押しましょう。

テストに成功すると、実際に音声を文字起こしした内容が表示されるので確認できたら「保存する」をクリックします。
(テスト用で私が録音した言葉がバッチリ表示されています!)

ステップ6:Google スプレッドシートのアクション設定

  1. Google スプレッドシートアプリを開く

「レコードを追加する」をクリックします。

  1. データベースの連携をする

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「実行アクション」:「レコードを追加する」を選択

次に、追加先のGoogle スプレッドシートの情報を入力していきます。
テスト用に画像のようなシートを準備しました!

「スプレッドシートID」と「タブ名」は候補から選択可能です。

「テーブル範囲」はGoogle スプレッドシートに合わせて入力します。

  1. データベース操作の詳細設定をする

「次へ」を押すと、Google スプレッドシートの項目が表示されます。
ステップ3〜5で取得した値を活用して「追加するレコードの値」を入力しましょう。
【取得した値の活用方法例】
①入力欄をクリックして「取得した値」を表示
②「音声データを文字起こしする」をクリック
③「解析結果」を選択

入力が完了したら「テスト」を押して、Google スプレッドシートにデータが追加されていればテスト成功です!
「保存する」をクリックしましょう。

ステップ7:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しくフローボットが起動するか動作確認をしましょう。
設定、お疲れ様でした!

以上が、Google Driveに音声データがアップロードされたら、文字起こしして、Google スプレッドシートに追加するための連携手順になります!

Google DriveのAPIを使ったその他の自動化例

Google DriveのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Google Driveを使った自動化例

Salesforceで取引先が登録されたらGoogle Driveに自動でフォルダを作成したり、DocuSignで締結が完了した書類をGoogle Driveに保存したりできます。さらに、Zoomミーティング終了後の録画ファイルをGoogle Driveに格納したり、Google Driveにファイルが作成された際にGoogle Chatで自動通知を送ることも可能です。

まとめ

この記事では、「Google Driveの音声ファイルを自動で文字起こしする方法」について、プログラミング不要で実現する具体的な手順をご紹介しました。
Google Driveに保存された音声データを活用した文字起こしの自動化は、議事録作成やインタビュー記録の効率化に役立つだけでなく、情報共有のスピードアップや作業ミスの防止にも効果的です。
<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介した文字起こしの自動化以外にも、様々な業務を効率化するためのテンプレートが豊富に用意されています。</span>スケジュール管理、チャット通知、データベース連携など、業務フローに合わせた自動化が簡単に実現できる点も魅力です。

「音声データの管理に手間がかかっている」「議事録作成をもっとスムーズにしたい」「チームへの情報共有をスピードアップしたい」と感じている方は、ぜひYoomのテンプレートを活用した自動化を検討してみてください。特別なスキルは不要で、すぐに始めることができますよ!

まずはテンプレートを試して、業務が一気にラクになる感覚を体験してみませんか?
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関連記事:Google Driveに格納されたPDFのテキストを自動抽出!Slack共有まで完了できる方法をご紹介!

よくあるご質問

Q:対応している音声ファイルの形式や言語は?

A:対応している音声ファイルの形式はmp3, mp4, mpeg, mpga, m4a, wav, webmです。
言語は現在日本語、英語に対応しております。

Q:スプレッドシートへの出力内容は変えられますか?

A:はい、可能です。
ファイル名や作成日時など「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」の項目で取得した値も出力内容として設定できます。

Q:文字起こしの具体的なコストを知りたいです。

A:30分の日本語文字起こしであれば25タスク、60分は50タスク、90分は75タスク必要です。詳しくはこちらをご覧ください。
有料プランとなりますが、チームプランであれば月10,000タスク、サクセスプランであれば月30,000タスクがプラン料金内で使用できます。詳しくはこちらをご覧ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
m.chisaka
メガバンクや市役所など、10年間事務職として勤務してきました。経費事務や日程調整など、日々の「ちょっとした手間」に直面した経験から、Yoomを活用した事務作業を少しでも楽にするアイデアや具体的な活用法を発信しています。
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