TrelloとGoogleカレンダーの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/12

【ノーコードで実現】TrelloのタスクデータをGoogleカレンダーに自動的に連携する方法

s.ougitani

Trelloでタスクを管理し、Google カレンダーでスケジュールを管理している方の中には、「タスクの予定をカレンダーにも登録したいけれど、毎回手作業で入力するのが大変…」と感じている方も多いのではないでしょうか。タスクとスケジュールが別々に管理されていると、予定の登録漏れや、チーム間での認識違いが生じることもあります。

<span class="mark-yellow">そこで、本記事ではTrelloとGoogle カレンダーのデータ連携を活用し、タスクの予定登録を自動化する方法をご紹介します。</span>ノーコードツールのYoomを使えば、プログラミングの専門知識がなくても、TrelloのカードデータをGoogle カレンダーに連携することができます。
これにより、業務の効率化やスケジュール管理の精度向上が期待できます!

TrelloとGoogle カレンダーを活用したデータ連携で、よりスムーズなタスク管理を実現する方法を詳しく見ていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にTrelloとGoogleカレンダーの連携が可能です。
YoomにはあらかじめTrelloとGoogleカレンダーを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

TrelloとGoogleカレンダーを連携してできること

TrelloとGoogle カレンダーのAPIを連携すれば、TrelloのデータをGoogle カレンダーに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

Trelloのカードが特定のリストに移動されたら、Googleカレンダーに予定を登録する

Trelloでタスク管理を行い、Googleカレンダーに予定を集約している方におすすめのフローです。
手動で追加する手間を省けます。

Trelloでカードが作成されたら、Googleカレンダーに予定を作成する

このフローを活用すれば、タスクの期日などをGoogleカレンダーで管理できるため、予定を可視化できるため、業務の効率化が期待できます。

TrelloとGoogleカレンダーの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にTrelloとGoogleカレンダーを連携したフローを作成してみましょう!

ノーコードツールYoomを使用して、TrelloとGoogleカレンダーの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は「Trelloのカードが特定のリストに移動されたら、Googleカレンダーに予定を登録する」フローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • TrelloとGoogleカレンダーをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Trelloのトリガー設定およびGoogleカレンダーのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:TrelloとGoogleカレンダーのマイアプリ登録しよう

フローボットを設定する前に、Yoomに各アプリを連携する作業を行います。

Trelloのマイアプリ登録手順

Yoomにログインしたら、マイアプリを選択し、新規接続をクリックしましょう。

アプリ一覧で、検索窓を活用し、Trelloをクリックしましょう。

アカウント名、アクセストークン、APIキーを設定し追加をクリックします。

これでTrelloのマイアプリ登録ができました。
Trelloの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらを確認してみましょう。

Google カレンダーの設定手順

次にGoogle カレンダーのマイアプリ登録をしましょう。
先ほどと同様に、マイアプリ→新規接続の順でクリックしてください。

アプリ一覧でGoogle カレンダーをクリックしましょう。

「Sign in with Google」をクリックします。

連携したいアカウントを選択します。

次へをクリックしてください。

続行を選択しましょう。

これでGoogleカレンダーのマイアプリ登録が完了しました。

ステップ2:テンプレートをコピーしよう

Yoomでははじめからフローボットを作成することも可能ですが、ここではより簡単に設定ができるテンプレートを使って作成する手順をご紹介します。
それでは下のバナーをクリックしてください。

「このテンプレートを試す」を選択します。

「OK」をクリックしましょう。

これでテンプレートのコピーができました。
コピーしたテンプレートはYoomのマイプロジェクトに保存されています。

ステップ3:Trelloのトリガー設定をしよう

下準備ができたら、フローボットの設定に進みましょう。
コピーしたテンプレートの「カードが新たに作成されたら」をクリックしてください。

連携アカウントとアクションを選択

タイトルは事前に入力されていますが、変更できます。

Trelloと連携するアカウント情報は、マイアプリ登録したアカウントが紐づけられていますので確認しましょう。
トリガーアクションは「カードが新たに作成されたら」に設定されていることを確認し次へをクリックします。

アプリトリガーのAPI接続設定

APIキー、APIアクセストークン、ユーザー名を入力しましょう。

APIキーとAPIキーはこちらから取得できます。

Trelloにログインした状態でアクセスします。左に表示されている「APIキー」をクリックし、取得しましょう。

赤枠内がAPIキーです。
「手動でトークンを生成する」と記載されている箇所をクリックしてAPIトークンを取得しましょう。

ボードIDは候補から選択します。
設定後、テストを実行し、テスト成功と表示されたら次へをクリックしましょう。

Trelloで新しいカードを作成し、テストをすると、Trelloの情報がアウトプットとして取得できます。
アウトプットについてはこちらを参考にしてください。

ここまでできたら、保存してください。

ステップ4:分岐を設定をしよう

次に「コマンドオペレーション」をクリックしましょう。

分岐条件を指定

※分岐はミニプラン以上のプランで利用できる機能です。フリープランの場合は設定しているフローボットはエラーになるので、ご注意ください。有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことができ、期間中には分岐機能を使用することができます。

タイトル「コマンドオペレーション」は変更可能です。
分岐対象のアウトプットのオペレーションは「カードが新たに作成されたら」、アウトプット名は「リスト名」と設定します。
トリガー設定で取得したアウトプット「リスト名」を分岐の条件として使用するという指示になります。

分岐の条件は、「値と等しい」を選択し、リスト名は設定した値(明日までにすること、など)と一致したら、Googleカレンダーに登録するようにします。

このように設定すると、<span class="mark-yellow">アウトプット「リスト名」の中に「明日までにすること」というワードが含まれるもののみが分岐対象になり、次のフローに進むことになります。</span>

設定したら「保存する」をクリックして、分岐の設定は完了です。

ステップ5:Trelloで情報を取得する設定

次に「カードの情報を取得」をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択

タイトルは変更できます。
Trelloと連携するアカウント情報を確認します。
アクションは「カードの情報を取得」に設定していることを確認し、次へをクリックしましょう。

API接続設定

キー、トークン、ボードIDは注釈を確認しながら設定しましょう。

カードIDはTrelloのトリガーで設定したカード名を候補から選択しましょう。

設定したら、テストを実行しTrelloの情報が取得できたら保存しましょう。

ステップ6:データを操作・変換する

次に「日付・日時形式の変換」をクリックしましょう。

操作条件の設定

タイトルは変更できます。
変換対象の日付・日時は「カードの情報を取得」のアウトプットから「期限」を選択しましょう。
アウトプットを使用すると{{●●}}のような形式で表示されます。

変換対象の日付・日時形式と変換後の日付・日時形式は添付画像のように設定しましょう。
設定したら、テストをクリックしましょう。

変換後の値が取得できたら、保存してください。

ステップ7:Googleカレンダーで予定を作成する設定

いよいよ最後の設定ステップです!
「予定を作成」をクリックして設定を完成させましょう。

連携アカウントとアクションを選択

タイトルは変更できます。
Googleカレンダーと連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは「予定を作成」と設定されていることを確認し、次へをクリックします。

API接続設定

カレンダーIDを設定します。
予定のタイトルは、「カード情報を取得」のアウトプットから「カード名」を選択しましょう。

予定の開始時間と終了時間を設定します。

予定の終了日は「日付・日時形式の変換」で取得した値をアウトプットから選択しましょう。
設定したら、テストをクリックしましょう。

Googleカレンダーに予定を登録できたら保存してください。

保存後、トリガーをONにして動作をチェックしましょう。

これでフローボットの設定ができました。

GoogleカレンダーのデータをTrelloに連携したい場合 

今回はTrelloからGoogleカレンダーへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGoogleカレンダーからtrelloへのデータ連携を実施することが可能です。
下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Googleカレンダーで新規予定が作成されたら、Trelloにカードを作成する

Googleカレンダーに登録した予定を、手動でTrelloに追加している方におすすめのフローです。

TrelloやGoogle カレンダーを使ったその他の自動化例

TrelloとGoogle カレンダーの連携以外にも、これらのアプリを活用して業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあれば、ぜひこちらもお試しください!

Trelloを使った便利な自動化例

Trelloのタスク情報をメールで送信したり、他ツールの情報をTrelloに追加することが可能です。自動化できれば、業務をスムーズに進められそうです。

Google カレンダーを使った便利な自動化例

フォームの回答情報をGoogleカレンダーに追加したり、Googleカレンダーの予定をもとにコンタクト情報を更新することができます。

終わりに

TrelloとGoogle カレンダーの連携を自動化することで、タスク管理やスケジュール調整の手間を大幅に減らせます。手作業での入力ミスや登録漏れを防ぎ、よりスムーズに仕事を進められるのが大きな魅力です!

今回ご紹介した方法は、ノーコードで簡単に設定できるので、プログラミングの知識に自信がなくても安心してください。特に、チームでのタスク共有を効率化したい方にはおすすめです。

Yoomを活用すれば、TrelloとGoogle カレンダーの連携だけでなく、さまざまなツールの自動化も可能になります。まずは無料登録して、便利なワークフローを試してみてください!

この記事を書いた人
s.ougitani
人材会社で営業とCAを約5年担当した後、エンジニアの採用を行っている会社で求人広告やスカウト文章の作成などのお仕事に携わってきました。 Yoomの「事務作業を自動化する」という画期的なサービスに魅力を感じています。 少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できるように執筆していきたいです。
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