ノーコードで簡単！Trelloのカード作成をSlackに自動通知する手順を解説

今回ご紹介したフローは、Trelloでカードが新たに作成されたら、TrelloのAPIを利用して受け取り、Slackの提供するAPIを用いて、Slackのチャンネルにメッセージを送ることで実現可能です。
一般的にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます！

フローのおおまかな流れは以下の通りです。

• TrelloとSlackのマイアプリ連携
• テンプレートをコピー
• Trelloでトリガー設定後、Slackでアクションを設定
• トリガーをON

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録してください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:TrelloとSlackのマイアプリ連携

1.Trelloの登録方法

上記画面の通り、マイアプリ→+新規接続の順でクリックし、Trelloを検索しましょう。

アカウント名・アクセストークン・APIキーを入力し、「追加」をクリックしてください。
※設定方法の詳細はこちらをご参照ください。

これで、Trelloのマイアプリ連携が完了します。

2. Slackの登録方法
先ほど同様に「新規接続」をクリックし、Slackを検索してください。

プルダウンからチャンネルを指定したら、「許可する」をクリックしてください。
※設定方法の詳細はSlackのマイアプリ連携の方法をご確認ください。

これで、Slackのマイアプリ連携が完了します。

‍ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認できたら、下記テンプレートの「このテンプレートを試してみる」というアイコンをクリックしましょう！

テンプレートがコピーされるので、「OK」をクリックします。

ステップ3:Trelloでカードが新たに作成されたら起動するトリガーの設定

まずは、「カードが新たに作成されたら」という項目をクリックしましょう。

上記の画面が表示されたら、設定を確認してください。
問題なければ、「次へ」をクリックします。

APIキー・APIトークン・ユーザー名・ボードIDは、枠外の注釈を参考に設定してく
ださい。
設定が完了したら、テストをおこない「次へ」をクリックしましょう。

今度は、Trelloの画面に移り、Trelloでテスト用のカードを作成してください。

テストをクリックし成功したら、アウトプットが取得されます。
問題が無いか確認できたら設定を保存しましょう。

ステップ4:Slackのチャンネルにメッセージを送る

次に、「チャンネルにメッセージを送る」という項目を設定していきましょう。

上記の画面が表示されたら、設定を確認してください。
問題なければ、「次へ」をクリックします。

投稿先のチャンネルIDは、枠内をクリックし候補から選択してください。

メッセージは上記画面のように設定されています。
このように設定することで、Trelloでカードが作成されたら「カードが追加されたボード名」「カードが追加されたリスト名」「追加されたカード名」を自動で取得し、Slackのメッセージに引用できます。

設定が完了したらテスト後、「保存する」をクリックします。

ステップ5:トリガーをONにする

最後に、「トリガーをON」にしてフローを起動させましょう。
これで「Trelloでカードが作成されたら、Slackに通知する」フローの完成です！

さらに自動化するには

先ほど作成したフローをさらに自動化し、Google スプレッドシートにレコードを追加する方法を設定してみましょう！

「チャンネルにメッセージを送る」項目の下にある「+」マークをクリックしてください。

アプリを選択できるので、Google スプレッドシートと検索しましょう。
レコードを追加するアクションを設定することで、Trelloのカード情報をデータベース化できるため、過去のカードの情報も確認しやすくなりますよ！

Trelloでカードが作成後、Backlogに課題を追加しSlackに通知する方法

ここからは、先ほど作成したフローと類似の自動化フローをご紹介します！
まずは、Trelloでカードが作成後、Backlogに課題を追加しSlackに通知する自動化フローの設定方法をご紹介します。

下記テンプレートをコピーして使用しましょう。

「カードが新たに作成されたら」と「チャンネルにメッセージを送る」という項目は先述のフローと同じステップになるので、説明を割愛します。

赤枠部分の「課題の追加」という項目の設定方法を見ていきましょう。

上記の画面が表示されたら、設定を確認してください。
問題なければ、「次へ」をクリックします。

課題の件名は、上記画像のように設定します。
その他の必須項目は、枠外の注釈を参考に設定してください。

テストを行い、設定を保存したら完成です！

Slackでメッセージが投稿されたらTrelloにカードを登録する方法

続いて、Slackでメッセージが投稿されたらTrelloにカードを登録する方法について解説します！

下記テンプレートをコピーしましょう。

赤枠部分の「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックしてください。

上記の画面が表示されたら、設定を確認してください。
問題なければ、「次へ」をクリックします。

トリガーの起動間隔を5分/10分/15分/30分/60分から選択可能です。
※トリガーの起動間隔はプランによって選択できない場合がありますのでご注意ください。

Slackでテスト用のメッセージを送信しましょう。

続いて、「新しいカードを作成」をクリックして設定します。

上記の画面が表示されたら、設定を確認してください。
問題なければ、「次へ」をクリックします。

タイトルは、上記画面の通り設定してください。

期日と説明も同様に設定します。

設定が完了したらテストをおこないましょう。
設定を保存できたら完成です！

Trelloを使ったその他の自動化例

ここからは、Trelloを使った連携フローを3つご紹介していきます！
こちらもぜひご活用ください。

1. Trelloでカードが登録されたらSalesforceに自動で追加するフローです。
このフローを活用すると、情報入力の手間が削減でき、作業効率の向上が期待できます。
また、この自動化によりプロジェクトの進捗管理が効率化され、重要なタスクの見逃しを削減できます。

‍2. SalesforceでToDoオブジェクトが登録されたらTrelloに自動で追加するフローです。
このフローを活用することで、Trelloに自動で情報を追加できるためToDo情報を一元管理することが可能です。
担当者別や期日別のToDo数などを可視化できることで、業務効率の改善やボトルネックの特定に役立てることが期待できます。

3.Trelloが起動したらGoogleスプレッドシートにtrelloの情報を自動で追加するフローです。
このフローを活用すると、データを入力する手間を省けて、業務を円滑に進めることが期待できます。
自動的にGoogleスプレッドシートにレコードを追加できるので情報管理の抜けや漏れをなくすことができるかもしれません。

まとめ

今回ご紹介した方法を活用し、Trelloで新たにカードが作成されたら、Slackに自動通知する仕組みを構築する方法をご紹介しました。
この方法を活用すると、チームの情報共有が円滑になり、タスクの見落としを防ぐことが期待できます。
さらに、TrelloとBacklogを連携することで、新しいカードを課題として自動登録できるフローや、SlackのメッセージをトリガーにしてTrelloにカードを自動追加する方法など、
さまざまな業務を自動化できるので、さらに作業効率を向上できます！

Yoomでは、もともと作成されているフローボットテンプレートを編集するだけでアプリ連携できるので、とっても簡単に業務を自動化できますよ！
Yoomを活用することで、ムダな作業を減らし、より生産的な時間を作り出しましょう！