2024/11/26
アプリ同士の連携方法

GoogleフォームとWordPressを連携してGoogleフォームの内容を用いてWordpressで記事を新規投稿する方法

k.ueno
GoogleフォームとWordPressの連携イメージ

目次

Googleフォームの回答がサイト上に素早くアップされることで、鮮度の高い情報を発信することができるでしょう。
Yoomを活用するGoogleフォームとWordPressの連携により、投稿作業が自動化されるので、よりスピーディな情報公開ができるかもしれません。
また、正確性の高い情報をそのまま転記することで投稿時の転記ミスも防止できます。
本記事では、投稿作業を自動化することで、日々の業務を効率化する方法を紹介します。

こんな方におすすめ

・GoogleフォームとWordPressを利用して情報公開を行っている方
・イベントの感想やアンケート結果をサイトに迅速に反映したい方
・定型作業の負担を減らし、業務効率化を検討している方
・WordPress記事作成時の入力ミスや人為的なエラーを防ぎたい方
・複数ツールの連携によるデータプロセスを自動化したい方

GoogleフォームとWordPressの連携メリットと具体例

メリット1:情報公開プロセスのスピード向上

Googleフォームで収集したデータをWordPress記事として自動投稿することで、情報公開までのプロセスが短縮されることが期待できます。
例えば、イベント主催者が参加者から得た感想やフィードバックをサイトに即時反映したい場合、手作業ではタイムラグが発生します。
この作業を自動化すれば、フォーム送信後に速やかに記事が作成され、サイト訪問者に随時、情報を発信できるでしょう。
情報の鮮度が求められる場面で価値を発揮します。

メリット2:定型業務の負担削減

フォームで収集したデータをWordPressに反映させる作業を手動で行う場合、データ量が多いほど時間がかかります。
この自動化を導入することで、この作業に費やしていた時間を削減し、他の重要な業務にリソースを優先することが可能になります。
例えば、オンラインセミナーの質問収集やアンケート結果の公開が必要となるシーンでは、担当者がアプリ間の横断作業を行うことなく、WordPress側にデータが反映されます。
作業時間の短縮により、業務全体の生産性向上にもつなげられるでしょう。

メリット3:ヒューマンエラーの回避

データを手動でWordPressに入力する作業では、記入ミスや入力漏れが発生するリスクがありますが、記事の投稿作業が自動化することでGoogleフォームの内容が直接WordPress記事として反映されます。
フォームに入力されたデータがそのまま記事に変換されるため、正確性を維持した情報が発信でき、誤った情報の掲載といったトラブルの防止にも役立ちそうです。

[Yoomとは]

それでは、実際に「Googleフォームの内容を用いてWordPressで記事を新規投稿する」のテンプレートを使ったフローボットを作成していきましょう。

GoogleフォームとWordPressの連携フローの作り方

フロー完成までの作業は以下のように進めていきます。

・GoogleフォームとWordPressをマイアプリ連携
・テンプレートのコピー
・Googleフォームのトリガー設定とWordPressの設定
・トリガーをON

それでは、連携させるアプリの新規接続を行なっていきましょう。

・GoogleフォームとWordPressをマイアプリ連携

(1)まずはGoogleフォームをマイアプリに接続していきます。
Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からGoogleフォームを検索してください。

Googleフォームのアプリアイコンを検索し、クリックします。

(2)「Sign in with Google」をクリックすると、アカウントを選択する画面に移行するので、連携させたいアカウントを右の管理アカウントから選択します。
選択後、サインイン画面に移行するので、認証を完了させてください。
まずは1つ目のGoogleフォームの接続が完了しました。

(3)次にWordPressのアプリ連携を行います。
Googleフォームのマイアプリ登録と同様に、WordPressを選択します。

(4)「アカウント名」、「ドメイン」、「ユーザー名」を入力後、[追加]をクリックします。

設定が正常に行われると、2つのアプリが追加された状態のYoomアカウントのマイアプリ画面へ移動します。
これで2つのアプリがYoomアカウントに接続できました。

・テンプレートのコピー

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、下記のテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

テンプレートがコピーされるので、「OK」のボタンをクリックします。
Yoomアカウントの「マイプロジェクト」の画面に移動するので、テンプレート内容を確認してください。

設定フローは2つです。

・Googleフォームのトリガー設定

(1)まず、Googleフォームのアプリトリガーを設定します。

Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Googleフォームの内容を用いてWordpressで記事を新規投稿する」をクリックしてください。

クリックした後、以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。

(2)まずはトリガーとなる「フォームに回答が送信されたら」をクリックします。



(3)連携するアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックします。
次画面では、「トリガーの起動間隔」や「フォームID」の情報を入力しましょう。

「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分から任意のものを選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって異なるため、注意が必要です。

(4)情報入力後、[テスト]をクリックし、問題なければ[保存する]をクリックします。
なお、このステップで下記のような情報をアウトプットとして取得できます。

アウトプット情報は、「この値を他のオペレーションで利用することができます。」という注釈の通り、この後のステップで引用・活用できます。
取得できるアウトプットを増やしたい場合、『JSONPath』で他の値(スラッグやタイトルなど)も取得するのがおすすめです。

アプリトリガーのGoogleフォームを活用することで、Googleフォームの回答内容を起点にフローボットを起動させることができます。
詳しくはこちらのヘルプページをご確認の上、事前に設定を行なってください。

・WordPressの設定

(1)最後に、2つ目のアクション「新規投稿を作成」をクリックしましょう。

(2)連携するWordPressのアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックします。

(3)「スラッグ」、「パスワード」、「コンテンツ」など、注釈部分を確認して設定を行いましょう。
なお、前ステップで『JSONPath』を設定していると、この項目で情報を引用することができます。
(以下の画像はアウトプットの引用例です。取得した情報に基づき内容が展開されます。)

(4)情報入力後、[テスト]をクリックし、問題なければ[保存する]をクリックします。
これで設定は完了です。

・トリガーをON

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

今回使用したテンプレートはこちら

WordPressを使ったその他の自動化例

他にもWordPressを使った自動化の例がYoomにあるので、いくつか紹介します。

WordPressで投稿が公開されたらkintoneに追加する

WordPressでブログやニュースサイトを運営している方におすすめのフローです。
WordPressで投稿が公開されたら、自動的にkintoneのデータベースに必要な情報が追加されます。
コンテンツ管理者はWordPressとkintoneの両方を確認する必要がなくなり、最新の情報を効率的に共有できます。

WordPressで記事が公開されたら、Google Chatに通知する

WordPressで記事が公開された情報を手動でGoogle Chatへ入力する必要がなくなり、時間短縮につながります。
WordPressで記事が公開された直後にGoogle Chatのスペースに通知が届くため、迅速な情報共有が可能となります。

WordPressで投稿が公開されたらNotionに追加する

このフローを活用することで、WordPressで投稿が公開されると、自動的にNotionデータベースに必要な情報が追加されます。
手作業とヒューマンエラーを軽減することで、チーム全体の業務効率化が図れます。

まとめ

GoogleフォームとWordPressの連携は、情報公開のスピードと正確性を向上させるだけでなく、業務の効率化にも寄与しそうです。
作業の自動化により、手作業によるミスを防ぎ、より重要な業務に集中できる環境を整えることも期待できます。
これにより、情報の鮮度を保ちながら、より迅速かつ正確な情報発信が実現するでしょう。

ぜひYoomを活用して、アプリ連携による自動化を体験してください。

この記事を書いた人
k.ueno
これまでカスタマーサポートとして、ユーザー様の疑問や不安点を解消するために尽力してきました。 yoomを活用することで、日々の煩雑になりつつある業務がサクサク進むようになると知り、感動しました! これから業務効率化を目指す方々へ、スムーズにサービスを利用してもらえるよう、わかりやすい内容でコンテンツを発信していきます。
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