2024/08/16
アプリ同士の連携方法

GoogleスプレッドシートとMicrosoft Teamsのノーコード連携|行が追加されたら自動通知!

s.yamashita

目次

企業のデータ管理や業務効率化に役立つGoogleスプレッドシートは、多くのビジネスシーンで活躍しています。これにMicrosoft Teamsを連携させることで、チーム内での情報共有が一層スムーズに行えるようになるでしょう。この記事ではGoogleスプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携メリットだけでなく、ノーコードでアプリを簡単に連携できるYoomを使用した自動化の設定方法を画像付きで詳しく解説します!

ぜひ最後までご覧ください。

GoogleスプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携するメリット

ここではGoogleスプレッドシートとMicrosoft Teamsを連携するメリットを2つご紹介します。

メリット1: リアルタイムでの情報共有

Googleスプレッドシートで行が追加された際、Microsoft Teamsに自動的に通知を送信する設定をしておくことで、情報をリアルタイムでチーム全体に伝えることができます。重要な更新をすぐに共有できるので、チーム全員が最新の情報に基づいて行動できます。チームメンバーの人数が多ければ多いほど、このリアルタイム通知の価値を実感するはずです。特にリモートワークや異なるタイムゾーンで働くメンバーがいる場合、<span class="mark-yellow">情報の遅れによるミスや認識の齟齬を防ぐことができるので、意思決定までの流れがスムーズになるでしょう。</span>

メリット2: バックアップとリカバリーの強化

Microsoft Teamsに通知を送る際、内容の設定を工夫すればでバックアップを取るといったことも可能です。<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsのチャットやチャンネル内に履歴として残るため、スプレッドシートのデータが何らかの理由で失われた場合でも、通知履歴を参照することで損失したデータを確認することができます。</span>さらに、この連携により追加された行の内容がいつ入力されたのかを簡単に追跡できるので、トラブルシューティングや監査の際に役立つでしょう。こうしたバックアップとリカバリーの強化により、データ喪失のリスクが軽減されます。

Yoomとは?

Yoomは日々の事務作業を自動化して、業務の効率化を図りたい方におすすめの次世代自動化ツールです!API連携はエンジニアではないユーザーにとっては難しい作業ですが、<span class="mark-yellow">Yoomは専門的な知識や複雑なコーディングは不要で、直観的な操作でアプリを一元管理できるので非常に便利です。</span>

興味のある方は下記のYoom無料登録からアカウントを発行してみてください。
さまざまな自動化テンプレートがすでに用意されているので、あなたの業務にも取り入れられる自動化フローが見つかるかもしれません。
ぜひ一度、テンプレート一覧もチェックしてみてください!

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GoogleスプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携フローの作り方

ここからは実際にYoomを使用したアプリ連携の流れを画像付きで紹介していきます!

①マイアプリ連携

まずYoomにログインをして、左メニューにある「マイアプリ」を選択します。
画面遷移後に「+新規接続」を押下してください。

連携したいアプリを選択し、画面に従ってログイン・サインインをすることで連携が完了します。登録が完了すると、マイアプリの一覧にアイコンが表示されます。

②既存のテンプレートをコピーする

Googleスプレッドシートで行が追加されたらMicrosoft Teamsに通知する

上記のテンプレートを使用することで簡単に自動化ができます。
まずはYoomでマイプロジェクトを開き、「+新規接続」を押下してください。

次に「テンプレートギャラリーから作成」を押下します。

右上の検索窓で先ほどのテンプレートタイトル(Googleスプレッドシートで行が追加されたらMicrosoft Teamsに通知する)を入力して検索します。
表示されたテンプレートの右側に青字で「テンプレート作成」とあるので選択してください。

これでテンプレートのコピーまで完了しました。よく見ると画面上に赤い「!」が表示されているのが分かるかと思います。
次は各トリガーの設定を進めて、このエラーマークを消していく作業に入ります。

③トリガーの設定

まずは「行が追加されたら」を選択し、必要事項を入力して設定していきます。
連携するアカウント情報(メールアドレス)を入力してください。

[設定方法]

必須項目を入力してテストを実行してください。
※入力欄下部に入力内容の補足が記載されています。

  • スプレッドシートのテーブル(表)に行が追加されたらフローボットを起動します。
  • シートの1行目から必ず値を入れてください。
  • シートのデータ量が4MBより大きい場合、エラーが発生することがあります。
  • テーブル(表)内に空の行や列を含めないでください。
  • 利用プラン毎に設定可能なテーブル(表)の範囲に上限があります。

- フリー: 500行
- ミニ: 2,500行
- チーム: 5,000行
- サクセス: 10,000行
- スタンダード: 5,000行
- プロ: 5,000行

テスト結果に問題がなければ、画面下部までスクロールして「保存する」を押します。
そうすると、最初の連携フロー画面に戻るので「行が追加されたら」の横についていたエラーマークが消えているのを確認してください。
ここでエラーマークが消えていない場合は設定がうまくできていない状態になります。

次は「チャットにメッセージを送る」の設定です。
先ほどと同様に必要事項を入力して設定していきます。連携するアカウント情報(メールアドレス)を入力して、「次へ」を押下してください。

[設定方法]

必須項目と必要に応じてメンション情報や添付ファイル情報を入力してください。

チャットID
→Teamsの対象のチャットページから取得が可能です。取得方法の詳細は
こちらをご確認ください。

メッセージ
→入力欄下部の補足を参考に任意のメッセージ内容を入力してください。

  • 【改行】<br>と入力してください。
  • 【メンション】メッセージに<at id='{メンションID}'>{メンションの表示テキスト}</at> と記載してください。メンションIDとメンションの表示テキストは任意のテキストを記載し、「メンションID」「メンションの表示テキスト」のフォームに入力する値と一致させてください。例)<at id='0'>Yoom</at>
  • 【ファイルの添付】メッセージにファイルのGUIDを<attachment id='{ファイルのGUID}'></attachment>と記載してください。事前にOneDriveにアップロードし、eTagの{}内のGUIDを取得する必要があります。例)<attachment id='153fa47d-18c9-4179-be08-9879815a9f90'></attachment>





メッセージにメンションを入れる場合、
「メンションID」「メンションの表示テキスト」のフォームに入力する値と一致している必要があります。
必要に応じて下記のフォームを設定してください。

入力が一通り完了したら「テスト」を押下することで正常に動作するか確認することができます。
テスト結果に問題がなければ画面下部の「保存する」を押してください。

最後に「行が追加されたら」の横にあるトリガー設定をONにしてください。

これで「Googleスプレッドシートで行が追加されたらMicrosoft Teamsに通知する」の設定はすべて完了になります。
おつかれさまでした!

まとめ

ここまでGoogleスプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携方法について、画像付きで詳しく解説しました。Googleスプレッドシートに新しい行が追加された際、Microsoft Teamsに自動的に通知が送られるように設定を行うことで、チーム全体にリアルタイムで情報を共有できるのでスムーズな意思決定が可能になります。また、通知内容を工夫することで通知自体がデータのバックアップとして機能するので、データ喪失のリスクを軽減できる点も嬉しいポイントです。プログラミング知識がなくても、Yoomを使用することで簡単に自動化連携が行えるので、この記事を参考にしてGoogleスプレッドシートとMicrosoft Teamsの連携を試してみてください!

Yoomは他にもさまざまなアプリと連携ができるので、下記のテンプレート一覧を探してみるとあなたの業務に役立つ連携方法が見つかるかもしれませんよ。

[アプリ別テンプレート一覧]
Googleスプレッドシート
Microsoft Teams

この記事を書いた人
s.yamashita
某上場企業のBPO事業部でSVを3年、メディア記事の編集・執筆を2年半ほど経験してきました。 他社からの委託業務を担当する仕事柄、多種多様なアプリを使用する機会がありました。 どうにか作業の効率化ができないかと悩んでいた時にYoomを知り、簡単にアプリ同士を連携させて自動化フローを作れることに感動したのを今でも覚えています! メディア記事に携わっていた経験を活かし、Yoomの魅力を分かりやすく伝えることで、みなさんの業務効率化をお手伝いできたら嬉しいです。
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