Google スプレッドシートとGoogle Adsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/10

【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをGoogle 広告に自動的に連携する方法

k.hieda

「毎日の広告レポート作成、正直めんどくさい…。」そんなふうに感じたことはありませんか?Google Adsのデータを毎回手作業でダウンロードし、スプレッドシートにコピペする作業は、時間も手間もかかる上にミスの原因にもなりがちです。でも、もしGoogle スプレッドシートに行を追加するだけで、自動的に最新の広告レポートを取得できるとしたらどうでしょう?データ更新の手間がなくなり、いつでも最新の情報をチェックできる環境が整えば、広告運用の精度もグッと向上します。

本記事では、Google スプレッドシートとGoogle Adsを連携して、毎日の業務をもっとラクにする方法を詳しく解説します。プログラミング知識がなくても誰でも簡単に連携ができるので、ぜひ参考にしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にGoogle スプレッドシートとGoogle Adsの連携が可能です。YoomにはあらかじめGoogle スプレッドシートとGoogle Adsを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Google スプレッドシートとGoogle 広告を連携してできること

実は、Google スプレッドシートに行を追加するだけで、Google広告から最新のアカウントレポートやキャンペーンデータを自動取得できる仕組みがあるんです。しかも、一度設定すればあとは勝手に動いてくれるから、面倒な手作業とはお別れ。毎日の業務負担を軽減しつつ、広告運用の精度を上げることができます。では、その具体的な方法を見ていきましょう。

Google スプレッドシートで行が追加されたらGoogle広告から最新のアカウントレポートを取得する方法

Google スプレッドシートに新しいデータを追加すると、Google広告から最新のアカウントレポートを自動で取得。手動でデータを入力したり、レポートをダウンロードする手間がなくなります。広告運用のデータ管理がシンプルになり、必要な情報をいつでも最新の状態でチェックできるのがポイント。マーケティング担当者や広告運用者にぴったりの時短ツールです。

Google スプレッドシートで行が追加されたらGoogle広告から最新のキャンペーンレポートを取得する方法

Google スプレッドシートに新しい行を追加するだけで、Google広告の最新キャンペーンレポートが自動取得。もう毎回Google Adsを開いて手作業でデータをコピーする必要はありません。スプレッドシートに情報を蓄積できるから、過去のデータとも簡単に比較可能。広告の成果をより正確に分析し、効果的な運用に役立てられます。

Google スプレッドシートで行が更新されたらGoogle広告から最新の広告グループレポートを取得する方法

Google スプレッドシートのデータを更新すると、Google広告の最新の広告グループレポートを取得。これで、広告パフォーマンスを常に把握でき、素早く調整が可能に。特定の広告グループの成果を見極め、戦略を立てるのに役立ちます。データの正確性も向上し、マーケティングの意思決定をサポートしてくれる心強い自動化ツールです。

Google スプレッドシートとGoogle 広告の連携フローを作ってみよう

従来はプログラミングが必須だったアプリ同士のAPI連携も、ノーコードで実装が可能になりました。まずは触ってみて、簡単さを実感してみてくださいね。まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

本記事では、「Google スプレッドシートで行が追加されたらGoogle広告から最新のアカウントレポートを取得する」フローボットの設定を解説します。

作成の流れ

  • Google スプレッドシートとGoogle Adsをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Google スプレッドシートとGoogle Adsのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携の設定

ここでは連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリの一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Google スプレッドシート

検索結果からアプリ名をクリックすると、Google スプレッドシートとYoomの連携確認画面が表示されます。

  • 「Sign in with Google」ボタンをクリックすると、Google アカウントのログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力します。
  • 連携するアカウントを選択します
  • Yoomのアクセス権限を確認されます。次へをクリックしましょう。
  • 「続行」をクリックしてください。
  • これでGoogle Adsのマイアプリ連携が完了です。

Google Ads

検索結果からアプリ名をクリックすると、Google AdsとYoomの連携確認画面が表示されます。

  • 「Sign in with Google」ボタンをクリックすると、Google アカウントのログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力します。
  • Google スプレッドシートと同様に、連携するGoogleアカウントを選択してアクセス許可を行うと、マイアプリ連携が完了になります。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたらOKをクリックして設定をスタート。

コピーしたテンプレートはマイプロジェクトの一覧に表示されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「ミーティングが終了したら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックします。フローボットのトリガーを設定します。この工程では、定期間隔でフロー起動し、行が追加するシートを指定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google スプレッドシートと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

事前にスプレッドシートを準備しておきましょう。今回使用するシートのサンプルは以下です。

1行目に項目を追加します。項目名が重複するとエラーになりますので、ユニークキー(一意の値)で設定をしましょう。

Yoomの設定画面に戻ります。

  • トリガー起動間隔
    • フローの起動間隔を選択します。最短は5分間隔で起動できます。※ご契約のプランによって最短の起動間隔が異なります。
  • スプレッドシートID
  • 行を追加するシートのIDを入力します。編集欄をクリックすると、アカウントと紐づいたシートの候補が表示されます。該当のシートを選択すると、IDが引用されます。
  • シートID
    • 選択したスプレッドシート内のタブを指定します。編集欄をクリックすると、候補が表示されるので該当のタブを選択してください。
  • テーブルの範囲(始まり)
    • サンプルケースだとAです。
  • テーブルの範囲(終わり)
    • サンプルケースだとFです。
  • 一意の値が入った列
    • ユニークキーが記載される列を設定してください。

テストボタンをクリックします。

→成功! アウトプット(取得できる項目と値)では、以下の項目が取得できます。

保存するをクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「アカウントレポートの取得」

テンプレートの2つ目の工程をクリックします。この工程では、取得する広告結果の期間を設定し、値を取得します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Google Adsと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)API接続設定

  • 広告アカウントID
    • 事前設定で引用コードが埋め込まれているので、追加の編集は不要です。ちなみに、引用コードは編集欄をクリックすると表示されるプルダウンメニュー内から選択できます。
  • 期間の開始
    • 事前設定では、前日の引用コードが埋め込まれています。設定を変更する場合は、編集欄をクリック<日付タブ から、様々なタイプの日程とにづけ形式を選択できます。
  • 期間の終わり
    • こちらも事前設定では前日が指定されています。変更する場合は、上記と同じく日付の引用コードを選択してください。

テストボタンをクリックします。

→成功!アウトプット(取得できる項目と値)では、以下の項目が取得できました。

保存するをクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ5:データベースを操作する「レコードを追加する」

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。Google スプレッドシートから取得した値からGoogle AdsIDを取得します。

(1/2)アクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • データベースのアプリ
  • Google Adsと連携するアカウント情報
  • 実行アクション
データベースの連携
※事前準備

レコードを追加するシートとテーブルを準備しておきましょう。以下はサンプルです。

Google Adsから取得できる項目名(1つ前の工程のアウトプット)に設定しておくと連携がスムーズです。

Yoomの設定画面に戻ります。

  • スプレッドシートID
    • 編集欄をクリックして、候補の中から該当のシートを選択してください。IDが引用されます。
  • スプレッドシートのタブ名
    • 編集欄をクリックして、候補の中から該当のタブ名を選択してください。IDが引用されます。
  • テーブル範囲
    • 列と行を指定して、表の範囲を設定しましょう。

こんな感じで入力ができたら次に進みます。

(2/2)データベース操作の詳細設定

指定したスプレッドシートの項目を読み込んだ画面です。空欄に、Google Adsの値の引用コードを埋め込んでいきます。

この項目はサンプルの表を読み込んでいるため、別の項目名で指定されている場合は、項目に応じてアウトプットを引用してくださいね。

  • レポート対象日
    • サンプルの取得日がフロー起動の前日を指定しているため、ここでも日付タブから前日を選択します。

全ての項目に紐付けができたらテストボタンをクリックしましょう。

→成功!

指定したシートに、Adsの値が追加されます。

保存するをクリックします。

ステップ6(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。フォームのリンクは右上のボタンから取得できます。

<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>次のパートでは、Google Adsの予定作成をトリガーに、Google スプレッドシートミーティングの新規作成バージョンをご紹介します。

Google Adsのレポートを定期取得してGoogle スプレッドシートに蓄積したい場合

毎日、Google Adsのキャンペーンレポートから最新の情報を取得し、Google スプレッドシートに自動追加する方法

毎日決まった時間に、Google Adsの最新キャンペーンレポートを取得し、スプレッドシートに自動保存。これで、広告データを手作業でダウンロードする手間がなくなります。日々のレポートを蓄積できるから、長期的な広告効果の分析にも◎。広告運用の見える化を進め、チームでの情報共有もスムーズになります。

毎日Google Adsから前日のレポートを取得してGoogle スプレッドシートに記載する

前日のGoogle Adsのデータを、毎日決まった時間にGoogle スプレッドシートへ自動記録。広告レポート作成の時間がぐっと短縮され、作業の効率が大幅にアップ。これならデータ管理がしやすく、必要な情報もすぐにチェック可能。Google Adsの管理画面を毎回開くことなく、広告のパフォーマンスを確認できます。

Google スプレッドシートやGoogle AdsのAPIを使ったその他の自動化例

Google スプレッドシートやGoogle AdsのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Google スプレッドシートを使った自動化例

Googleスプレッドシートの情報をコミュニケーションツールに自動通知したり、Notionに情報を同期したりできます。

Google Adsを使った自動化例

Google Adsからレポートを取得してコミュニケーションツールに通知することや、Google Adsのキャンペーンレポートの最新情報をGoogleスプレッドシートに同期することも可能です。

終わりに

いかがでしたか?Google スプレッドシートとGoogle 広告を連携すれば、「手作業でのデータ更新をなくしたい」「最新の広告データを自動で取得したい」「レポート作成の負担を減らしたい」といった課題をスムーズに解決できます。

ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、簡単にGoogle スプレッドシートとGoogle Adsの連携を実現できます!気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。

今すぐ無料でアカウントを発行する

広告運用の効率を向上させる第一歩として、ぜひ本記事で紹介した方法を試してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Google スプレッドシート
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