業務効率の向上とデータ管理の精度アップを目指す企業にとって、アプリ連携による自動化は大きなメリットとなるでしょう。
特に、Google スプレッドシートで顧客情報を管理している場合、Intercomに自動反映できれば営業活動や顧客対応が、格段にスムーズになると予想されます。
そこで今回は、Google スプレッドシートでステータスが更新された際に、自動でIntercomにコンタクトを作成する方法をご紹介します。
この自動化で手動データ入力の手間を省き、業務効率化とミス防止を実現しましょう。
アプリ連携はプログラミング不要で、手軽に導入できますのでぜひお試しください。
Google スプレッドシートとIntercomを連携させることで、これまで手動で行っていた操作を自動化し、手間の削減や登録ミスの防止が期待できます。
例えば、Google スプレッドシートで「新規問い合わせ」というステータス更新が検知された際、自動でIntercomにコンタクトが作成される仕組みを構築できます。
これにより、営業チームやカスタマーサポートチームがスムーズに対応を開始でき、業務プロセスの効率化と作業のスピードアップが促進されます。
Google スプレッドシートとIntercomの連携で重要な顧客情報の見逃しを防ぐ仕組みを構築できます。
たとえば、Google スプレッドシートで契約更新が近づく顧客のステータスが「更新準備中」に変更されると、その情報をもとにIntercomで新しいコンタクトが作成されます。
このプロセスにより、契約更新や定期フォローアップが必要な顧客に対するアプローチ漏れを防ぎ、正確な業務進行がサポートされます。
Google スプレッドシートで管理しているリード情報をIntercomに自動登録する仕組みを導入すれば、営業プロセスを効率的に管理することができ、一貫性のある顧客対応がサポートされます。
たとえば、Google スプレッドシートでリードのステータスが「資料請求」から「面談希望」に変更された場合、その情報がすぐにIntercomに反映され、顧客の詳細データや背景情報が自動的に登録される仕組みを構築できます。
この連携により、営業担当者は最新のリード状況を常に把握することができ、適切なタイミングで次のアクションを計画・実行できるよう支援し、営業チーム全体の生産性向上に寄与します。
それではここからノーコードツールYoomを使って、Google スプレッドシートでステータスが更新されると、Intercomにコンタクトを自動作成する方法をご紹介します。
[Yoomとは]
Google スプレッドシートでステータスが更新されたことをGoogle スプレッドシートのAPIを利用して受け取り、Intercomの提供するAPIを用いて自動でIntercomにコンタクトを作成することで実現が可能です。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。
Yoomに登録している方はログインし、未登録の方は無料登録後に設定を進めてください。
まず、Google スプレッドシートとIntercomをマイアプリに連携します。
Yoomにログインしたら、画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、「+新規接続」からGoogle スプレッドシートを検索して選択してください。
「Sign in with Google」からサインイン操作をしてください。
アクセスを許可すると、Google スプレッドシートのマイアプリ連携が完了します。
次に、「+ 新規接続」からIntercomを検索してください。
Intercomの詳しいマイアプリ連携方法については、こちらをご確認ください。
アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックすると、マイアプリ連携が完了します。
これで、すべての連携が完了しました。
次に、テンプレートを使用して設定を進めていきましょう。Yoomにログインし、バナーの「試してみる」をクリックしてください。
「テンプレートがコピーされました！」と表示されたら、「OK」をクリックし、コピーを完了してください。
次に、Google スプレッドシートのトリガーを設定します。「行が更新されたら」をクリックしてください。
次に、「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」を確認してください。
タイトルは自由に編集できますが、トリガーアクションは変更せず、「次へ」をクリックしてください。
ここではレコード取得の詳細を設定します。
「トリガーの起動間隔」は、5分、10分、15分、30分、60分から選択できます。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますのでご注意ください。
「スプレッドシートID」と「シートID」は、該当スプレッドシートのURLから引用するか、欄をクリックして表示される候補から該当項目を選択してください。
「テーブルの範囲」と「一意の値が入った列」、「更新を検知したい列」は該当シートを確認しながら設定してください。
なお、今回は画像のようなスプレッドシートを使用しています。
設定が完了したら「テスト」をクリックしてください。
アウトプットに該当シートの情報が表示されていることを確認したら、「保存する」をクリックしてください。
次にトリガーの分岐設定を確認します。
「コマンドオペレーション」をクリックしてください。
※分岐をするにはミニプラン以上のプランでご利用いただける機能（オペレーション）となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能（オペレーション）を使用することができます。
ここではタイトルの任意編集を行い、それ以外の項目は変更せず「保存する」をクリックしてください。
次に、Intercomのアクションを設定します。「コンタクトを作成」をクリックしてください。
タイトルの任意編集とアカウント情報の確認を行い、「次へ」をクリックしてください。
作成するコンタクトの詳細設定を行います。
「コンタクトタイプ」は、ユーザーまたはリードを選択できます。
以降の「ユーザーID」〜「名前」は、欄をクリックし表示された候補からGoogle スプレッドシートの情報を選択してください。
設定が完了したら「テスト」をクリックしてください。
Intercomで新規コンタクトが作成されたことを確認したら、「保存する」をクリックしましょう。
「トリガーをON」をクリックし、フロー稼働の準備が完了です。
これでGoogle スプレッドシートでステータスが更新されたら、自動でIntercomにコンタクトが作成されます。
Intercomで新しい会話が作成されると、自動でLINE WORKSに通知が送られます。この機能により、チームメンバーが素早く状況を把握し、スムーズに対応できる環境が整います。
Intercomで新しい会話が作成されると、その情報が自動でNotionのタスクに追加されます。この機能により、顧客対応に必要な情報を効率的に整理し、業務をスムーズに進められるようサポートします。
Intercomで新しい会話が作成されると、その内容がGoogle スプレッドシートに自動的にタスクとして記録されます。この機能により、スプレッドシートを活用したデータ整理が効率化され、対応状況を簡単に可視化できるようサポートします。
Google スプレッドシートとIntercomの連携により、手動作業を削減し、業務効率を向上させることが期待できます。
また、ステータス更新に応じた自動コンタクト作成は、顧客対応のスピードアップと正確性の向上に寄与し、担当者の負担軽減にも貢献するでしょう。
Yoomのアプリ連携はプログラミング不要で簡単に導入できます。この機会に、自動化による業務効率化をぜひ体験してください。
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