AsanaとGitLabの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-13

【簡単設定】AsanaのデータをGitLabに自動的に連携する方法

a.sugiyama

「Asanaで管理しているタスクを、開発チームが使うGitLabに手動で転記している…」
「プロジェクトの進行に合わせてAsanaとGitLabの両方を更新するのが手間で、更新漏れやミスが起きてしまう…」

両ツールはそれぞれの領域で非常に優れていますが、手作業での連携には限界があり、チーム間のコミュニケーションロスや作業遅延の原因にもなります。

もし、<span class="mark-yellow">Asanaで新しいタスクが作成されたら、その内容を自動でGitLabのイシューとして登録する仕組み</span>があれば、二重入力や手間をなくせます。プロジェクトマネージャーと開発チームの連携がスムーズになり、企画や管理など本来注力すべきコア業務に時間を使えるようになります。

今回ご紹介する自動化設定は、専門知識がなくてもノーコードで簡単に実現可能です。日々の定型業務から解放され、より生産性の高い働き方を目指しましょう。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">AsanaとGitLabを連携するためのテンプレート</span>が用意されていますので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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AsanaとGitLabを連携してできること

AsanaとGitLabのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた両ツール間の情報共有を自動化できます。
例えば、Asanaに新しいタスクが追加された際、その情報を基にGitLabにイシューを自動作成することが可能です。これにより、手入力や転記による時間やミスを減らし、チーム間の情報共有をスムーズにします。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介します。気になる内容があれば、ぜひクリックしてご覧ください。

Asanaのプロジェクトにタスクが追加されたら、GitLabにイシューを作成する

Asanaの特定プロジェクトに新しいタスクが追加されると、そのタスク内容を基にGitLabに新規イシューを自動作成します。

この連携により、<span class="mark-yellow">プロジェクトマネージャーがAsanaにタスクを登録するだけで、開発チームはGitLab上で対応すべきイシューを確認できる</span>ため、手作業による情報伝達の遅れやタイムラグを解消できます。

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Asanaのプロジェクトに特定条件に合うタスクが追加されたら、GitLabにイシューを作成する

Asanaのプロジェクトに新しいタスクが追加された際、「緊急」や「バグ修正」といった特定ラベルや条件を持つタスクのみを抽出し、GitLabにイシューとして自動作成します。

この仕組みにより、<span class="mark-yellow">開発チームは対応が必要な重要イシューだけをGitLabで受け取れる</span>ようになり、不必要な通知を減らしながら本来の業務に集中できます。

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AsanaとGitLabの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にAsanaとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでAsanaとGitLabの連携を進めていきます。まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Asanaのプロジェクトにタスクが追加されたら、GitLabにイシューを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • AsanaとGitLabをマイアプリ連携する
  • テンプレートをコピーする
  • Asanaのトリガー設定とGitLabのアクション設定を行う
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認する
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ステップ1:AsanaとGitLabをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
既に各アプリのマイアプリ連携が済んでいる方は、次のステップに進んでください!

【Asanaのマイアプリ連携】

「マイアプリ」をクリックし、画面右の「新規接続」を選択しましょう。

検索窓にAsanaと入力し、出てきたアイコンをクリックしましょう。

Asanaに登録しているメールアドレスを入力し、「続行」をクリックします。

次の画面でパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。

以上でAsanaのマイアプリ連携は完了です!

【GitLabのマイアプリ連携】

先ほどと同様に「マイアプリ→新規接続」をクリックしてください。
検索窓にGitLabと入力し、選択します。

GitLabを選択すると下記の画面が表示されます。
連携させたいGitLabの「ユーザー名またはメインのメールアドレス」と「パスワード」を入力し、「サインインする」をクリックしましょう。

認証コードを入力し、「メールアドレスを確認する」をクリックします。

以上で、GitLabのマイアプリ連携が完了です。次のステップに進みましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

これからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、まずはこちらをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。
※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」から確認できます。

ステップ3:Asanaのトリガー設定

最初の設定です!
ここから「Asanaのプロジェクトにタスクが追加されたら、GitLabにイシューを作成する」フローを設定していきます。
まずは以下の赤枠をクリックしてください。

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認します。
アクションは「特定のプロジェクトでタスクが作成・更新されたら」を選択し、次に進みましょう!

次の画面で、必須項目を設定しましょう!

まず「トリガーの起動間隔」を選択します。
トリガーの起動間隔は、5分・10分・15分・30分・60分から選べます。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。

「ワークスペースID」と「プロジェクトID」は、以下の画像のように入力バーをクリックすると候補が出てくるので該当するものをクリックしてください。

設定ができたらAsanaでタスクを追加してから「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、アウトプット(取得した値)が表示されます。このアウトプットは、次の設定で活用します!

問題がなければ、「保存」をクリックします。以上で、Asanaのトリガー設定は完了です!

ステップ4:GitLabにイシューを作成する設定

最後の設定です!
ここでは、先ほど抽出したデータをGitLabのイシューに追加する設定を行います。赤枠部分をクリックしましょう!

以下の内容を確認し、次に進みましょう!

  • 「タイトル」:任意で修正
  • 「連携するアカウント」:合っているかを確認
  • 「アクション」:「イシューを作成」を選択

次の画面で、必須項目を設定しましょう!

  • 「プロジェクトID」:入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
  • 「課題のタイトル」:入力欄をクリックして表示されるアウトプットを引用して設定します。
  • 「課題の説明」:アウトプットを引用して設定してください。

他の項目は任意で設定し、「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したら、GitLabの画面に移り、イシューが作成されたか確認をします。
確認後、Yoomの画面で「保存する」をクリックし、すべての設定が完了です!お疲れ様でした。

ステップ5:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

GitLabのデータをAsanaに連携したい場合

今回はAsanaからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitLabでのアクションをトリガーにしてAsanaに情報を連携したい場合もあるかと思います。
その場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

GitLabにイシューが作成されたら、Asanaにタスクを追加する

GitLabに新しいイシューが作成されたタイミングで、そのイシューのタイトルや内容を基にAsanaの指定したプロジェクトにタスクを自動で追加します。

この連携により、<span class="mark-yellow">開発チームがGitLabで起票したイシューが、プロジェクト管理側のAsanaに自動で反映される</span>ため、マネジメント層は開発の進捗をAsana上でリアルタイムに把握できます。

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GitLabで特定条件に合うイシューが作成されたら、Asanaにタスクを追加する

GitLabで作成されたイシューの中から、「機能追加」や「QA依頼」といった特定のラベルが付いたものだけをフィルタリングし、該当するイシューのみをAsanaにタスクとして自動で追加します。

この仕組みによって、<span class="mark-yellow">プロジェクトマネージャーは対応が必要な特定のイシューだけをAsana上で確認できる</span>ようになり、効率的なタスク管理が実現します。

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AsanaやGitLabを活用したその他の自動化テンプレート

AsanaやGitLabを組み合わせれば、日々の業務をもっとスムーズに進められます。通知や情報更新を自動化することで、作業の抜け漏れや遅れを防ぎ、チーム全体の効率もアップします。

Asanaを使った便利な自動化例

Asanaでのタスク追加や更新をトリガーに、SlackやGoogle スプレッドシートなどへ自動で通知・記録できます。

これにより、作業状況をすばやく共有しやすくなり、情報整理やチーム内の連携もスムーズになります。

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GitLabを使った便利な自動化例

GitLabで作成されたIssueを、TrelloやZendeskなど他ツールに自動で連携することができます。

重要な情報を必要な場所へすぐに届けられるため、対応スピードが上がり、業務の効率化にもつながります。

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まとめ

AsanaとGitLabの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたタスク情報とイシュー情報の転記作業をなくし、入力ミスや伝達漏れといったヒューマンエラーを未然に防ぐことができます。</span>

この改善によって、プロジェクトマネージャーと開発チーム間の情報共有が格段にスムーズになり、担当者はそれぞれが本来注力すべきコア業務に集中できる理想的な環境が整います!

今回ご紹介したような業務の自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作のみで簡単にフローを構築できますので、もしAsanaとGitLabの連携をはじめとする業務自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を直接体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Asanaタスクの更新内容もGitLabに同期できますか?(担当者や期日の変更など)

A:Yoomでは、Asanadeタスクの担当者や期日が変更されたことをトリガーとして自動で検知し、対応するGitLabのIssueに変更内容を同期することが可能です。詳しくはこちらをご確認ください。ただし、担当者の一致には注意が必要です。GitLabとAsanaでユーザー名やメールアドレスが異なる場合、マッピングを別途設定する必要があります。また、プランによっては一部機能が制限されている可能性があるため、Yoomの利用プランの確認もおすすめです。

Q:連携が失敗した場合、どのように検知し対処すればよいですか?

A:連携に失敗した場合はフローボットが停止し、Yoomに登録しているメールアドレスへ通知が行われます。また、お送りしたメールから連携に失敗した際の原因を確認することも可能です。原因を確認しても対処方法が分からない場合は、ヘルプページまたは、こちらをご確認ください。

Q:Yoomに連携する際のセキュリティは安全ですか?

A:Yoomでは、AsanaやGitLabの連携時に、すべての通信を暗号化し、安全な認証方式(OAth)を採用しています。アクセスは連携に必要な範囲に限定され、不要な情報やプライベートなデータにはアクセスしません。さらに、連携はいつでも解除でき、その時点でYoomはデータにアクセスできなくなります。安心してご利用いただけるよう、セキュリティとプライバシーの保護を最優先にしています。

この記事を書いた人
a.sugiyama
これまでの業務経験を通じて「もっと効率的に進められたら…」と感じたことを活かし、役立つコンテンツをお届けします。 Yoomの魅力をたくさんの人に届けられるよう、わかりやすく発信していきます!
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