ZendeskとYoomの連携イメージ

【ノーコードで実現】Zendeskのオープンチケットを自動で管理する方法

Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
ZendeskとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-10-30

【ノーコードで実現】Zendeskのオープンチケットを自動で管理する方法

Otani Yu

「Zendeskのオープンチケット、毎日手動で確認してデータベースにまとめるのが大変…」
「どのチケットが誰に割り当てられているのか、ステータスの更新はされているのか、といった確認作業に追われていませんか?」

このように、Zendeskのオープンチケットを手作業で管理していると、情報の集計や共有に時間がかかります。
対応漏れや状況把握の遅れといったリスクも懸念されるでしょう。

もし、<span class="mark-yellow">Zendeskでオープンになっているチケットの情報を定期的に取得し、Google スプレッドシートなどの管理ツールへ自動で更新・集計できる仕組み</span>があれば、最新の状況をチームで共有可能です。

手作業による更新漏れも削減されるため、顧客への迅速かつ正確な対応に役立てられるでしょう。
より重要なサポート業務に集中できるようになります!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定可能です。ぜひこの機会に導入して、チケット管理業務を効率化しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Zendeskのオープンチケット情報を自動で集計する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

[[302684]]

Zendeskのオープンチケットをデータベースに自動更新するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Zendeskでオープンになっているチケットの情報を定期的に取得し、Google スプレッドシートに自動で更新・記録するフローを解説していきます!

このフローを使えば、手動での集計作業が削減され、最新のチケット状況をチームで共有可能です。
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしてきます。もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:ZendeskGoogle スプレッドシート

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • ZendeskとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • スケジュールトリガーと、Zendesk・Google スプレッドシートの各アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
[[302684]]

ステップ1:ZendeskとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携を行う

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法と、Google スプレッドシートの連携方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

Zendeskとの連携

以下の手順をご参照ください。

  • Zendeskはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
    フリープラン・ミニプランの場合はエラーとなりますので、ご注意ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

Yoomには様々なアプリを活用した自動化のテンプレートが用意されています。今回は以下のテンプレートを試してみましょう。
Yoomにログインした状態で、バナーの「試してみる」をクリックしてみてください。

[[302684]]

自動でYoomの画面に遷移して、以下のポップアップが表示されたらテンプレートのコピーは成功です!「OK」をクリックして次のステップに進みましょう。

ステップ3:スケジュールトリガーを設定する

Yoomのフローボットを動かす引き金となるアクションのことを「トリガーアクション」と呼びます。
このフローボットでトリガーになっている、スケジュールトリガーを設定していきましょう。

タイトルを任意で設定したら、フローボットを起動するスケジュールについて設定していきましょう。
日付や曜日、時刻など任意のスケジュールで設定が可能です。
スケジュールトリガーの設定方法

この例では、「平日の朝9時になったらフローボットが起動する」ように設定してみます。

任意のスケジュールを設定できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:Zendeskでオープン中のチケットIDの一覧を取得する

スケジュールトリガーで設定した通りの、指定した日時になったらこちらの後続オペレーションに進みます。
Zendeskのチケットの中でも、オープン中になっているチケットIDの一覧を取得しましょう。

タイトルを任意で設定し、Zendeskと連携するアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」を押してください。

「サブドメイン」には、Zendeskにログインした状態でURLから該当部分を抽出し、ペーストしてください。

ここで一度、Zendeskにアクセスしましょう。テスト用に作成したZendeskのチケットをオープンにしておきます。
これで「オープン中のチケットID」の一覧を取得できる状態になりました。

Zendesk側でオープン中のチケットを用意できたら、Yoomの設定画面に戻って「テスト」をクリックしてみましょう。
「テスト成功」の文字とリクエスト内容がJSON PATHで表記され、共に「取得した値」として、Zendeskでオープン中のチケットIDが反映されていれば成功です!

取得した値とは?

Yoomでは、テストを実行した際に取得できる情報のことを「取得した値」と定義しています。
取得した値を後続オペレーションに活用することにより、フローボットが起動される度に値の内容が変動します。

ここまで確認できたら「保存する」をクリックして、次のステップに進みましょう。

ステップ5:繰り返し処理を設定する

Yoomのコマンドオペレーションの1つである、「繰り返し処理」を活用していきましょう。
繰り返し処理を設定することにより、後続に設定するオペレーションをループして実行できます。

この例では、「Zendeskから取得したオープン中のチケットIDの数だけ、後続オペレーションを繰り返す」ことになります。

  • 繰り返し処理はチームプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。
    フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
    チームプラン以上の有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
    無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

アクションのタイトルを任意で設定したら「繰り返し対象の取得した値」を設定していきましょう。
ここでは前のステップで取得したZendeskの「チケットIDの一覧」を設定します。
ここで取得した値を設定することにより、スケジュールトリガーで設定した日時になる度に、新しく取得したチケットIDの一覧情報が更新されて繰り返し対象になります。

「同じ処理を繰り返す」の設定方法

繰り返し対象の設定ができたら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:Zendeskから対象のチケット情報を取得する

繰り返し処理の後続オペレーションとして、Zendeskでオープン中のチケットIDの数だけチケット情報を取得する・転記するループ処理を行っていきます。
まずはGoogle スプレッドシートに追加するために必要な、チケットの情報を取得していきましょう。

タイトルを任意で設定し、Zendeskと連携するアカウントやアクション内容を確認したら「次へ」を押してください。

「サブドメイン」には前のステップで設定した際と同様、Zendeskにログインした状態でURLから該当部分を抽出し、ペーストしてください。

「チケットID」には、繰り返し処理の対象となる取得した値を活用していきます。
これにより、対象となる複数のZendeskチケットIDを、順番に処理していくことが可能です。

設定できたら「テスト」ボタンをクリックしてみましょう。
「テスト成功」の文字と共に、リクエスト結果(JSON PATH)と取得した値が表示されていれば成功です!

ここまで確認できたら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ7:Google スプレッドシートにレコードを追加する

ZendeskのチケットIDから取得した詳細情報を、Google スプレッドシートのレコードに自動で追加する設定を行います。

  • オペレーション数が5つを越えるフローボットを作成する際は、ミニプラン以上のプランで設定可能です。
    フリープランの場合はフローボットが起動しないため、ご注意ください。

タイトルを任意で設定し、Google スプレッドシートと連携するアカウントやアクション内容を確認したら、下へスクロールしてください。

Zendeskのチケット情報を自動記録するためのデータベースを連携していきます。
もしGoogle スプレッドシートに該当のシートを用意できていない場合は、この段階で作成しておきましょう。

今回は例として、以下のようなシートを作成しています。

対象のデータベースをGoogle スプレッドシートに作成できたら、以下3つの情報をYoomに設定していきましょう。

  • スプレッドシートID:候補から選択
  • スプレッドシートのタブ名:候補から選択
  • テーブル範囲:該当シート内でテーブルとして機能する範囲(この例ならA1列からD列)

Google スプレッドシートのデータベース連携が設定できたら、「次へ」をクリックしてください。

「追加するレコードの値」を設定していきます。各項目に、Zendeskで取得した値から該当する情報を設定しましょう。
ここでも取得した値を活用することにより、ループ処理の後続オペレーションとして、Zendeskで取得したチケットの詳細がGoogle スプレッドシートに自動転記されていきます。

各項目の情報を設定できたら「テスト」ボタンをクリックしてみましょう。
「テスト成功」の文字と共に、実際に更新されたレコードの情報が表示されていれば成功です!

ここで実際に、該当のGoogle スプレッドシートにアクセスしてみます。Zendeskのオープンチケットの内容が自動で転記されていますね。

これでループ処理の後続オペレーションとして、Zendeskで取得したオープンチケットの詳細情報がGoogle スプレッドシートに転記されるまでの処理が、オープンチケットの数だけ繰り返されるようになりました。

ここまで確認できたら、Yoomの設定画面に戻って「保存する」をクリックしてください。

ステップ8:トリガーをONにする

お疲れさまでした!すべての必要な設定を完了すると、以下のポップアップが表示されます。「トリガーをON」をクリックして、フローボットを動かしはじめましょう。

これで指定したスケジュールに合わせて、定期的にZendeskのオープンチケットの情報を自動で取得し、Google スプレッドシートなどのツールに転記・更新するようになりました。

Zendeskを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、ZendeskのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

複数の業務ツール間で発生する問い合わせやタスク、フォーム送信などの情報を自動で連携し、通知・登録・共有を一括で行えます。これにより、手作業での転記や報告が不要となり、対応スピードとチーム間の情報共有精度が向上するでしょう。

[[72534,78688,159055,99075,1545,85277,103854,103925,104366,109105]]

まとめ

Zendeskのオープンチケット管理を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた情報の集計や更新作業から解放され、ヒューマンエラーの少ない正確なチケット管理</span>に役立てられます。

サポートチームは最新の状況を把握できるでしょう。顧客への対応遅延や漏れを防ぐことで、サービス品質の向上に直接貢献できます!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomは、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築可能です。

もしZendesk連携の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:取得するチケットの項目は自由に変更できますか?

A:はい、可能です。Zendeskの「チケット情報を取得」アクション設定時に、「優先度」や「チケットを送信したユーザー」など、任意の項目が取得した値として、後続オペレーションで活用できます。
また、独自にZendesk側で設定したタグ情報なども取得した値に追加可能です。

「取得する値」を追加する方法

Q:特定の条件でチケットを絞り込んで追加できますか?

A:はい、可能です。ループ処理の後続オペレーションとして、オープンチケットの情報を取得した後に分岐オペレーションを設定することにより、特定の条件を満たすチケット情報のみを別アプリに追加できます。

「分岐」の設定方法

  • 「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。

Q:連携エラーが発生した場合の通知や対処法は?

A:Yoomでは進行していたフローボットがエラーとなり、停止された場合にワークスペース発行時に登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
その際には該当オペレーションを確認し、エラーの原因や種類が表示される「エラーコード」を確認して修正してください。

詳しくは「エラー時の対応方法」をご確認ください。ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Otani Yu
ITパスポート・日商PC検定の資格保有者。9年以上にわたりフリーランスとして記事執筆や校正業務に携わった経験がある。自身の業務フロー改善のため様々なSaaSツールを試す中で『Yoom』と出会い、現在はSaaS連携プラットフォーム『Yoom』による業務自動化をテーマとしたブログ執筆を担当。業務フロー改善のため試行錯誤した自身の実体験を基に、特に個人事業主や非エンジニアに向けて、Yoomを活用した業務効率化の具体的な手法を発信している。
タグ
自動
自動化
連携
Zendesk
関連アプリ
アプリ連携
No items found.
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
Yoomについて詳しく見る
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
Yoomとは?
これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
詳しくみる
詳しくみる