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【簡単設定】LINEのデータをCanvaに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-02

【簡単設定】LINEのデータをCanvaに自動的に連携する方法

s.h

「LINE公式アカウントに投稿された内容をもとに、Canvaでデザイン用のフォルダを作成したい!」
「でも、いちいちLINE公式アカウントの内容を確認してCanvaで手作業でフォルダを作るのは面倒だし、ミスも起きやすい...」
このように、LINE公式アカウントとCanvaを連携させる際の手作業に非効率さを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントへの特定の投稿をきっかけに、Canva上に自動でフォルダを作成する仕組み</span>があれば、こうした日々の定型業務から解放されます。

さらに本来時間をかけるべきクリエイティブな業務や顧客とのコミュニケーションに集中できるようになるでしょう!

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現でき、すぐに業務の効率化を実感できます。
ぜひこの機会に導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">LINE公式アカウントとCanvaを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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LINE公式アカウント と Canva を連携してできること

LINE公式アカウントとCanvaのAPIを連携すれば、LINE公式アカウントの投稿をトリガーにCanvaでの操作を自動化したり、逆にCanvaの情報をLINE公式アカウントに通知したりすることが可能になります。
これにより、手作業による情報共有やファイル整理の手間を削減し、業務のスピードと正確性向上が期待できます。

ここでは具体的な自動化例を複数紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

LINEの特定投稿をもとに、Canvaでフォルダを作成する

LINE公式アカウントに特定のキーワードを含む投稿がされた場合に、その投稿内容を元にしたフォルダをCanva上に自動で作成することで、<span class="mark-yellow">手動でのフォルダ作成作業をなくし、関連デザインの整理を効率化</span>できます。

この連携は、特定の条件で処理を分岐させる設定を含んでいるため、必要な情報だけを的確にCanvaへ反映させることが可能です。

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LINEの特定投稿をもとに、Canvaでデザインのダウンロードリンクを取得して通知する

LINE公式アカウントに特定のデザインに関する投稿があった際、その情報をトリガーとしてCanvaから該当デザインのダウンロードリンクを自動で取得し、指定の方法で通知することで、<span class="mark-yellow">デザイン共有のプロセスをスピードアップ</span>させます。

この連携も、特定の投稿内容に応じて処理を実行する分岐設定を活用することで、的確なデザイン共有を実現します。

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LINE公式アカウントとCanvaの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にLINE公式アカウントとCanvaを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでLINE公式アカウントとCanvaの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「LINEの特定投稿をもとに、Canvaでフォルダを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • LINE公式アカウントとCanvaをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • LINE公式アカウントのトリガー設定およびCanvaのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1: LINE公式アカウントとCanvaをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

LINE公式アカウントの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでLINE公式アカウントと検索し対象アプリをクリックしてください。

アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックします。
LINE公式アカウントの詳しいマイアプリ登録方法は、こちらのヘルプページをご参照ください。

Canvaの場合

新規接続を押したあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでCanvaと検索し対象アプリをクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、アカウントをお持ちの方は任意の方法でログインしてください。
アカウントをお持ちでない場合は、画面の案内に沿って作成します。

アクセス権限の内容を確認し、「許可」をクリックしましょう。

以上でマイアプリ連携は完了です!

ステップ2: 該当のテンプレートをコピー

ここからいよいよフローの作成に入ります。
簡単に設定できるようテンプレートを用意しているので、まずはコピーします。
Yoomにログイン後、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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テンプレートがコピーされると、以下のような画面が表示されますので、「OK」をクリックして設定を進めましょう。

ステップ3: LINE公式アカウントのトリガー設定

「ユーザーからメッセージを受け取ったら」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

LINE公式アカウントと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

まずは、LINE公式アカウントにWebhook URLを設定しておきましょう。
この設定により、メッセージの受信などのイベントが発生した際に、その内容がWebhook経由で自動的に通知され、Yoom側で処理を開始できるようになります。

詳しい設定方法については、こちらのヘルプページをご参照ください。

Webhook URLの設定が完了したら、連携させるLINE公式アカウントでメッセージを受信しておきましょう。
ここで受信したメッセージがトリガーイベントとなり、フローが起動する起点となります。

今回はテスト用に、以下の画像のとおり「#新規案件 案件名:新商品キャンペーン」というメッセージを受信しました。

冒頭の「#新規案件」というキーワードは、次の分岐設定ステップで利用され、LINEメッセージ内にこの特定キーワードが含まれている場合にのみCanvaへのフォルダ作成フローを進める条件として機能します。
また、「案件名:新商品キャンペーン」の部分は、後続のステップでAI機能によって抽出され、Canvaで作成されるフォルダ名として利用されます。

メッセージの受信が完了したら、設定内容とトリガーの動作を確認するため「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、LINE公式アカウントで受信されたメッセージに関する情報が一覧で表示されます。

以下の画像の取得した値(=アウトプット)は、そのまま後続のステップで利用できます。
ここで取得したメッセージテキストを元に、AI機能で必要なデータを抽出し、Canvaのフォルダ作成時にフォルダ名として自動反映させることが可能です。
また、アウトプットは、以降のアクションで変数として利用でき、フローが起動するたびに最新の情報に更新されます。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ4: 分岐の設定

「分岐|特定の語句の有無」をクリックします。

※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。
フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

トリガーのステップで受信したメッセージの内容に、特定のキーワードが含まれている場合だけ処理を進めるよう、分岐条件を設定します。

以下の画面では基本的に内容を確認するだけで問題ありません。

オペレーション
「ユーザーからメッセージを受け取ったら」が設定されていることを確認してください。

取得した値
「メッセージテキスト」が条件分岐の対象になっていることを確認します。

詳しい分岐の設定方法については、こちらのヘルプページをご参照ください。

分岐条件
LINE公式アカウントが受け取ったメッセージの中に「#新規案件」というキーワードが含まれている場合にのみ処理を分岐させるため、下記の通り設定しています。
ここで設定したキーワードがメッセージテキストに含まれている場合にのみ、フローが起動する仕組みです。

入力が完了したら、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5: AI機能でテキストからデータ抽出

「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

AIによるデータ抽出の設定を行います。

変換タイプは 「GPT-4o mini|3,500文字以内のデータからテキストを抽出(2タスク)」 がデフォルトで設定されているため、そのまま内容を確認し「次へ」をクリックします。

なお、抽出対象となるテキストの文字数によって消費タスク数が変動します。
長文テキストからデータを抽出する場合は「変更する」をクリックし、任意の変換タイプを選択してください。

テキストからデータ抽出の設定方法については、こちらのヘルプページもご参照ください。

対象のテキスト
LINE公式アカウントでトリガーイベントにて受信したメッセージ内容を対象に、AIで特定のテキストを抽出します。
入力欄をクリックすると、前のステップでLINE公式アカウントから取得済みのアウトプットが表示されるので、選択して入力しましょう。
アウトプットを活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。

抽出したい項目
対象のテキストから抽出したい項目をカンマ区切りで入力します。
今回はこの後のステップでCanvaにフォルダを作成する際に利用するため、「案件名」という項目を設定しています。

指示内容
AIへの指示内容は任意で設定可能です。

入力が完了したら、設定した項目が正しく抽出されるかどうかを確認するため「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、以下の通りテキストから抽出された情報が表示されます。

以下の画像のアウトプットは、この後のステップでCanvaにフォルダを作成する際に利用できます。

内容を確認し、「保存する」をクリックします。

ステップ6: Canvaのアクション設定

「フォルダの作成」をクリックします。

タイトルは任意で変更できます。
アプリとアクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。

Canvaと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。

フォルダ名
Canvaに作成するフォルダの名前を設定しましょう。
入力欄をクリックすると、前のステップでAI機能により抽出済みのアウトプットが表示されるので、選択して入力しましょう。

アウトプットを活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、アウトプットを活用せず設定を行うと毎回同じ名前のフォルダがCanvaに作成されてしまうので注意が必要です。

親フォルダID
rootと入力すると、Canvaのプロジェクトの一番上(トップレベル)に新規フォルダが作成されます。

もし特定の既存フォルダの中に新しいフォルダを作りたい場合は、その既存フォルダのIDを指定しましょう。

フォルダIDはCanvaのURLから確認できます。
プロジェクト画面で対象のフォルダを開くと、表示されるURLから/folder/の後に表示される文字列がフォルダIDです。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容でCanvaのプロジェクト内にフォルダが作成されるか確認しましょう。

テストが成功すると、作成されたフォルダの情報が一覧で表示されます。

あわせてCanvaを開き、指定した内容でフォルダが実際に作成されているか確認してみましょう。

今回は下記の通り作成されていました!

問題がなければYoomの操作画面に戻り、「保存する」をクリックします。

以上ですべての設定が完了しました!

ステップ7: トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。

トリガーをONにすることで、LINE公式アカウントで特定のキーワードを含むメッセージを受信したタイミングで、そのメッセージの内容を元にCanva上にフォルダが自動で作成されるようになります。

実際にLINE公式アカウントで特定のキーワードを含むメッセージを受信し、Canvaでフォルダが正しく作成されるかを確認してみましょう。

CanvaのデータをLINE公式アカウントに連携したい場合

今回はLINE公式アカウントからCanvaへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にCanvaからLINE公式アカウントへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

指定スケジュールになったら、Canvaで特定のデザインを検索してLINEに通知する

毎日や毎週など、決まったスケジュールでCanva上の特定デザインを自動的に検索し、その結果をLINE公式アカウントに通知することで、<span class="mark-yellow">定期的なデザインの進捗確認や共有作業を自動化</span>し、確認漏れを防ぎます。

このフローでは、取得したデザイン情報を分かりやすく整形して通知する処理が含まれており、効率的な情報共有が可能です。

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指定スケジュールになったら、Canvaで特定フォルダ内のアイテム一覧を取得してLINEに通知する

指定したスケジュールになると、Canvaの特定フォルダ内にあるデザインやアイテムの一覧を自動で取得し、LINE公式アカウントに通知するため、<span class="mark-yellow">定期的なコンテンツの棚卸しやチーム内でのレビュー依頼といった業務を効率化</span>できます。

この連携も、取得したアイテム一覧を整理して通知するデータ加工処理を活用し、見やすい形での情報共有を実現します。

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LINE公式アカウントやCanvaのAPIを使ったその他の自動化例

LINE公式アカウントやCanvaのAPIを活用することで、日常的なやり取りやクリエイティブ業務を効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

LINE公式アカウントを使った自動化例

LINE公式アカウントの自動化を導入することで、ユーザーからのメッセージやファイルをスムーズに管理できます。
例えば、受信した情報を文書化したり外部ツールに連携したりすることで、顧客対応や情報共有を効率化できます。カスタマーサポートやマーケティング担当者に特に有効です!

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Canvaを使った自動化例

Canvaの自動化は、デザイン制作やフォルダ管理を効率化します。
例えば、他ツールで登録された情報をもとにフォルダを作成したり、デザインリンクを共有したりできるため、クリエイティブ業務の管理がスムーズになります。
デザイン部門や広報担当者の作業負担を軽減できる点が魅力ですね!

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まとめ

LINE公式アカウントとCanvaの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたLINE公式アカウントの投稿内容の確認やCanvaでのフォルダ作成、デザイン共有といった一連の作業をなくし、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者はデザイン制作や顧客対応といった本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整い、より迅速で正確な業務遂行が可能になります!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もしLINE公式アカウントとCanvaの連携作業の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Canvaでフォルダ作成以外の操作も自動化できますか?

A:はい、可能です。
Canvaにはフォルダ作成以外にも、フォルダの更新やデザインの検索など、さまざまなアクションが用意されています。
フォルダ作成以外の操作を設定したい場合は、フロー内の「フォルダ作成」アクションを削除し、+ボタンをクリックし「オペレーションタイプの選択」からCanvaアプリを選択して、目的に応じたアクションを追加してください。

フローボットの作成方法については、こちらもご確認ください。

Q:もっと複雑な条件で処理を分けることは可能ですか?

A:はい、可能です。
今回の記事では「#新規案件」という単一キーワードでの分岐設定を紹介しましたが、例えば「ユーザーID」と「メッセージテキスト」に特定の値を含む場合など、複数条件を組み合わせた分岐設定も行えます。
ただし、1つの「分岐」オペレーションで分けられるルートは最大2つまでです。

詳しい分岐の設定方法については、こちらのヘルプページをご参照ください。

Q:AIが抽出する項目を複数設定することはできますか?

A:はい、可能です。
今回の記事では「案件名」のみを抽出対象として設定しましたが、メッセージから複数の情報を抜き出す場合も対応できます。
抽出したい内容をカンマ区切りで複数項目として設定することで、「案件名」「納期」「担当者」などを同時に抽出できます。

「テキストからデータを抽出する」の設定方法については、こちらもご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
s.h
営業事務や工事事務など、さまざまな現場で事務職を経験してきました。 ルーチン業務や現場とのやり取りを通じて、“実務をまわす”ことのやりがいを感じています。また、デザイン業務にも携わり、「わかりやすく伝える工夫」が好きです。 このブログでは、Yoomを使った業務改善のヒントを、実務目線でお届けしていきます。
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