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【ノーコードで実現】マラーティー語の書類をOCRで読み取り、テキストデータを活用する方法

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2025-10-28

【ノーコードで実現】マラーティー語の書類をOCRで読み取り、テキストデータを活用する方法

y.h

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「マラーティー語で書かれた書類の内容を、一つひとつ手作業でシステムに入力している…」
「特殊な文字が多く、入力ミスがないか何度も確認するのに疲れてしまった…」

このように、海外の言語で書かれた書類のデータ化に、多くの時間と手間をかけていませんか?
特に、翻訳フローが入ることで時間の消費も増えがちですよね。

もし、<span class="mark-yellow">マラーティー語で記載された請求書や契約書などのファイルを自動で読み取り、テキストデータに変換できる仕組み</span>があれば、こうした手入力の作業から解放され、より重要なコア業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定可能です。
ぜひこの機会に導入して、日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">マラーティー語のファイルをOCRで読み取る業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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Gmailで受信したマラーティー語ファイルをOCRで読み取るフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Gmailでマラーティー語のファイルを受信したら、OCRで読み取り、その内容をビジネスチャットに通知するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:GmailZoho Cliq

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GmailとZoho Cliqのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Gmailのトリガー設定とZoho Cliqのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:GmailとZoho Cliqをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

【Gmailのマイアプリ連携】

Gmailのマイアプリ連携についてはナビをご確認ください。
なお、アプリの検索方法などは同様のため、Zoho Cliqのマイアプリ連携の際も参考にしてみてくださいね。

【Zoho Cliqのマイアプリ連携】

Yoomアカウントにログイン後、左欄の「マイアプリ」をクリックして「新規接続」からZoho Cliqを検索してください。

Zoho Cliqのアプリアイコンを検索し、クリックします。

「ドメインURL」を入力し、[追加]をクリックしましょう。
クリック後、Zoho Cliqのログインページに遷移するので、Yoomと連携するアカウントでサインインします。

Yoomによるアクセスを求められる画面に移行するので、内容を確認して[承認する]をクリックしてください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
テンプレートは自動化の大枠があらかじめ作成されており、それに沿って設定するだけでフローが完成するため、初心者の方にもおすすめです!
以下バナーの「試してみる」をクリックします。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Gmailのトリガー設定

Yoomのフローボットを動かす引き金となるアクションのことを「アプリトリガー」と呼びます。まずはこのトリガーの設定を行いましょう。
以下の赤枠をクリックしてください。

まずは、事前に連携したアカウント情報が表示されるので確認しましょう。
タイトルを任意修正し、トリガーアクションはそのままで、「次へ」をクリックしましょう!

次に、アプリトリガーのAPI接続設定をします。

※今回は特定のラベルがついたメールがトリガーになるため、ラベル作成がまだの方はGmailの画面に移り作成しましょう!

以下のメールを受信した想定で進めます。赤枠部分がラベルになります。

「トリガーの起動時間」はどの頻度でフローを起動するか設定します。は5分・10分・15分・30分・60分から選択可能です。
基本的にはご契約プランの最短起動間隔を設定しておくのがおすすめです。プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。

「ラベル」はボックスをクリックすると作成済みの候補が表示されます。先ほど作成したラベルを選択しましょう。

入力完了後に連携テストを行います。ラベルが付与されたメールを受信した後に「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると、以下の画像のような取得した値が表示されます。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

確認できたら「保存する」をクリックして、トリガー設定は完了です。

ステップ4:分岐の設定

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。

分岐「コマンドオペレーション」をクリックしましょう。
こちらのステップでは、任意のファイルのみ後続の処理を行うために分岐設定をします。

オペレーションに「特定のラベルのメールを受信したら」、取得した値に検知したい項目を設定します。
「分岐条件」は分岐先の処理を行う条件を設定します。

今回の以下の画像の設定では「件名にマラーティーというワードが含まれている場合のみ次のフローへ進む」ようになっています。

もちろんカスタマイズ可能なため、業務に合わせて修正してくださいね。
設定を終えたら、「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:画像・PDFから文字を読み取る設定

続いて、OCR技術を使って、文字を読み取る設定を行います。
画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしましょう。

  • OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
  • OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。

今回は、アクションを「【v2】任意のPDF・画像ファイル(4,000文字以内)から文字情報を読み取る(5タスク)」に設定していきます。

このフローで使用する「任意のPDF・画像ファイルから文字情報を読み取る」は文字数によってタスク数が変わります。4,000字(5タスク)、8,000字(10タスク)、12,000字(15タスク)から任意のアクションを選択してください。デフォルトでは4,000字となっています。
※ YoomのOCR機能では、アクション記載の規定の文字数を超えるデータや、文字が小さすぎる場合に正しく読み取れないことがあります。文字数や文字の大きさには少し余裕を持たせてご利用ください。

なお、OCRの設定に関する具体的な手順や注意点については、以下のリンク先をご参照ください。

「画像・PDFから文字を読み取る」の設定方法
画像・PDFから文字情報を読み取るオペレーションで実施できること/できないこと


詳細設定を行います。
「ファイルの添付方法」は、プルダウンから画像のように選択してください。

「抽出したい項目」は、データから抽出したい項目を設定します。

複数の項目を設定する場合、カンマ(,)区切りで入力してくださいね!
今回はテンプレートを活用して、以下画像のように入力しています。もちろんカスタマイズ可能です。

入力が完了したら「テスト」を実行し、正しく文字が読み取れていることを確認しましょう。確認後、「保存する」をクリックします。

ステップ6:Zoho Cliqのアクション設定

Zoho Cliqでメッセージを送信する設定です。
「メールを送信」をクリックしましょう。

同様に、アクションを確認して「次へ」をクリック。

API接続設定に移るので、チャンネルを候補から選択しましょう。
候補は、マイアプリ連携したアカウントに紐づいて表示されます。

続けて、メッセージを入力しましょう。

自由にカスタマイズ可能ですが、必ず取得した値を活用して文章を作成しましょう。
取得した値を利用することで、トリガーが起動するたびに最新の値を自動で引用できます。なお、取得した値を活用せずテキストを直接入力した箇所は固定値のため定型文となります。
以下の画像を参考に、通知したい形式で設定してみてください。

設定が完了したらテストします。

成功したら保存してください。

連携したZoho Cliqのアドレスから、メールが送信されました!

ステップ7:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。

以上が、GmailのデータをZoho Cliqに自動的に連携する方法でした!

OCRを使ったその他の自動化例

OCRを活用することで、紙の書類やスキャンデータ、PDFなどの画像ファイルからテキストを抽出し、翻訳・要約・通知などの処理を自動化できます。
Yoomには、さまざまなクラウドストレージやメールサービスと組み合わせて活用できるOCR自動化テンプレートが多数用意されているので、ぜひご確認ください!

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まとめ

マラーティー語で書かれた書類の読み取りとデータ入力を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた煩雑な入力作業や、それに伴う確認作業の手間を削減し、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は言語の壁を意識することなく、より迅速かつ正確に情報を処理でき、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」は、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで、直感的に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomが実現する業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:請求書などからの文字を抽出できますか?
A:はい、可能です。
今回のように特定の項目を抽出することもできるため、業務に合わせてご活用ください。

Q:マラーティー語OCRの読み取り精度は?
A:YoomのOCRはPDFや画像から高い精度で文字を抽出できますが、ファイルの内容や形式によって結果が変わります。
項目名が明確・値がユニーク・6500文字以内などの場合は高精度で抽出できますが、縦書きや複雑なレイアウト、大量の文字などは精度が下がってしまうことがあります。

詳しくは以下のヘルプページをご参照ください。

「OCRで文字を抽出」で実施できること/できないこと

Q:読み取り失敗時のエラー処理は可能ですか?

A:連携に失敗した場合はフローボットが停止し、Yoomに登録しているメールアドレスへ通知が行われます。また、お送りしたメールから連携に失敗した際の原因を確認することも可能です。原因を確認しても対処方法が分からない場合は、ヘルプページまたは、こちらをご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
y.h
ITパスポート資格保有者。Webライターとして、SaaS自動化ツール『Yoom』を活用した業務効率化をテーマに記事執筆を担っている。システムエンジニアとしてシステムの安定運用や業務フロー改善に携わった経験から、業務の効率化・自動化に関心を抱く。自身のエンジニアとしての経験を活かし、現場で働く非エンジニアの方にもSaaS活用の価値を伝えるべく日々情報発信を行っている。
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