・
Notionとfreee会計の連携により、プロジェクト管理と経理処理の効率化が可能になるでしょう。
Notionは情報共有やタスク管理に優れたツールであり、一方で、freee会計は会計業務の自動化を得意としています。これらのツールを組み合わせることで、業務プロセスの効率化や、データの一貫性・透明性の向上が期待できます。
本記事では、Notionとfreee会計の連携によって得られる具体的なメリットと連携方法を解説し、業務の効率化を図る方法を詳しく紹介します。
今すぐに試したい方へ
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!
Notionとfreee会計を連携するメリット
メリット1:業務全体の透明性と精度向上
Notionとfreee会計の連携により、プロジェクトのステータスが更新されると、freee会計に自動的に売上取引が登録されます。この自動化により、二重入力や手作業によるミスが減少し、データの一貫性が確保されるでしょう。特に、プロジェクト管理と経理処理の間で情報をタイムリーかつ正確に共有することができるため、業務の効率化が実現できるでしょう。また、売上の確認や処理のスピードが向上し、キャッシュフローの管理もスムーズに進むことが期待できます。
メリット2:データの一元管理
Notionとfreee会計の連携により、業務データを一元管理できます。プロジェクト情報、売上データ、タスクの進捗など、あらゆる情報がNotionに集約され、その情報が、連携することでfreee会計に自動で反映されます。これにより、複数のシステムを行き来する手間が省け、チーム全体が最新のデータに基づいて意思決定を行えるようになるでしょう。また、業務のスピードアップと正確性の向上、情報の一元化によるデータの可視化も促進され、管理者の負担軽減に役立つでしょう。
[Yoomとは]
Notionとfreee会計を連携してできること
Notionとfreee会計のAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた情報共有のプロセスを自動化できます。
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐに自動化の連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!
Notionでステータスが更新されたらfreee会計に売上取引を登録する
Notionのベータベースに新しいステータスが更新された際にfreee会計に決済済みの取引の登録を行っていきます。
これまで手作業で行っていた二重手間をなくし、取引管理をスムーズにしましょう!
Notionからfreee会計に取引先を追加する
Notionから取得した取引先情報をfreee会計に登録する作業を効率化できます。
手作業による登録の手間を省き、共有漏れや遅延といったヒューマンエラーを未然に防ぐことが可能になります。
Notionとfreee会計の連携フローの作り方
それでは、実際にテンプレートを使用して「Notionでステータスが更新されたらfreee会計に売上取引を登録する」フローを一緒に作っていきましょう!
今回使用するテンプレートは、下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。
はじめる前に
Yoomのアカウントをお持ちでない方は、以下の「Yoomのアカウント発行ページ」からアカウントを発行してください。
Yoomの基本的な操作は、「初めてのYoom」をご確認ください。
それでは、一緒に始めましょう!
ステップ1:Notionとfreee会計をマイアプリ連携
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから、今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
Notionの連携
以下の手順をご参照ください。
freee会計の連携
次はfreee会計をマイアプリに登録します。同様にYoomの新規接続一覧の中からfreee会計をクリックします。
アプリ連携の開始画面が出てくるので、下部にある「許可する」をクリックします。
連携が完了するとYoomのマイアプリにNotionとfreee会計が登録されます。
これでマイアプリ登録が完了しました。
次は、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!
ステップ2:Notionにページが作成、更新された際の設定
(1)先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。
アプリトリガーの「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」をクリックします。
(2)Notionの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Notionと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」のままで「次へ」をクリックします。
(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔、データベースIDを入力します。
・トリガーの起動間隔:プルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
・データベースID:直接入力
※トリガーの起動間隔はプランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
入力が完了したら「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。
ステップ3:Notionと連携してレコードを取得する
(1)次に、Notionと連携してレコードを取得します。
「レコードを取得する(ID検索)」をクリックします。
(2)「データベースの連携」画面から、Notionと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、実行アクションを「レコードを取得する(ID検索)」のままにします。
データベースIDは候補から選択してください。
入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックします。
(3)「データベース操作の詳細設定」画面から、取得したいレコードの条件をアウトプット(取得した値)から選択します。
選択が完了したら「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。
(4)次に、分岐条件を設定します。
「コマンドオペレーション」をクリックします。
(5)「分岐条件を指定」画面から、オペレーション、アウトプット(取得した値)、分岐条件を入力します。
・オペレーション:プルダウンから選択
・アウトプット(取得した値):プルダウンから選択
・分岐条件:直接入力もしくはアウトプット(取得した値)から選択
分岐条件は赤枠の「+分岐条件を追加」をクリックすることで増やすことが可能です。(5個まで)
※分岐をするにはミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
入力が完了したら、下部にある「保存する」をクリックします。
ステップ4:freee会計と連携して取引を登録する
(1)次に、freee会計と連携して決済が完了した取引を登録します。
「決済済みの取引の登録」をクリックします。
(2)freee会計の「連携アカウントとアクションを選択」画面から、freee会計と連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「決済済みの取引の登録」のままで「次へ」をクリックします。
(3)「API接続設定」画面から、必須項目を入力します。
・事業所ID:候補から選択
・発生日:直接入力もしくはアウトプット(取得した値)から選択
・取引先タイプ:プルダウンから選択
・取引先ID:候補から選択
・税区分コード:候補から選択
・勘定科目ID:候補から選択
・取引金額:アウトプット(取得した値)から選択
・支払い金額:アウトプット(取得した値)から選択
・口座ID:候補から選択
・口座区分:プルダウンから選択
・支払日:直接入力もしくはアウトプット(取得した値)から選択
それ以外の項目は必須項目ではありません。必要な項目に入力を行ってください。
入力が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。
(4)最後に、「トリガーをON」をクリックします。
これで、「Notionでステータスが更新されたらfreee会計に売上取引を登録する」フローボットの完成です。
今回使用したフローボットテンプレート
Notionでステータスが更新されたらfreee会計に売上取引を登録する
Notionとfreee会計を使ったその他の自動化例
Yoomでは他にもNotionとfreee会計を使った自動化の例がたくさんありますので、いくつかご紹介します。
Notionを活用した自動化例
Notionは、情報をまとめて管理できるオールインワン型の情報整理ツールです。チャットツールアプリや他の顧客管理アプリと組み合わせることで、転記作業や担当者への共有などの流れを自動化できます。
これにより、作業時間を大幅に短縮し、内容の正確性も高められます。
freee会計を活用した自動化例
freee会計は、経理・会計業務を自動化し、取引データをリアルタイムで一元管理できるのが強みです。顧客管理や経費情報を自動取得し、入力ミスや共有漏れを防ぐことができます。これにより、正確で最新の財務状況を把握できます。
まとめ
Notionとfreee会計の連携により、業務の効率化やデータ管理の一元化が実現できそうですね。
プロジェクトの進捗に応じた売上登録の自動化に加え、リアルタイムでのデータ共有が可能になることで、手作業のミスや二重入力が減少し、チームの協力体制も強化されるでしょう。
Notionとfreee会計の連携は、経理処理やプロジェクト管理をよりシンプルにし、企業全体の業務の透明性と正確性の向上に役立つでしょう。
Q:連携が失敗した場合どうなりますか?
A:
連携に失敗すると、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。
Q:複数の条件で登録内容を変えられますか?
Q:freee会計側の情報をNotionに反映できますか?
A:
はい、できます!1から全て手作業でフローボットを作成することも可能ですが、Yoomにはfreee会計からNotionを同期するテンプレートも準備されています。「一度試してみたい!」という方は下記からテンプレートをご確認ください。