メールに添付されたファイルをOneDriveとDropboxに格納
メールの添付ファイルを同時に両ツールへ自動アップロードできます!
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OneDriveとDropboxを併用していると、どっちに何のファイルを保存したのかわからなくなることがありませんか?
他にも、OneDriveに保存したものをDropboxに保存したいのに忘れてしまったり、両ツールに同じファイルをアップロードするのが手間に感じたりなど…多くのファイル管理を毎日行わなければならないとなると、このように感じてしまうのも無理はありません。
そこで今回はこのようなお悩みを解決すべく、<span class="mark-yellow">ノーコードツールYoomを活用したOneDriveとDropboxのAPI連携方法をご紹介します!</span>
連携をすることで今までよりもファイル管理やアップロードが簡単になるかもしれません。
API連携と言っても、エンジニアのような知識は必要ナシ。初心者の方に優しい仕様になっているので、「両ツールへのファイルの追加を自動化したい」「両ツールを同期したい!」という方は必見です!
Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にOneDriveとDropboxの連携が可能です。
YoomにはあらかじめOneDriveとDropboxを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。
OneDriveとDropboxのAPIを連携すれば、OneDriveのデータをDropboxに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。
定期的にファイル転送が必要な場合にオススメのフローです!
メールの添付ファイルを同時に両ツールへ自動アップロードできます!
それでは、さっそく実際にOneDriveとDropboxを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでOneDriveとDropboxの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は、指定日時にOneDriveに格納された複数ファイルをDropboxに格納するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けると以下の通りです。
Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。
検索ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
OneDriveのアプリを選択すると、サインインが求められます。
ログインすると、自動的に連携が完了します!
Dropboxの連携も同様です!
Dropboxのアプリを選択するとログインページが表示されます。
ログイン情報を入力すると、連携完了です。
次に、今回使用するテンプレートをコピーします。
1.上のバナーの「試してみる」を押す。
2.移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。
※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。
テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。
左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。
「指定したスケジュールになったら」をクリックします。
フローボットを起動したいタイミングを設定します。
画像では、毎月31日午後18時に起動する設定となっていますが、変更可能です!
日付での指定だけでなく、「曜日指定」もできます。
設定が完了したら、保存を押しましょう。
※「Cronの設定」では、1日のうちに何度も起動したい場合や、曜日によって別の時間帯に起動したいなどの細かな設定が可能です。
※設定の詳しい設定方法はこちらをご確認ください。
「フォルダ内のファイル一覧を取得」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「OneDriveと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「特定のフォルダ内のファイルを一覧で取得」を選択
どのフォルダ内にあるファイルを一覧で取得するのか、選んでいきましょう!
まずは「ドライブID」を入力していきます。
入力欄をクリックすると「候補」が表示されます。
その中から選ぶと簡単に入力することができます!
次に「ファイル名」を入力します。
最後に「フォルダのアイテムID」を入力します。
「ファイル名」を入力することで、入力欄に候補が表示されるので、候補から選びましょう!
入力後「テスト」を押して、問題なければ「保存する」をクリックします。
「コマンドオペレーション」をクリックします。
ここでは、Dropboxに保存するために必要な「アイテムIDの一覧」と「アイテム名の一覧」を取得するための設定を行います。
画像の通り、今回は2つのアウトプットを作成します。
※「同じ処理を繰り返す」の設定方法についてはこちらをご確認ください。
※「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみ利用できる機能です。
※フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなるため、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
設定ができたら「保存する」をクリックしてコマンドオペレーションの設定は完了です。
「ファイルをダウンロードする」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「OneDriveと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ファイルをダウンロード」を選択
まずは「ドライブID」を入力します。
候補から選択しましょう!
次に「ファイルのアイテムID」入力します。
入力欄をクリックして、アウトプットを表示させます。ステップ5で取得した「アイテムIDの一覧のループ変数」を選択しましょう!
ここまで完了したら「テスト」を押して、アウトプットが取得できれば「保存する」をクリックします。
「ファイルをアップロードする」をクリックします。
必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Dropboxと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ファイルをダウンロード」を選択
まずは「フォルダのパス」を入力します。
次に「ファイル名」です。
アウトプットからステップ5で取得した「アイテム名の一覧のループ変数」を選びます。
最後に「ファイルの添付方法」と「ファイル」の選択です。
画像の通り、選択しましょう!
最後に「テスト」を押して、問題なければ「保存する」をクリックします。
最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しく、フローボットが起動するか確認しましょう。
設定、お疲れ様でした!
以上が、指定日時にOneDriveに格納された複数ファイルをDropboxに格納するための連携手順になります!
OneDriveやDropboxのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。
他のアプリと連携することで、ファイルの自動管理が実現できます。手動での格納作業削減の他、フォルダの自動作成、ファイル格納の通知も可能です!
Dropboxへの自動格納はもちろん、保存した音声ファイルの文字起こし、テキストファイルからデータ抽出などが可能であり、業務の効率化が図れます!
OneDriveとDropboxを連携させることで、ファイル管理やアップロードがスムーズになることが期待できるでしょう!
「該当のファイルが片方にはあるけれどもう片方にはない!」「同じファイルを両ツールにアップロードするのが面倒」といったお悩みが解決できる可能性が高まり、ファイル管理が今よりも簡単に行えるようになるはずです。
また、<span class="mark-yellow">Yoomは今回紹介したOneDriveとDropboxの自動化以外にも、多くのテンプレートを用意しています!</span>
普段活用しているアプリ同士の連携が簡単に導入できれば、今よりも快適な作業環境を整えられ、業務負担の軽減となるかもしれません…!
さらに、Yoomならアプリ同士の連携はプログラミング不要で行えます。専門知識がなくてもスムーズに設定できるのが嬉しいポイントですよね!
初心者の方でも安心して設定できる仕様になっているため、今すぐYoomに登録して自動化を導入しましょう!