SlackとHubSpotの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/07

【ノーコードで実現】SlackのメッセージデータをHubSpotに自動的に連携する方法

y.matsumoto

SlackとHubSpotを活用しているものの、「リード情報の管理が煩雑」「チーム内での情報共有に時間がかかる」と感じたことはありませんか?手作業でのデータ更新は、業務の負担が増えるだけでなく、ミスや対応遅れの原因にもなります。

本記事では、SlackとHubSpotをノーコードで自動連携し、業務を効率化する方法を解説します。Yoomを活用すれば、プログラミング不要で設定できるため、エンジニアのリソースがなくても簡単に導入できます。<span class="mark-yellow">これにより、データの更新漏れを防ぎ、営業やマーケティングのスピード向上が期待できます!</span>

「手作業を減らして、より重要な業務に集中したい!」と考えている方は、ぜひ本記事を参考にして、SlackとHubSpotの連携を実践してみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSlackとHubSpotの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSlackとHubSpotを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐに連携が実現できます。

SlackとHubSpotを連携してできること 

SlackとHubSpotのAPIを連携すれば、SlackのデータをHubSpotに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにSlackとHubSpotの連携を実際に体験できます。登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Slackで「新規リード登録」が投稿されたらHubSpotにコンタクトを作成する

Slackに投稿されたリード情報を自動的にHubSpotに登録できるため、リード管理を効率化したい方におすすめのフローです!

Slackの「問い合わせ」チャンネルに投稿されたら、HubSpotのチケットを自動作成する

Slackに投稿された「問い合わせ」が自動的にチケット化されるため、迅速な対応が可能となります。
顧客からの問い合わせ管理を効率化したい方におすすめのフローです!

Slackで商談関連の情報が投稿されたら、HubSpotに取引を作成する

HubSpotへの自動登録により、営業チームは迅速にフォローアップが可能です。
営業チームの日々の業務を効率化したい方におすすめのフローです!

SlackとHubSpotの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそく実際にSlackとHubSpotを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとHubSpotの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はSlackで「新規リード登録」が投稿されたらHubSpotにコンタクトを作成するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SlackとHubSpotをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Slackのトリガー設定およびHubSpotのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:SlackとHubSpotのマイアプリ連携


左欄にある「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」をクリックします。

1.slackの登録方法

検索窓が表示されるのでslackを検索しましょう。

連携に使用したいワークスペースURLを入力したら、「続行する」ボタンを押してください。

Yoomの投稿先シャンネルをプルダウンから設定したら「許可する」をクリックします。
※参照:連携方法の詳細はこちらをご確認ください。

これで、Slackのマイアプリ連携完了です!

2. HubSpotの登録方法

先ほどと同じように「新規接続」をクリックしたら、今度はHubSpotを検索しましょう。

HubSpotにアカウントがある方は、「Sign in to your HubSpot account」を選択してください。

パスワードを入力し、ログインできたらマイアプリ登録の完了です!

‍ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのテンプレートフローボットを、マイプロジェクトにコピーします。

下記バナーの「試してみる」をクリックしてコピーしましょう!

上記画面のポップアップが表示されたら「OK」を押して設定スタートです!

ステップ3:Slackでトリガーの設定

Slackアイコンの「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」を押して、設定していきましょう。

上記画面が表示されるので、連携するアカウント情報に誤りが無いか確認してください。
確認できたら「次へ」をクリックします。


「トリガーの起動間隔」は5分、10分、15分、30分、60分の中から選択してください。
※注意事項:プランによってトリガーの起動間隔は異なります。

設定が完了したら、Slackでテスト用のメッセージを送信しましょう。
(テストに使用するため、内容は任意でOKです!)

メッセージを送信したら、テストを行います。
テストが成功し、アウトプットが正しく取得できたら「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:分岐条件を指定する

次に、「分岐|メッセージに「新規リード登録」を含むか判別」という項目を押して、アクションを設定しましょう!

タイトルは任意で変更できます。
分岐対象のアウトプットと分岐条件は、上記画像の通り設定されているのを確認してください。

このように設定することで、<span class="mark-yellow">メッセージ本文に「新規リード登録」という文言が記載されている場合のみ分岐しHubSpotにコンタクトを作成できるように設定できます。</span>

なお、違う文言で分岐条件を設定したい場合は、「新規リード登録」の部分を、分岐に使用したい文言を新たに設定してください。

設定が完了したら「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:テキストからデータを抽出する

続いて、「テキストからデータを抽出する」という項目を押して設定していきましょう。

変換タイプの「変更する」をクリックすると、下記画面が表示されます。

テキストを抽出するデータの最大文字数を選択できるので、用途に合わせて設定してください。

「次へ」をクリックします。

AIを利用してテキストからデータを抽出するための設定を行っていきましょう!
上記画面の通り、Slackのメッセージ本文からデータを抽出できるようにデフォルトで設定されています。ここは変更不要です。

抽出したい項目の欄は、用途に合わせて任意で設定してください。
例えば企業情報を抽出したい場合は、入力例のように「会社名,役職,姓,名,電話番号,メールアドレス」などと設定してみましょう。

設定が完了したら、テストをおこない保存します。

ステップ6:HubSpotにコンタクトを作成する

続いて「コンタクトの作成」を設定していきましょう。

上記画面が表示されるので、連携するアカウント情報に誤りが無いか確認してください。
確認できたら「次へ」をクリックして、HubSpotに登録するコンタクト情報の詳細設定をしましょう。


会社名は、上記画面の通り設定されています。
<span class="mark-yellow">このように設定することで、Slackで投稿されたメッセージに記載されている「会社名」を自動で取得し、HubSpotのコンタクトに登録することができます!</span>

メールアドレス、姓、名、電話番号も同様に設定されているので確認してください。
なお、その他の「役職名」や「業種」等もSlackのメッセージから自動で登録したい場合は、ステップ5で設定した「抽出したい項目の欄」に役職名,業種と追加しましょう!

テストが成功したら「保存する」をクリックしてください。

ステップ7:Slackのチャンネルにメッセージを送る設定

最後に「チャンネルにメッセージを送る」を設定しましょう。

上記画面が表示されるので、連携するアカウント情報に誤りが無いか確認してください。
確認できたら「次へ」をクリックします。


投稿先のチャンネルIDは、注釈を参考に設定してください。

メッセージは、上記画面の通り設定されています。(こちらは用途に合わせて変更してOKです!)

テストを行い、Slackに問題無くメッセージが送れたら設定を保存してください。

ステップ8:トリガーをONにする


これで「Slackで「新規リード登録」が投稿されたらHubSpotにコンタクトを作成する」フローの完成です!
「トリガーをON」をクリックして、フローの動作を確認してみましょう。

HubSpotのデータをSlackに連携したい場合

今回はSlackからHubSpotへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にHubSpotからSlackへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

HubSpotに新規コンタクトが登録されたらSlackに通知する

HubSpotのコンタクト情報を自動でSlackに通知できるので、チーム全体が素早く状況を把握できます。
チームのコミュニケーションを円滑にしたい方におすすめのフローです!

HubSpotの商談ステージが変更されたらSlackに共有する

HubSpot上の商談ステージの変更点をSlackへの自動通知により、スピーディーに把握できます。
営業チームのコミュニケーションをスムーズにしたい方におすすめのフローです!

SlackとHubSpotを活用したその他の自動化例

SlackとHubSpotのAPIを活用することで、さまざまな業務を自動化できます。手作業の負担を減らし、業務の効率を向上させたい方は、以下の自動化例もぜひ試してみてください。

Slackを使った便利な自動化例

Slackの投稿内容をkintoneやNotionに自動登録できます。

また、受信メールの内容からタスクを自動生成するなど活用方法は様々です!

HubSpotを使った便利な自動化例

GoogleカレンダーやGoogle スプレッドシートの情報からHubSpotにコンタクトを自動で作成できます。
また、HubSpotの情報をSansanやSalesforceに登録したり、メールを送信することもできますよ!

終わりに

SlackとHubSpotのデータ連携を手作業で行うのは、時間も手間もかかりますよね。でも、Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても簡単に連携を設定できることがわかりました!手間のかかるデータの入力や転記を自動化することで、営業やマーケティングの業務にもっと集中できるようになります。

「効率よく情報を管理したい」「チームの業務をスムーズに進めたい」と思った方は、まずはYoomに無料登録して、便利な連携を試してみてください!

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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