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ビジネスのデジタル化が進む現代、業務効率の向上とヒューマンエラーの防止は重要な課題です。
特に、支払い情報の管理と共有は時間や手間がかかると感じる方も多い業務です。
そこで今回は、SquareとMicrosoft Teamsを連携し、Squareで支払いが発生した際に自動的にMicrosoft Teamsに通知する方法をご紹介します。
この自動化により、業務の効率化と正確性の向上が期待できます。
ぜひ参考にしてください。
支払い情報がSquareからMicrosoft Teamsに自動で通知されることで、手動入力によるミスや確認漏れを防止できます。
例えば、ホテルのフロント業務では、顧客がオンラインで支払いを完了すると、その情報が素早くMicrosoft Teamsに共有されます。
これにより、スタッフが二重請求を行うリスクを回避でき、顧客満足度の向上も期待できます。
また、手作業によるミスの削減により、情報の正確性の向上が見込めます。
Squareでの支払い発生時にMicrosoft Teamsへ通知が送られることで、関連するタスクのスムーズな業務遂行が期待できます。
こうした自動化により、手作業の記録が不要になり、無駄な確認作業も削減できるため、業務の効率化向上が見込めます。
例えば、イベント運営では、参加者がチケットを購入した際に、Microsoft Teamsで通知を受け取ったチームがスピーディーに座席の割り当てや案内メールの送信を開始できます。
これにより、顧客への対応が早まり、サービス品質の向上も期待できます。
Squareで支払いが発生した際にMicrosoft Teamsに通知が届くことで、チーム全員が同じ情報をスムーズに確認できます。
複数の部署やチーム内での情報共有がスムーズに行われることで、各メンバーが自分の役割や作業内容を把握しやすくなり、業務全体の進捗状況を共有することが期待できます。
また、情報が一元化されることで、誤解や情報の抜け漏れを防ぎ、正確で効率的な作業が見込めます。
さらに、状況に応じた迅速な意思決定ができるようになり、チーム全体の連携強化が期待できます。
ここからは、Yoomのテンプレート【Squareで支払いが発生したらMicrosoft Teamsに通知する】という連携フローを使って設定をしていきます。
[Yoomとは]
Squareで支払いが発生するとSquare APIで受け取り、Microsoft Teamsが提供するAPIを経由して、Microsoft Teamsに通知することができます。
Yoomを使えば、プログラミング知識がなくても自動化できます
1)まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
Yoomのアカウント発行ページ
アカウントを取得している場合は、ログインしてください。
1)Yoomのアカウントにログインしたら、次に使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。

2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示され、検索窓から「Square」と「Microsoft Teams」を1つずつ検索します。

Squareを選択できたら、使用するアカウントでログインしてください。

同様にMicrosoft Teamsを選択したら、使用するアカウントでログインします。

詳しくはこちらをご確認ください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項 | Yoomヘルプセンター
3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが正しく表示されているかを確認してください。
こちらのバナーをクリックします。
1)最初に「このテンプレートを試す」というアイコンをクリックしてください。

2) 以下の確認画面が表示されますので、「OK」をクリックしてください。

この画面が表示されたら、コピーが正常に完了しています。

その後は、タイトルや詳細をクリックして編集できます。
右側に「!」アイコンが表示されますので、順番にクリックしてオペレーションを設定します。
テンプレートは「マイプロジェクト」に保存されます。

「アプリトリガー 支払い(決済)が作成されたら」をクリックします。

1) アクションは「支払い(決済)が作成されたら」を選択して、「次へ」をクリックします。

2) トリガーの起動間隔を選択してください。
トリガーの起動間隔は契約プランに応じて異なります。
各プランの内容についてはこちらを参考にしてください。
各プランの機能制限や使用上限の一覧 | Yoomヘルプセンター (intercom.help)
完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

1) フローに戻り、「アプリと連携する チャネルにメッセージを送る」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「チャンネルにメッセージを送る」を選択してデータベースIDを入力し、「次へ」をクリックします。

3)必須事項を入力します。

Squareで取得したのアウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

これで【Squareに報告書が登録されたらMicrosoft Teamsに通知する】というフローが完成です。
設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく動作するか確認してください。

今回使用したテンプレートはこちら
他にもSquareを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。
1.Squareで決済が完了したらAirtableに登録する
このテンプレートは、Squareで決済が完了すると、Airtableに自動で情報を登録する仕組みです。
例えば、決済データを営業部用の顧客リストや経理部用の売上管理表に追加することで、各部署が素早くデータを共有できます。
登録内容には顧客名、購入商品、金額、決済日時などを含めることで、データ管理の効率化や正確性向上が見込めます。
これにより、業務負担を軽減し、迅速な対応と分析が期待できます。
2.Squareで決済が完了したらMicrosoft Excelに登録する
このテンプレートは、Squareで決済が完了すると、自動でMicrosoft Excelに情報を登録する仕組みです。
例えば、決済データを営業部用の顧客リストや経理部用の売上管理表に追加できます。
登録内容には顧客名、購入商品、金額、決済日時などが含まれ、各部署が迅速にデータを共有可能です。
これにより、手動入力ミスを防ぎ、業務の効率化や正確なデータ管理が期待できます。
3.Squareで支払いが行われたらOutlookで個別にサンクスメールを送信する
このテンプレートは、Squareで支払いが行われた際に、Outlookを使って顧客に個別にサンクスメールを自動送信する仕組みです。
例えば、営業部が顧客の購入に感謝を示すメールを自動で送信し、サポート部はアフターサービスの案内を追加できます。
これにより、手間なく迅速に顧客対応ができ、顧客満足度向上が期待できます。
また、部署間での一貫した対応が可能になり、業務の効率化も見込めます。
今回は、Squareで支払いが発生したらMicrosoft Teamsに通知する方法をご紹介しました。
SquareとMicrosoft Teamsを連携させることで、支払い情報の管理と共有が効率化され、チーム全体のパフォーマンスの向上も見込めます。
ヒューマンエラーの防止や業務フローの改善、そして迅速な対応が可能となり、ビジネスの生産性向上も期待できます。
また、Yoomを活用すれば、ノーコードで簡単に連携設定が可能です。
この機会にぜひ、SquareとMicrosoft Teamsの連携を導入し、業務効率化を図ってみてください。