Microsoft TeamsとClockifyの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-14

【簡単設定】Microsoft TeamsのデータをClockifyに自動的に連携する方法

h.hamada

「Microsoft Teamsのカレンダーに登録した予定を、そのままClockifyのタスクとして管理したい」
「Teamsの予定を見ながらClockifyに手入力しているけど、時間がかかるし、入力ミスや漏れが心配…」

このように、Microsoft TeamsとClockifyを併用する中で、二つのツール間での情報連携に手間や課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsのカレンダーにイベントが登録されたら、自動でClockifyにタスクを作成する自動化の仕組み</span>があれば、こうした日々の面倒な作業から解放され、入力ミスを心配する必要もなくなり、より重要な業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に実現でき、日々の業務を大きく効率化できるので、ぜひこの機会に導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとClockifyを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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Microsoft TeamsとClockifyを連携してできること

Microsoft TeamsとClockifyのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた多くの定型業務を自動化できます。
例えば、Microsoft Teamsのカレンダー情報をトリガーにして、Clockify側でタスクを作成するといった処理を自動で実行可能です。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介するので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください!

Microsoft Teamsでカレンダーにイベントが登録されたら、Clockifyにタスクを作成する

Microsoft Teamsのカレンダーに新しいイベントが登録されるたびに、その情報を自動でClockifyのタスクとして作成することで、<span class="mark-yellow">手作業によるタスク登録の手間をなくし、転記ミスや登録漏れといったヒューマンエラーを防ぎます。</span>

この連携は、Microsoft Teamsのイベント情報を直接Clockifyに連携するシンプルな構成です。

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Microsoft Teamsでカレンダーに特定条件のイベントが登録されたら、Clockifyにタスクを作成する

Microsoft Teamsのカレンダーに登録されたイベントの中から、件名に特定のキーワードが含まれるなど、<span class="mark-yellow">指定した条件に合致するものだけを自動で選別してClockifyにタスクを作成</span>するため、不要なタスクの作成を防ぎ、より的を絞った効率的なタスク管理が実現します。

この自動化は、条件分岐の処理を含むため、柔軟な業務フローに対応可能です。

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Microsoft TeamsとClockifyの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft TeamsとClockifyを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft TeamsとClockifyの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Microsoft Teamsでカレンダーにイベントが登録されたら、Clockifyにタスクを作成する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft TeamsとClockifyをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Microsoft Teamsのトリガー設定およびClockifyのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:マイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まず、Yoomにログインしたあと左メニューにあるマイアプリを押し、右の新規接続というボタンを押します。

Microsoft Teamsの連携

検索ボックスにMicrosoft Teamsと入力し、対象のアイコンをクリックします。

画面が切り替わるので、連携したいアカウントを選択します。

※表示されたアカウント以外を連携したい場合は「別のアカウントを使用」をクリックし、連携したいアカウントでログインしてください。
画面が遷移しますので「次へ」をクリックします。

次に、Yoomが信頼できることの確認が求められるので「続行」を選択します。

Yoomの画面に戻り、下記の表示が出たら連携完了です!

〈注意事項〉
「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

Clockifyの連携

次に、検索ボックスにClockifyと入力し、対象のアイコンをクリックします。

下記のような画面になるので、赤枠部分を参考にアカウント名・API Key・ドメインを入力しましょう。入力欄はこの画面で下にスクロールすると現れます。

APIキーを確認するには、まずClockifyにログインし、トップページ右上のアイコン→「Preferences」を押して進みましょう。

「Advanced」というタブを選び、「Manage API keys」をクリックしてください。

任意の名前を入力したら、「GENERATE」をクリックして発行されたAPI Keyをコピーしましょう。

Yoomの連携画面に戻り、コピーしたAPI Keyを貼り付ければAPI Key欄の入力は完了です。
アカウント名・ドメインも入力したら、「追加」ボタンを押してください。
下記の表示が出たら連携完了です!

ステップ2:テンプレートをコピー

ここからいよいよフローを作っていきます!簡単に設定できるようテンプレートがありますので、まずはこちらをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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1.上記バナーの「詳細を見る」をクリック
2.画面が切り替わったら「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う

既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログイン情報を入力してください。
4.下記のようにお使いのYoom管理画面にテンプレートがコピーされるので、OKを押して設定を進めていきます。

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガー設定

それでは、最初の設定を始めましょう!まずは、下の赤枠をクリックしてくださいね。

次に、連携アカウントとアクションを設定しましょう。

  • タイトル:任意でわかりやすい名前に修正してもOKです。
  • アカウント情報:プルダウンから変更可能です。トリガーとしたいアカウントを選択してください。
  • アクション:テンプレート通りに「カレンダーにイベントが登録されたら」のままで大丈夫です。

次に、アプリトリガーのAPI接続設定画面になります。
こちらの設定の前に、事前準備としてMicrosoft Teamsでカレンダーにイベントを登録しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で作成しました。先ほど設定したアカウントのカレンダー以外に登録しないよう、注意しましょう。

Microsoft Teamsの準備ができたら、Yoomの操作画面に戻ります。
下記を参考に、それぞれの項目を入力してください。

  • トリガーの起動間隔:プルダウンメニューから選択しましょう。
    5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択できます。特にこだわりがなければ、最短の起動間隔を選ぶのがおすすめです!
    ※料金プランについての詳細はこちらのヘルプページをご覧ください。
  • ユーザーID:入力欄をクリックすると、下記のような候補が表示されます。先ほど事前準備で作成したユーザーIDを選択しましょう。
  • タイムゾーン:プルダウンから選択できます。入力欄下の注釈を参考に、いずれかを選んでください。

入力が完了したら「テスト」をクリックして、成功するか確認してみましょう。成功すると以下の画像のように取得した値が表示されます。

なお、この取得した値のことをアウトプットと呼びます。取得したアウトプットはClockifyへ自動登録可能となります!
アウトプットはフローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくは、アウトプットとは?をご参照ください。

最後に、「保存する」を押して次のステップへ進みましょう!

ステップ4:Clockifyでタスクを作成する設定

続いて、先ほど取得したMicrosoft Teamsのデータを用いて、Clockifyで新しいタスクを作成する設定を行います。下記の赤枠をクリックしてください。

タイトルやアクションは先ほどと同様に、修正・確認をして次に進んでください。

API接続設定画面になったら、下記を参考にそれぞれの項目を入力しましょう。

  • Workspace ID:ボックスをクリックして、候補の中からタスクを作成したいClockifyのワークスペースを選択しましょう。
  • Project ID:こちらも入力欄をクリックすることで候補が表示されるので、データを反映させたいプロジェクトを選んでください。
  • Task Name:ここには、タスクの名前を入力しましょう。
    取得した値=アウトプットを用いて以下のように設定することで、Microsoft Teamsのカレンダーにイベントが作成されるごとに異なる名前のタスクをClockifyへ動的に反映できます。
    なお、アウトプットを活用せず手入力すると毎回同じ名前のタスクが作成されてしまうため注意が必要です。

今回は、必須項目である上記3項目のみ設定しましたが、運用内容に合わせて他の項目もカスタマイズしてください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してみましょう。成功すると、Clockifyに設定した内容のタスクが作成されているはずです。
下記赤枠のようにデータが反映していればOKです!

最後に、「保存する」を押して次のステップへ進みましょう。

ステップ5:トリガーをONにして動作確認

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
これですべての設定が完了したので、動作確認をしてみましょう!

ClockifyのデータをMicrosoft Teamsに連携したい場合

今回はMicrosoft TeamsからClockifyへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にClockifyからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Clockifyでプロジェクトが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する

Clockifyで新しいプロジェクトが作成された際に、その情報を素早くMicrosoft Teamsの指定チャンネルへ自動で通知することで、<span class="mark-yellow">関係者への情報共有を迅速に行い、プロジェクトのスムーズな開始をサポートします。</span>

これにより、情報伝達のタイムラグをなくし、チーム全体の連携を強化しやすくなりますね!

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Clockifyで特定条件のプロジェクトが作成されたら、Microsoft Teamsに通知する

Clockifyで作成されたプロジェクトの中から、<span class="mark-yellow">特定のクライアント名が含まれるなど、設定した条件に合致するものだけをフィルタリングしてMicrosoft Teamsに通知</span>するため、チーム内の情報過多を防ぎ、重要な更新のみを共有できます。

必要な情報だけが通知されるので、メンバーは重要なプロジェクトに集中しやすくなるでしょう!

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Microsoft TeamsやClockifyのAPIを使ったその他の自動化例

Microsoft TeamsやClockifyのAPIを活用することで、社内コミュニケーションや作業時間管理の効率化が可能です。
Yoomではこれらの業務自動化に役立つテンプレートが多数用意されており、通知やデータ連携の自動化に活用できます!

Microsoft Teamsを使った自動化例

Microsoft Teamsでの自動化は社内コミュニケーションの活性化を促進し、他ツールと連携することで通知や情報共有を効率化できます!
たとえば、アンケートフォームに回答があったらMicrosoft Excelに内容を追加して通知したり、Salesforceで新しいリードが作成されたら通知することが可能です。
また、メッセージをトリガーにOneDriveにフォルダを作成したり、Slackに通知することもできます。

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Clockifyを使った自動化例

Clockifyでの自動化は作業時間やプロジェクトの管理をより正確に行いやすくなるかもしれません。
たとえば、Google スプレッドシートで行が追加されたらClockifyにプロジェクトを作成したり、LINEで受信したメッセージをもとにタスクを追加できます。
さらに、タイマー終了時にNotionに作業内容を記録したり、作成したプロジェクトをAsanaやClickUpに自動同期することも可能です!

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まとめ

Microsoft TeamsとClockifyの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたカレンダーの予定をタスク管理ツールに転記する作業の手間を削減し、入力漏れや二重登録といったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は日々発生する単純作業から解放され、より迅速かつ正確な情報に基づいて業務を進められるようになり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携が失敗した場合、どのように通知され、どこで原因を確認できますか?

A:フローボットでエラーが発生した場合、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が送信されます。通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することができます。
エラー内容を確認し、修正が必要な場合は、Yoomのヘルプページを参考にしてみてください。ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Yoomヘルプセンター
Yoomお問い合わせ窓口

Q:Yoomの料金プランごとの実行回数上限を教えてください。

A:Microsoft TeamsとClockifyは、どちらも無料プランでスタートできるアプリです。Yoomの無料プランでは、毎月100タスクまでご利用いただけます。
例えば、毎月50件以上の処理を行う場合は上限に達する可能性があるため、有料プランのご利用を検討いただくのがおすすめです。

料金プランの詳細について

Q:預けたAPIキーなどのアカウント情報は、どのようなセキュリティ対策のもとで管理されていますか?

A:Yoomではアプリを連携して使用しますが、入力内容はYoomに共有されることはありませんのでセキュリティ上は安全です。詳しくはこちらをご覧ください。
また、ログインセキュリティとして、2要素認証やSAML認証(プランにより異なります)の設定などが行えるため、顧客情報のセキュリティが外部漏洩といった点も安全です。

タスク実行数の上限設定や各セキュリティなど、Yoomを安心してお使いいただくための機能について

この記事を書いた人
h.hamada
保険代理店で営業と事務を8年ほど経験いたしました。 顧客対応を行いながら各支社の業務をとりまとめ、効率化・平準化に取り組んで参りました。 メインの業務を行いながらも会社から定められたツールを使い、入力・管理されているみなさまの業務効率化に貢献できるよう様々なコンテンツを発信して参ります。
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Microsoft Teams
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