ZendeskとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/14

【ノーコードで実現】ZendeskのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

m.i

Zendeskに追加された新規チケットやコメントには素早く気づきたいもの。素早く気が付けるかどうかでカスタマー対応のスピードが左右されるため、見落としは阻止しなければなりませんよね。
とは言え、チケットが追加されているかどうか何度も確認するのも手間に感じませんか?

そんなお悩みを解決するのが、<span class="mark-yellow">ZendeskとMicrosoft TeamsのAPI連携</span>です。
APIを活用すれば、Zendeskへの新規チケットの追加や更新などを自動でMicrosoft Teamsに送信することができます!
通知が届くようになればチケットの対応がスムーズになり、顧客対応も素早く行えるはずです。

そこで今回本記事では、ZendeskとMicrosoft Teamsを連携することで実現できる自動化のフローを具体的にご紹介します!
業務の効率化を考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にZendeskとMicrosoft Teamsの連携が可能です。

YoomにはあらかじめZendeskとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

ZendeskとMicrosoft Teamsを連携してできること

ZendeskとMicrosoft TeamsのAPIを連携すれば、ZendeskのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携することが可能です!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにZendeskとMicrosoft Teamsの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Zendeskでチケットが更新されたらMicrosoft Teamsに通知する

Zendeskをタスク管理ツールとして使いながら、Microsoft Teamsで情報共有を行なっている場合などにおすすめのフローです。

Zendeskにチケットが作られたらMicrosoft Teamsに通知する

チケット作成を自動通知することで、顧客対応漏れが防げそうです。

Zendeskのチケット内容をAIで解析し、Microsoft Teamsにアラートを通知する

チケット内容についてAI機能で解析し、例えばエラーの場合のみMicrosoft Teamsに通知するということができます。

ZendeskとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にZendeskとMicrosoft Teamsを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでZendeskとMicrosoft Teamsの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はZendeskにチケットが更新されたら、Microsoft Teamsにデータを連携するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ZendeskとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Zendeskのトリガー設定およびMicrosoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まずはご利用中のZendeskとYoomを連携していきます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。

Zendeskと連携します。
必須項目を設定してください。

APIはZendeskの以下の画面から確認できます。
詳しくはこちらを参考に設定してください。

続いてMicrosoft Teamsと連携します。
先ほどと同様、Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択しましょう。
サインイン画面が出たら、メールアドレス・パスワードを入力してください。

※Microsoft 365(旧Office 365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

ZendeskとMicrosoft Teamsとの接続が完了し、マイアプリに表示されたらOKです。

ステップ2:テンプレートのコピー

ここからはフローを作っていきます。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。

進むと、ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。

OKを選択し、次に進みましょう。
テンプレートはマイプロジェクトに保存されます。
必要に応じてテンプレート名は変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが表示されます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択しましょう。

ステップ3:Zendeskのトリガー設定

それでは、アプリトリガーを設定していきます。
チケットが更新されたら」を選択しましょう。

※Zendeskは一部有料プランでのみご利用いただけるアプリです。
その他のプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーになるので、ご注意ください。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

タイトルは、任意で変更してください。
先ほど連携したアカウント情報の確認をし、トリガーアクションは変更せず次に進みます。
必須項目を設定します。
こちらは、Zendeskのチケットが更新されてから、何分後にこのトリガーを起動させるかという設定になります。

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。
    ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
    なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

ここでZendeskに進み、チケットの更新を行なってください。

フローボットに戻り、テストをクリックしましょう。
正しく連携できていると、画面下部のアウトプットにメッセージ内容が表示されます。
このアウトプットをこのあとのアクション設定時に引用することで、ZendeskやMicrosoft Teamsのデータ連携を実現していきます!

アウトプットについて | Yoomヘルプセンター
ここまでできたら保存しましょう。

ステップ4:チャネルにメッセージを送る設定

続いて、Zendeskのチケット更新をMicrosoft Teamsに通知する設定を行うため、「チャネルにメッセージを送る」をクリックします。

先ほどと同様、連携アカウント情報を確認し次に進みます。
必須項目を設定しましょう。

  • チームID:候補から設定してください。
  • メッセージ:下記のようにアウトプットを利用して設定します。
    ※アウトプットから選択した項目は赤枠のように表示されます。
    値を引用している印なので、これによってトリガーで取得した値をそのまま利用できます。
    ここに固定のタスク内容などを設定してしまうと、フロー起動時に毎回それが通知されてしまうので、アウトプットから必ず選択してください。

こちらもテストし、成功したら保存しましょう。
※テストを行うと、Microsoft Teamsに通知されるのでご注意ください。

ステップ5:トリガーをONにして起動準備完了

以下の画像が表示されたら、トリガーをONにしてください。
これですべての設定が完了したので、Zendeskでチケットが更新されたらMicrosoft Teamsに通知されるかを確認してみましょう。

以上が「Zendeskでチケットが更新されたらMicrosoft Teamsに通知する」方法でした。

Microsoft TeamsのデータをZendeskに連携したい場合

今回はZendeskからMicrosoft Teamsへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMicrosoft TeamsからZendeskへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Microsoft Teamsでチャネルに投稿されたらZendeskにチケットを作成する

チャネルに投稿された内容を後でZendeskに登録しようと思い、忘れてしまうことってありますよね。
これは投稿内容を抽出し、自動でチケット作成してくれるので作成漏れが防げます。

ZendeskやMicrosoft TeamsのAPIを使ったその他の自動化例

ZendeskやSlackのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Zendeskを使った自動化例

Zendeskへのチケットの追加、Zendeskに追加されたチケットを他のアプリに連携などが可能です!

Microsoft Teamsを使った自動化例

コミュニケーションツールは汎用性が高いため、ほぼ全てのアプリと実用的な連携を行えるでしょう。

終わりに

ZendeskのデータをMicrosoft Teamsに連携することで、チケットの追加に素早く気が付けたり、更新を把握しやすくなったりといったメリットを感じられるでしょう。
これにより、定期的にZendeskへアクセスをして行っていたチケット確認作業の時間が短縮できる可能性も高まり、スピード感のあるカスタマー対応が実現できる可能性が高まります!

また、今回の連携のポイントは<span class="mark-yellow">プログラミングの知識がなくても実現可能という点です!</span>
Yoomなら簡単にこのようなアプリ連携が可能になります。アプリ連携初心者の方でも導入しやすいため、今すぐYoomに登録して自動化を導入しましょう!

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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