■概要
Boxにアップロードした画像ファイルの内容を、手作業で確認しながらX(Twitter)に投稿する作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、特定のBoxフォルダにファイルがアップロードされると、OCR機能が自動でテキスト情報を読み取り、その内容をX(Twitter)へ投稿します。BoxとX(Twitter)を連携させることで、これまで手動で行っていた情報発信のプロセスを自動化し、業務の効率化に貢献します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Boxで管理する画像や資料をもとに、X(Twitter)で定期的に情報発信を行っているマーケティング担当の方
- BoxとX(Twitter)間における手作業での情報共有を自動化し、業務を効率化したいと考えている方
- OCR機能を活用し、画像内のテキストを自動でSNSに投稿する仕組みを構築したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- Boxへのファイルアップロードを起点にX(Twitter)への投稿が自動で完結するため、手作業での転記や投稿にかかる時間を短縮できます。
- 手動でのテキスト入力が不要になることで、転記ミスや投稿内容の間違いといったヒューマンエラーの発生を防ぎ、正確な情報発信を実現します。
■フローボットの流れ
- はじめに、BoxとX(Twitter)をYoomと連携します。
- 次に、トリガーでBoxを選択し、「フォルダにファイルがアップロードされたら」というアクションを設定します。
- 次に、オペレーションで分岐機能を設定し、ファイル名など特定の条件に合致した場合のみ、後続の処理が実行されるようにします。
- 次に、オペレーションでBoxの「ファイルをダウンロード」アクションを設定し、トリガーで検知したファイルをダウンロードします。
- 次に、オペレーションでOCR機能を使用し、ダウンロードしたファイルからテキスト情報を読み取ります。
- 最後に、オペレーションでX(Twitter)の「ポストを投稿」アクションを設定し、OCRで読み取ったテキストを投稿内容に含めます。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Boxのトリガー設定では、監視対象としたいフォルダを任意のフォルダIDに設定してください。
- 分岐機能では、ファイル名や種類といったトリガーで取得した情報をもとに、後続の処理を実行する条件を任意で設定できます。
- OCR機能では、ファイル全体からテキストを読み取るか、特定の領域のみを読み取るかなどを任意で設定可能です。
- X(Twitter)への投稿内容は、OCRで読み取ったテキストだけでなく、ハッシュタグなどの固定の文言を加えて自由にカスタマイズできます。
■注意事項
- Box、X(Twitter)のそれぞれとYoomを連携してください。
- OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
- OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。
- 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
- ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
- トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924