■概要
Webサイトのアクセシビリティ対応は重要ですが、手作業での確認や結果の記録には多くの手間がかかります。このワークフローを活用すれば、フォームにURLを送信するだけで、ChatGPTのGPT-4oなどで自動的にアクセシビリティを診断し、その結果をGoogle スプレッドシートに記録することが可能です。手作業による確認業務の負担を軽減し、効率的なサイト管理を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Webサイトのアクセシビリティを手軽にチェックしたいWeb担当者や制作者の方
- ChatGPTとGoogle スプレッドシートを連携させ、アクセシビリティの確認作業を自動化したい方
- 複数のWebサイトのアクセシビリティ状況をGoogle スプレッドシートで一元管理したい方
■このテンプレートを使うメリット
- フォームにURLを送るだけでChatGPTがアクセシビリティを診断し、Google スプレッドシートへ自動記録するため、手作業の時間を短縮できます。
- 人の手によるチェックや結果の転記作業がなくなるため、確認漏れや入力ミスといったヒューマンエラーの防止に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、ChatGPTとGoogle スプレッドシートをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでフォームを選択し、フォームが送信されると気フローボットが起動するよう設定します。
- 次に、オペレーションでChatGPTの「テキストを生成(Web検索対応)」アクションを設定し、フォームから受け取ったURLのアクセシビリティを診断するよう指示します。
- 最後に、オペレーションでGoogle スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションを設定し、ChatGPTが生成した診断結果を指定のシートに追加します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- フォームのトリガー設定では、アクセシビリティをチェックしたいURLを受け取るための回答項目などを任意で設定してください。
- ChatGPTへの指示(プロンプト)では、確認したいアクセシビリティの観点や出力形式など、フォーム回答を使用してメッセージ内容を任意で設定できます。
- Google スプレッドシートへの追加アクションでは、診断結果を記録したい任意のスプレッドシートIDやシート名を設定してください。
■注意事項
- ChatGPT、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
- ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態) https://openai.com/ja-JP/api/pricing/
- ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。