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Amazon Seller Centralを使った注文管理や在庫確認などの業務を、一つひとつ手作業で行っていませんか?
これらの業務を効率化するためにAPI連携を検討しても、「APIの利用にはプログラミングの専門知識が必要なのでは…」と、導入のハードルを高く感じてしまいますよね。
特に、社内に専門のエンジニアがいない場合や、開発リソースが他のプロジェクトで埋まっている状況では、自動化の第一歩をどう踏み出せばよいか悩んでしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、Amazon Seller Central APIの基本的な知識から、<span class="mark-yellow">エンジニアでなくても様々なアプリケーションとAPI連携を実現する具体的な方法</span>までを解説します。
EC運営における受注処理や在庫管理、顧客対応など、多岐にわたる業務フローを自動化する活用例をステップごとにご紹介しますので、「専門知識がなくても、自分たちの手で業務を効率化したい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Yoomには<span class="mark-yellow">Amazon Seller Central APIを使った様々なアクションや、業務フローを自動化するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方はこちらから詳細をチェックしてみてください!
Amazon Seller Central APIはAmazon Seller Centralと外部アプリ(Google、Microsoft、Salesforce、Notionなど)を繋げてデータの受け渡しを行い、Amazon Seller Centralを使った業務フローを自動化できるインターフェースです。APIはアプリケーション・プログラミング・インタフェース (Application Programming Interface)の略語です。
インターフェースとは簡単に言うと「何か」と「何か」を「繋ぐもの」で、Amazon Seller Central APIの場合は「Amazon Seller Central」と「外部のアプリ」を繋ぐインターフェースを指します。
また、APIでは大きく分けて以下のような指示を出すことができます。
Amazon Seller Central APIでできることをいくつかピックアップしたので、ご覧ください!
気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにAmazon Seller Central APIを使った自動化を体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!
Amazon Seller Central APIの注文作成をアクションの起点として使用することで、新たな注文が入った際にチャットツールなどへ即座に通知するフローを自動化でき、担当者間の迅速な情報共有や受注処理のスピードアップを実現します。
注文情報の更新をアクションの起点とすることで、注文ステータスの変更やキャンセルが発生した際に、Outlookなどのメーラーに自動で通知を送ることが可能になり、対応漏れや確認の遅れを防ぎます。
Amazon Seller Central APIの注文情報一覧を取得するアクションをフローの中に置くことで、指定したスケジュールで定期的に注文データを取得し、Googleスプレッドシートなどに自動で追加・集計する業務フローを構築できるため、手作業でのレポート作成の手間を大幅に削減します。
その他にも下記のようなアクションをAPI経由で実行が可能です。
■フローの中で設定できるアクション(フローボットオペレーション)
Amazon Selling Partner API(SP-API)は、基本的に無料で利用できます。
セラーのビジネス規模などに応じて利用プランが分かれていますが、API利用自体に追加料金が発生することはありません。
ただし、APIを利用する際にはいくつかの注意点があります。
リクエスト制限(レート制限)があります
APIには、短時間に実行できるリクエストの回数に上限が設けられています。これは「レート制限」と呼ばれ、サーバーへの過度な負荷を防ぐための仕組みです。例えば、一度に大量の注文情報を取得しようとすると、この制限に達して一時的にAPIが利用できなくなる場合があります。
制限を超えるとエラーが発生します
レート制限を超えたリクエストを送信すると、APIからエラーが返され、処理が正常に完了しません。自動化フローを構築する際は、この制限を考慮した設計が必要です。
ノーコードツールなどを利用する場合は、ツール側でこうした制限を意識せずに済むような仕組みが整っていることも多いですが、念のため仕様として覚えておくと良いでしょう。
※詳細はAmazon Seller Centralのサービスサイトをご確認ください。
※2025年07月22日時点の情報です。
ここではノーコードツールYoomが用意するテンプレートで、実際の設定方法を通してAmazon Seller Central APIを使った具体的な連携方法を紹介していきます!
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
はじめにAmazon Seller Central APIとYoomを連携する方法を紹介します。
Yoomにログイン後、左側にあるマイアプリ→新規接続をクリックしてください。
検索窓からAmazon Seller Centralを検索し選択します。
こちらの画面でAmazon Seller Centralの管理画面のドメインを入力し「追加」をクリックします。
アクセス許可の画面が出てきたら、確定をクリックしたらこれでAmazon Seller Central APIとの連携は完了です。
今回は「Amazon Seller Centralで注文情報が作成されたら、Discordに通知する」という実際のフローボットも作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
Discordのマイアプリ連携も同様に、「新規接続」を押した後Discordを選択します。
こちらの画面で任意のアカウント名と注釈に従ってアクセストークンを取得し入力したら、「追加」をクリックしてください。
これでDiscordのマイアプリ連携は完了です。
ここからフローを作成していきます!
あらかじめ用意されているフロー「テンプレート」を使えば、簡単に設定が可能です。
まずはテンプレートをコピーしましょう。
Yoomにログイン後、下のバナーから「試してみる」をクリックしてください。
以下のポップアップが表示されたらOKをクリックし設定をはじめましょう!
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーから確認できます。
はじめに1つ目の工程をクリックします。
この画面では、以下の項目がすでに設定されているので「次へ」をクリックして進みましょう。
全て入力したら「テスト」をクリックして下さい。
テストが成功したら実際は項目名の横にアウトプットが表示されます。
「保存」をクリックし次の工程に進みましょう。
次に2つ目の工程をクリックします。
この画面では、先ほどと同様に内容を確認し、「次へ」をクリックして進みましょう。
全て入力したら「テスト」を実行し「保存」してください。
次に3つ目の工程をクリックします。
この画面では、先ほどと同様に内容を確認し、「次へ」をクリックして進みましょう。
前項と同様に販売地域と注文IDを選択します。
全て入力したら「テスト」を実行し「保存」してください。
次に4つ目の工程をクリックします。
この画面では、先ほどと同様に内容を確認し、「次へ」をクリックして進みましょう。
こちらの画面でも、前項と同様に注文IDと販売地域を選択します。
全て入力したら「テスト」を実行し「保存」してください。
次に5つ目の工程をクリックします。Discordに送信するメッセージを作成しましょう。
この画面では、先ほどと同様に内容を確認し、「次へ」をクリックして進みましょう。
デフォルトで既にフィールド内に入力されていますが、任意で設定してください。
「テスト」をクリックすると実際にDiscordにメッセージが届くので確認しましょう。
全て完了したら「保存」をクリックします。
すべての設定が完了すると、以下のコンプリート画面が表示されます。
トリガーをONにして、フローボットを起動しましょう。
これですべての設定が完了しました!
Amazon Seller Centralで注文情報が作成されたら、Discordに通知する方法は以上です。
今回紹介した事例以外でも、Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれに対応したテンプレートが用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、Amazon Seller Centralを使った業務フローを自動化しましょう!
Amazon Seller Centralで注文情報が作成または更新されたら、Slack、Outlook、Gmail、Google Chat、Telegramなど、様々なチャットツールやメールサービスへ自動で通知できます。これにより、新しい注文や変更をリアルタイムで把握し、迅速な対応を可能にします。
Amazon Seller Centralで注文情報が作成されたら、自動でGoogle スプレッドシート、Salesforce、サスケ、kintone、SPIRALなどの外部システムにデータを追加・登録できます。
また、オープンロジで出庫依頼を自動作成することも可能です。
これにより、受注から顧客管理、在庫・出荷管理、プロジェクト管理まで、幅広い業務を自動化し、手作業によるデータ入力の手間を大幅に削減します。
Googleフォーム、Typeform、Jotform、Zoho Formsなどのフォームに回答があったら、その情報を元にAmazon Seller Centralで注文情報を取得し、通知できます。これにより、フォーム経由で受け付けた注文や問い合わせに紐づく情報をAmazon Seller Centralから自動で取得・確認し、顧客対応や業務プロセスをスムーズにします。
Amazon Seller Central API連携を行うことで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた注文情報の確認や転記、関係者への共有といった定型業務が自動化され、作業時間の大幅な短縮やヒューマンエラーの防止に繋がります!</span>
また、担当者が日々の繰り返し作業から解放されることで、売上向上のための施策立案や顧客対応の品質向上といった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います。
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って設定するだけで直感的に業務フローを構築できますので、もしAPI連携による自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomが実現する業務効率化を体験してみてください!