IntercomとPostHogの連携イメージ

【簡単設定】IntercomのデータをPostHogに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-21

【簡単設定】IntercomのデータをPostHogに自動的に連携する方法

猿野 加奈

「IntercomとPostHogを使っているけど、データを手作業で連携するのが面倒だなあ」
「Intercomで発生した顧客との会話イベントを分析のためにPostHogに手動で登録しているが、入力漏れやミスが発生してしまう…」
このように、IntercomとPostHog間での手作業によるデータ連携に日々手間や課題を感じていませんか?重要な顧客接点のデータを正確かつ迅速に分析ツールへ反映させる作業は、多忙な業務の中では負担となりがちですよね。

Yoomの自動化フローボットを活用すれば、<span class="mark-yellow">Intercomで新しい会話が作成されたタイミングで、その情報を自動的にPostHogのイベントとして記録</span>できるようになります!これにより、何度もツールを行き来して作業をする必要がなくなり、短縮できた時間をその他の業務に充てられるようになるはずです。

今回ご紹介する自動化の設定は、専門的な知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
手間や時間もかからないので、ぜひこの機会に導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">IntercomとPostHogを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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IntercomとPostHogを連携してできること

IntercomとPostHogのAPIを連携させれば、これまで手動で行っていたアプリケーション間のデータ入力を自動化し、業務を効率化できます。
例えば、Intercomでの顧客とのやり取りをトリガーにして、PostHogに分析用のイベントデータを自動で送信する、といったプロセスの自動化が実現するでしょう。
ここでは具体的な自動化の例をご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Intercomで新しく会話が作成されたら、PostHogでCapture Eventする

Intercomで顧客との新しい会話が開始されるたびに、手動でPostHogにイベントを記録する作業は、時間がかかる上に記録漏れのリスクも伴いますよね。
この連携を使えば<span class="mark-yellow">会話の開始をトリガーに、関連情報をPostHogへ自動でイベントとして送信できる</span>ため、迅速かつ正確なユーザー行動分析が可能になります。
この連携は、Intercomのデータを直接PostHogに連携するシンプルな構成です。

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IntercomとPostHogの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にIntercomとPostHogを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでIntercomとPostHogの連携を進めていきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:IntercomPostHog

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Intercomで新しく会話が作成されたら、PostHogでCapture Eventする」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • IntercomとPostHogをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Intercomのトリガー設定およびPostHogのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:IntercomとPostHogをマイアプリ連携

まずはYoomとフローボットで使用するアプリを接続していきましょう。これをマイアプリ連携といいます。

<Intercomの登録方法>

Intercomのマイアプリ連携についてはナビをご確認ください。
なお、アプリの検索方法などは同様のため、PostHogのマイアプリ連携の際も参考にしてみてくださいね。

まずは、Intercomの登録が完了しました!

<PostHogの登録方法>

アプリを検索してアイコンをクリックすると、以下の画面が表示されます。
「アカウント名」は、任意の管理者名を入力してください。
「API Key」はPostHogのアカウント設定の個人APIキーセクションから取得可能です。


「サブドメイン」は、PostHogのサブドメインを設定してください。(URLが「https://us.i.posthog.com」の場合は「us」)

PostHogの登録も完了です!
これで2つのアプリがYoomアカウントに接続できました。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomアカウントに対象のアプリの新規接続が完了していることを確認後、Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
テンプレートは自動化の大枠があらかじめ作成されており、それに沿って設定するだけでフローが完成するため、初心者の方にもおすすめです!

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コピーが完了すると、以下のように表示されます。

コピーされたテンプレートは、Yoomアカウントの『マイプロジェクト』に格納されるので、こちらも確認してみてくださいね。

ステップ3:Intercomのトリガーアクション設定

さっそく、フローボットの設定を進めていきます!
Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Intercomで新しく会話が作成されたら、PostHogでCapture Eventする」をクリックしてください。(すぐに作成に着手する方は、コピー後の画面から始めましょう!)

以下画面のようにテンプレート内容が表示されます。
トリガー(フローボットの起点となるアクション)の「新しく会話が作成されたら」をクリックしてください。

移行後の画面で連携するアカウント情報が正しいかを確認してください。
確認後、[次へ]をクリックして進みましょう。

次の画面で「トリガーの起動間隔」を設定しましょう。
起動間隔とは、トリガーとなるアクションの何分後にフローボットを起動するか、というものです。トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

設定後、連携テストを行います。
その際にトリガー条件を満たす必要があるため、フローボットの起動条件となるイベント(テスト用の新規会話の作成)を実行しましょう。

テストが成功すると、以下のように表示されて作成した会話の内容が取得できました!
テスト完了を確認して『保存する』を押しましょう。

このステップで取得した値はこの後の設定で活用できます。
後続のアクションを設定する際に変数として活用できるので、ここで得た情報をそのままPostHogに反映できるようになります!

ステップ4:PostHogでEventを追加する設定

最後に、2つ目の「Capture Event」をクリックします。

連携するアカウント情報を確認しましょう。確認後、[次へ]を押します。

「Organization ID」「Project API Key」は以下の画像のように、連携したアカウントに基づいた情報が『候補』に展開されるので、こちらから選択しましょう。

「Event Name」は手動で入力します。
「Distinct ID」は、以下の画像のように前ステップで取得した値を設定しましょう。
このように取得した値を変数として引用することで、フローボット起動毎に異なる値が反映されます。
テキストを直接入力してしまうと、毎回同じ値が登録されるのでご注意ください。

そのほかは任意設定です。
【+ 〇〇を追加】と青く表示されているテキストを押すと、設定項目を増やすことができます。

情報を設定し終わったら[テスト]を押しましょう。
テストに成功すると、以下のように表示されて実際にPostHogに情報が追加されます。

設定した内容が反映されていましたか?
登録内容に問題がなければ、『保存する』をクリックします。

これで設定完了です!お疲れ様でした!

ステップ5:トリガーをONにして起動準備完了

以下の画面がポップアップ表示されるので、赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

簡単に自動化フローボットが作成できましたね!

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IntercomやPostHogのAPIを使ったその他の自動化例

IntercomやPostHogのAPIを活用することで、顧客対応やユーザー行動の分析をスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Intercomを使った自動化例

Intercomを利用した自動化では、顧客との会話データを他ツールと連携してサポート体制を効率化できます。
例えば、新規会話の発生をトリガーにGitHubやZendeskなどの管理ツールへ情報を共有したり、返信があった際にSlackやMicrosoft Teamsに通知したりすることで、対応漏れを防ぎつつチーム全体で迅速に顧客対応が可能になります。
また、GoogleフォームやHubSpotのデータをもとにコンタクトを自動登録すれば、顧客情報の一元管理もスムーズに行えます。

 [[83908,101338,101347,101344,303879,178327,221663,236756,293989,271584]]

PostHogを使った自動化例

PostHogを使った自動化では、アプリやサービスの利用状況を分析するイベントデータを自動で取得できます。
例えば、Microsoft TeamsやSlackでのメッセージ投稿をトリガーにイベントを記録したり、StripeやHubSpotの動きをキャプチャして顧客行動を可視化したりできます。
これにより、マーケティング施策やプロダクト改善のための分析データを自動的に蓄積し、意思決定をスピーディに行えるようになります。

 [[299159,299148,299270,299252]]

まとめ

この記事では、IntercomとPostHogを連携し、業務を自動化する方法について解説しました。Intercomでの顧客との会話情報をPostHogへ自動でイベントとして記録することで、<span class="mark-yellow">顧客情報の管理プロセスの効率化が見込めるでしょう。</span>

煩雑なデータ入力作業を減らすことで、より迅速かつ正確な情報に基づいた顧客行動分析やエンゲージメント向上のための施策立案といった業務に集中できる環境が整いそうですね!

ノーコード連携ツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも簡単に自動化フローを取り入れることができます。
今回の記事を見て、自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomがもたらす業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:会話作成以外のトリガーはありますか?

A:「コンタクト(リード)の作成・更新・削除」「新規会話の開始」「イベントやチケットの作成」といった様々なトリガーアクションがあります。後続アクションと上手に組み合わせることで、さらなる効率化が望めるでしょう。
実行可能なAPIアクションについては、こちらを参照ください。

Q:カスタムプロパティなどにも連携できますか?

A:はい。可能です。
以下のようにPropertiesを増やすことで実現できます。

Q:連携が失敗した場合の通知や対処法は?

運用中に連携が失敗した場合はフローボットが停止し、Yoomにご登録いただいているメールアドレスへ通知が届きます。
通知内にエラー原因について記載しておりますのでご確認ください。
原因を確認しても対処方法が分からない場合は、ヘルプページまたは、エラー時の対応方法についてをご確認ください。
サポート窓口もご利用いただけます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
猿野 加奈
API連携プラットフォーム「Yoom」がもたらすワークフローの自動化と、生産性の劇的な向上に感銘を受け、現在はコンテンツ制作を担当。カスタマーサポートとして、多様な業界のユーザーが抱える業務課題の解決に取り組む中で、定型業務の非効率性を目の当たりにした経験を持つ。ユーザー視点を武器に、SaaS連携による業務効率化の具体的な手法や、明日から実践できるIT活用のノウハウを分かりやすく発信している。
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