Apolloとboardの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-01

【ノーコードで実現】Apolloのデータをboardに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「日々の業務で使っているApolloとboardのデータを連携したい!」
「でも、Apolloに登録されたリード情報を、手作業でboardにも登録するのは手間だし面倒...」

このように、手作業でのデータ連携に非効率を感じていませんか?営業活動の起点となるApolloの情報と、案件・請求管理を担うboardの情報が分断されていると、二重入力の手間や入力ミスが発生しやすく、業務のボトルネックになりがちです。

もし、<span class="mark-yellow">Apolloのデータを自動的にboardに登録・更新する仕組み</span>があれば、これらの煩わしい定型業務から解放されるでしょう。
より重要な商談準備や顧客フォローといったコア業務に集中できる時間を生み出せるため、営業活動全体の生産性を高めることも可能なはずです!

今回ご紹介する自動化の方法は、プログラミング知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
導入には手間や時間もかからないため、ぜひこの機会に作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Apolloとboardを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は、以下のバナーからスタートしましょう!

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Apolloとboardを連携してできること

ApolloとboardのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた二つのツール間のデータ入力を自動化できます。
ここでは具体的な自動化の事例を複数ご紹介しますので、気になる内容があればバナーをクリックしてみてください!

Apolloでコンタクトが作成されたら、boardに顧客を作成する

Apolloに新しいコンタクトが登録されるたびに、その情報を手動でboardに転記する作業は、時間がかかり入力ミスの原因にもなります。

このフローを活用すれば、<span class="mark-yellow">Apolloのコンタクト作成をトリガーに、関連情報を自動でboardに登録できる</span>ため、手作業によるデータ入力の手間とミスを排除して、最新の顧客情報を維持できます。

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Apolloで特定条件のコンタクトが作成されたら、boardに顧客を作成する

Apolloに登録される全てのコンタクトではなく、特定の条件を満たすコンタクトのみをboardに連携したい場合に適した自動化です。

この連携では、<span class="mark-yellow">特定の役職や業界などの条件に合致するコンタクトがApolloで作成された場合にのみ、自動でboardに顧客を作成</span>するため、不要なデータ連携を防いで精度の高い顧客管理を実現します。

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Apolloとboardの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、Apolloとboardを連携させたフローの作成方法を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Apolloでコンタクトが作成されたら、boardに顧客を作成する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • Apolloとboardのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Apolloのトリガー設定とboardに作成する顧客の設定
  • フロー稼働の準備
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※ 事前準備

Yoomとの連携用APIをApolloに作成しておきましょう。

  1. Apolloにログイン後、管理画面から「API keys」にアクセス。
  2. 「Create new key」をクリック。
  1. 「Name」と「Description」に任意の名称と説明を設定します。
  2. 「APIs」のプルダウンから全ての項目にチェックを入れてください。
  3. 「Create API key」をクリック。
  1. API keysの一覧に新しいAPIが追加されます。
    発行されたAPI keyはマイアプリ連携で使用するため、コピーしておいてください。

ステップ1:Apolloとboardのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいApolloアカウントとboardアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではApollo)を検索して選択します。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「アクセストークン」に、事前準備で取得したAPI keyを設定。
  3. 「追加」をクリック。

マイアプリ画面にApolloが追加されていることを確認してください。

続けて、boardも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でboardを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. 「アクセストークン」に設定するためのAPIトークンを取得しましょう。
    boardの開発者用API設定にアクセスし、「新規トークン生成」をクリック。
  1. APIトークンの「用途・説明」を設定し、Yoomからのアクセスを許可する操作にチェックを入れます。
    今回のフローでは顧客の登録を行うため、少なくとも顧客カテゴリーの「登録」にはチェックを入れましょう。
  1. ページ下部の「登録」をクリック。
  2. APIトークンが生成されます。コピーして安全な場所に保存してください。
    ※ 以降、このAPIトークンは確認できなくなります。
    「APIキー」もboardの顧客登録アクションで使用するため、コピーしておきましょう。
  1. マイアプリ登録画面に戻り、取得したAPIトークンを「アクセストークン」に設定します。
  2. 「追加」をクリック。

boardも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Apolloのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Apolloの「コンタクトが作成されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントには、マイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、コンタクト作成時により早くboardでの顧客登録が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うのでご注意ください。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. Apolloでテスト用にコンタクトを作成してください。
    ※ テスト用コンタクトの例
  1. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に最新のコンタクトの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    取得した値(アウトプット)についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に作成したコンタクトが取得できていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーアクションの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:顧客の登録

それでは、Apolloから取得したコンタクトの情報を用いてboardに顧客を登録しましょう。

  1. boardの「顧客の登録」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「APIキー」に、マイアプリ連携時に取得したAPIキーを設定します。
  2. 各項目にApolloから取得した値を設定していきましょう。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、対応する項目を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
  1. 「デフォルト支払条件ID」とプルダウンから選択する項目は、取得した値に左右されない固定値となります。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、boardに顧客が登録されます。
    ※ 登録された顧客
  1. 期待通りに顧客が登録されたことを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Apolloでコンタクトを作成し、その情報を基にした顧客がboardに登録されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

boardのデータをApolloに連携したい場合

今回はApolloからboardへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にboardからApolloへのデータ連携を実施したいケースもあるかと思います。
Yoomではそうした逆方向の連携も簡単に自動化できますので、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

boardで新しい顧客が作成されたら、Apolloにアカウントを作成する

経理部門などが先にboardで顧客情報を作成した場合、その情報を営業担当がApolloに手動で入力し直すのは非効率です。

この自動化では<span class="mark-yellow">boardで新しい顧客が作成されたことをトリガーに、Apolloに該当のアカウント情報を自動で作成する</span>ため、部門間の情報連携をスムーズにしてデータの二重入力を防ぎます。

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フォームで受信した内容をもとにboardに顧客を登録して、Apolloにアカウントを作成する

Webサイトのお問い合わせフォームなどから得たリード情報を先ずboardに登録し、さらにApolloにも登録する、といった多段階の作業を自動化したい場合に有効です。

この連携では、<span class="mark-yellow">Yoomのフォームで受信した内容を起点として、boardへの顧客登録とApolloへのアカウント作成を一度に実行できる</span>ため、リード獲得から営業アプローチまでのプロセスを効率化して対応のスピードを向上させます。

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ApolloやboardのAPIを使ったその他の自動化例

ApolloboardのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Apolloを使った自動化例

Apolloにコンタクトが作成されたら、Salesforceにレコードを追加したり、コンタクト情報をHubSpotGoogle スプレッドシートに追加したりできます。また、Apolloでコンタクトが作成されたらMicrosoft Teamsに通知したり、アカウントが作成されたらGoogle スプレッドシートに追加したりといった自動化も行えます。

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boardを使った自動化例

boardに顧客が作成されたらHubSpotにチケットを作成したり、新しい案件が登録されたらGoogle スプレッドシートにレコードを登録したりできます。また、boardに案件が登録されたらSlackに通知したり、Google Driveにフォルダを作成したりすることも可能です。さらに、boardで新しい顧客が作成されたらMicrosoft Excelにレコードを追加するといった自動化も行えます。

[[84826,87853,90236,87103,260888]]

まとめ

Apolloとboardの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたApolloとboard間のデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを未然に防ぐことができます。</span>

営業担当者は正確な情報に基づいて迅速に業務を進められるようになり、本来注力すべき商談の準備や顧客とのコミュニケーションといったコア業務に集中できる環境が整うでしょう。

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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