LINE WORKSとMicrosoft Teamsを連携して、毎日今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しMicrosoft Teamsに通知する方法

[Yoomとは]

LINE WORKSとMicrosoft Teamsを連携して、毎日、今日の自分の予定を通知する方法

LINE WORKSで登録されたスケジュール情報をLINE WORKS APIで取得し、Microsoft Teamsが提供するAPIを介して、Microsoft Teams内の自分専用のチャネルやグループに通知することが可能です。
Yoomを使えば、プログラミング知識がなくても自動化できます。

今回の連携フローの手順は大きく分けて以下の通りです。

• LINE WORKSとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携
• テンプレートをコピー
• トリガー、アクションの設定
• 最後にトリガーが起動するか確認

事前準備

1)まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成してください。
Yoomのアカウント発行ページ
アカウントを取得している場合は、ログインしてください。

2)LINE WORKSのマイアプリ登録にはアクセストークンが必要です。
事前にLINE WORKSにログインしDeveloper Consoleへ管理者権限のアカウントでログインを行なってください。

ログイン後、「アプリの新規追加」から新規アプリの作成を開始します。

アプリ情報にはそれぞれ下記のように登録を行なってください。

• アプリ名 ：Yoom
• アプリの説明：任意の説明文を記載してください。
• Redirect URL：「https://yoom.fun/settings/my_apps/oauth_callback」を設定してください。
  ※入力後、「追加」を選択する必要があるのでご注意ください。
• OAuth Scopes
  LINE WORKSのプランがスタンダードプラン以上の場合⇒「bot」 「calendar」 「user」 「group」 「file」 「directory.read」 「directory」を選択してください。
  フリープランの場合⇒「bot」「calendar」「group.read」「user.read」を選択してください。

その後、保存ボタンをクリックし、設定を保存します。
表示される「Client ID」と「Client Secret」の値をコピーしておきます。

以下を参考にしてください。
LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法 | Yoomヘルプセンター

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ステップ1：LINE WORKSとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携

1)Yoomのアカウントにログインしたら、次に使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。

2)Yoomで接続可能なアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する2つのアプリ「LINE WORKS」と「Microsoft Teams」を１つずつ検索します。

LINE WORKSを選択できたら、使用するアカウントで設定を行ってください。
「クライアント ID」と「クライアントシークレット」に事前準備で取得した値を入力します。
また、「スコープ」には下記のように入力してください。
※LINE WORKSのプランがスタンダードプラン以上の場合⇒bot,calendar,user,group,file,directory.read,directory
※LINE WORKSのプランがフリープランの場合⇒bot,calendar,group.read,user.read

同様にMicrosoft Teamsを選択したら、使用するアカウントでログインします。

詳しくはこちらをご確認ください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項 | Yoomヘルプセンター

3)登録が完了すると、マイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが正しく表示されているか確認してください。

ステップ2：テンプレートをコピー

こちらのバナーをクリックします。

1)最初に「このテンプレートを試す」というアイコンをクリックしてください。

2) 以下の確認画面が表示されますので、「OK」をクリックしてください。

この画面が表示されたら、コピーが正常に完了しています。

その後、タイトルや詳細をクリックして編集できます。
右側に「！」アイコンが表示されていますので、順番にクリックしてオペレーションを設定します。
コピーしたテンプレートは「マイプロジェクト」に保存され、そこから開くことができます。

ステップ3：トリガーを設定

「スケジュールトリガー　毎日9時になったら」をクリックします。

ステップ4：スケジュールトリガーを設定

1) 曜日と時刻を設定します。
今回は毎日９時に指定したいため、全曜日をチェックし、時刻に「9」と入力して「保存」をクリックします。

ステップ5：LINE WORKSのアクションを設定‍

1) フローに戻り、「アプリと連携する　指定のカレンダーの予定の一覧を取得」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「指定のカレンダーの予定の一覧を取得」を選択し、「次へ」をクリックします。

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3)必須事項を入力します。
カレンダーID、ユーザーIDは候補から選択できます。
開始日時には「{{today_%Y-%m-%d}}T00:00:00」、終了日時には「{{tomorrow_%Y-%m-%d}}T00:00:00」と入力します。
完了したら「テスト」をクリックし、テスト成功後「保存」をクリックします。

ステップ6：AIオペレーションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する　directに通知する」のアイコンをクリックします。
※AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能（オペレーション）を使用することができます。

2) アクションは「テキストからデータを抽出する」、変換データは「3,500文字以内のデータからテキストを抽出（2タスク）」を選択して、「次へ」をクリックします。

3)必須事項を入力します。

LINE WORKSのアウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

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ステップ7：Microsoft Teamsのアクションを設定

1) フローに戻り、「アプリと連携する　メッセージを投稿」のアイコンをクリックします。

2) アクションは「メッセージを投稿」を選択し、「次へ」をクリックします。

3)必須事項を入力します。

アウトプット情報を活用して入力できます。
必要に応じて候補から選択し、入力が完了したら「保存」します。

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これで【毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しMicrosoft Teamsに通知する】というフローが完成です。

ステップ8: テストと確認

設定が完了すると、以下のような表示が出てくるので、「トリガーをON」をクリックします。
フローボットを起動し、正しく作動しているかを確認してください。

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今回使用したテンプレートはこちら　

LINE WORKSやMicrosoft Teamsを使ったその他の自動化例

他にもLINE WORKSやMicrosoft Teamsを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.LINE WORKSで投稿されたメッセージを翻訳して、翻訳版をMicrosoft Teamsに投稿する
このテンプレートは、LINE WORKSで投稿されたメッセージを翻訳し、その翻訳版をMicrosoft Teamsに自動投稿する仕組みです。
例えば、海外営業部がLINE WORKSで顧客からの英語メッセージを受信した際、それを迅速に日本語に翻訳し、Microsoft Teamsの国内営業部チャネルに共有できます。
この自動化により、部署間で言語の壁を超えた情報共有がスムーズになり、翻訳作業の手間削減が期待できます。
そのため、対応のスピードが向上し、業務効率化と顧客満足度向上が見込めます。

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2.LINE WORKSのトークルームにメッセージが送信されたら、Microsoft Teamsに通知する
このテンプレートは、LINE WORKSのトークルームにメッセージが送信された際、自動でMicrosoft Teamsに通知する仕組みです。
例えば、サポートチームがLINE WORKSでお客様から問い合わせを受けた場合、その内容をMicrosoft Teamsのチャネルに通知します。
これにより、別部署である「カスタマーサクセスチーム」もリアルタイムで状況を把握し、迅速な対応が見込めます。
情報共有のスピード向上により、連携ミスを防ぎ、顧客対応力と業務効率が向上が期待できます。

3.件名が特定の条件にマッチしたOutlookのメール内容をLINE WORKSに通知する
このテンプレートは、件名が特定の条件に一致したOutlookのメール内容を自動でLINE WORKSに通知する仕組みです。
例えば、「経理部」に届く件名が「請求書」に関連するメールをLINE WORKSの「経理連絡」トークルームに通知します。
これにより、重要なメールを見逃すリスクを減らし、迅速な確認や対応見込めます。
特に、メール確認の頻度が少ない場合でも即時通知されるため、業務のスピードと正確性向上が期待できます。

LINE WORKSとMicrosoft Teamsの連携メリットと具体例

メリット1: スケジュール管理の効率化

LINE WORKSで登録された予定をMicrosoft Teamsに自動通知することで、スケジュール確認の手間の削減が見込めます。
例えば、これまで手動でLINE WORKSとMicrosoft Teamsを行き来して確認していたタスクが、自動的にMicrosoft Teamsに集約されるため、効率的に予定を把握することができます。
複数のプロジェクトを抱えるメンバーにとって、時間の節約と集中力の向上が期待できます。

メリット2: チーム内の情報共有の強化

Microsoft Teamsで全員に一斉通知を送る仕組みを活用することで、重要なスケジュール情報の確実な共有が可能になります。
例えば、チーム全体の会議やプロジェクトの締め切りなどを自動通知することで、各メンバーが予定を見落とすことなく、効率的な業務フローが期待できます。
また、情報が素早く共有されるため、全員が同じ認識を持つことができ、無駄な確認作業や連絡漏れの防止が見込めます。
このような仕組みにより、チーム内の連携がよりスムーズになり、コミュニケーションの質が向上するだけでなく、業務全体の生産性の向上も期待できます。

メリット3: ミスや忘れ物の防止

この連携によって複数にわたる業務の中でも予定を見逃したり忘れたりするリスクを軽減できます。
例えば、毎朝Microsoft Teamsで当日の予定が自動的にリマインドされる仕組みを導入することで、締め切り間近のタスクに余裕を持って対応可能になります。
これにより、重要な会議やタスクを確実に遂行できる環境が整います。
また、自動化によって手動入力の手間が省け、ヒューマンエラーによる入力ミスの削減が見込めます。
情報の正確性が向上することで、業務の効率化と情報の正確性向上が期待できます。

まとめ

今回は、LINE WORKSとMicrosoft Teamsを連携して、毎日、今日の自分の予定をLINE WORKSから取得しMicrosoft Teamsに通知する方法をご紹介しました。
この連携によって、日々のスケジュール管理の効率化向上が見込めます。
自動通知を活用することで、予定の確認漏れを防ぎ、チーム内の連携がよりスムーズになり、業務の生産性を高めることが期待できます。
また、Yoomを活用すれば、初心者でも簡単に連携が可能です。
ぜひこのブログを参考にLINE WORKSとMicrosoft Teamsの連携にチャレンジしてみてください。