SansanとMicrosoft Teamsの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/06

【プログラミング不要】SansanのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

y.matsumoto

「名刺情報を、もっとスムーズに共有できたら…」
日々の業務の中で、そう思ったことはありませんか?
Sansanで名刺を管理しているけれど、登録した名刺情報をチームメンバーに共有するのが手間だったり、更新を見落としてしまったり。
せっかくのデータを活用しきれていないと感じることもあると思います。
そこで活躍するのが、SansanとMicrosoft Teamsのアプリ連携です!
アプリを連携すれば、Sansanに名刺情報が登録されたら、Microsoft Teamsに自動通知を送ることが可能になりますよ。
これにより、手動での情報共有の手間を省き、最新の情報を素早くチーム全体に届けることができます。

SansanとMicrosoft Teamsを連携させて、効率的なワークフローを実現してみたい方は、ぜひ本記事をご覧ください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSansanとMicrosoft Teamsの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSansanとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐに連携が実現できます。

SansanとMicrosoft Teamsを連携してできること 

SansanとMicrosoft TeamsのAPIを連携すれば、SansanのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

Sansanで名刺情報が登録されたらMicrosoft Teamsに通知する

このフローを活用することで、チーム全体での情報共有が迅速かつ効率的に行えるでしょう。
名刺管理とチームコミュニケーションをスムーズにしたい方におすすめのフローです!

Sansanで名刺情報が更新されたらMicrosoft Teamsに通知する

上記フローの応用編です!
こちらのフローを活用すると、名刺情報の更新を効率的に情報共有できます。
更新情報の見落としを防ぎたい方におすすめのフローです!

毎日、Sansanから特定条件の名刺情報を抽出し、Microsoft Teamsで共有する

毎日、名刺情報を抽出し通知できるため、最新の名刺情報を基に業務を行うことができます。
名刺情報の共有をスムーズにし、チーム全体の業務効率向上を目指す方におすすめのフローです!

SansanとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそく実際にSansanとMicrosoft Teamsを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでSansanとMicrosoft Teamsの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はSansanで名刺情報が登録されたらMicrosoft Teamsに通知するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SansanとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Sansanのトリガー設定とMicrosoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:SansanとMicrosoft Teamsのマイアプリ連携

1. Sansanの登録方法


左欄の「マイアプリ」をクリックし、マイアプリ画面の「新規接続」を押しましょう。
Sansan
を検索してください。

アカウント名は、会社名やチーム名など、任意の名前を入力しましょう。
アクセストークンは、注釈に記載の通り、Sansanの管理画面で取得したAPIキーを設定したら「追加」をクリックしてください。
これで、Sansanのマイアプリ連携完了です!

2. Microsoft Teamsの登録方法

先ほどのマイアプリ画面に戻り、今度はMicrosoft Teamsを検索してください。

アカウントをお持ちの方はアドレスを入力してログインしてください。

※注意事項:Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
これで、Microsoft Teamsのマイアプリ連携完了です!

‍ステップ2:テンプレートのコピー

ここから早速、連携フローを作っていきましょう!
Yoomのテンプレートを利用することで簡単に設定できます。

Yoomにログインできたら、以下バナーの「試してみる」をクリックしてコピーしてください。

上記画像のようにテンプレートが表示されます。
「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

ステップ3:Sansanに名刺情報が登録されたら起動するトリガーの設定

それでは、フローの編集の説明に入ります!

まずは、Sansanアイコンの「名刺情報が登録されたら」をクリックし、アプリトリガーの設定をしていきます。

上記画面はデフォルトで設定されています。
連携しているアカウントを確認し、画像の通り設定されていたら、「次へ」を選択しましょう!


トリガーの起動間隔を任意で設定してください。
※注意事項:起動間隔はプランによって選択できないことがあります。

起動間隔の設定ができたら、Sansanにテスト用の名刺情報を登録しましょう。
(動作テストで使用するため、名刺はなんでもokです!)

ここまで完了したら、「テスト」ボタンをクリックしてください。
Sansanの名刺情報がアウトプットに問題無く取得できたら、設定を保存しましょう!

このアウトプットをこのあとのアクション設定時に引用することで、SansanとMicrosoft Teamsのデータ連携を実現していきます!

ステップ4:Microsoft Teamsのチャネルにメッセージを送る

続いてMicrosoft Teamsアイコンの「チャネルにメッセージを送る」という項目をクリックして設定します。

上記画面はデフォルトで設定されています。
画像の通り設定されているのを確認できたら、「次へ」を押しましょう!

チームIDとチャンネルIDは、枠内をクリックし表示される候補から任意で設定してください。

メッセージ内容は、自由に設定できます。
例えば、上記画面のように設定することでSansanで名刺情報が登録されたら「名刺ID」を自動で取得し、Microsoft Teamsのメッセージに自動で引用できます。
その他にもSansanから取得したい情報があれば、アウトプットから選択してみましょう!

※アウトプットから選択した項目は{{〇〇}}のように表示されます。
値を引用している印なので、これによってトリガーで取得した値をそのまま利用できます。
ここに固定のテキストを入れてしまうと、毎回それについて通知されてしまうため、アウトプットから必ず選択してください。

設定が完了したらテスト実行後、設定を保存してください。

ステップ5:トリガーをONにする

「トリガーをON」にしたら、フローボットが起動します。

さっそく動作の確認をしてみましょう!

これですべての設定が完了したので、実際にSansanに新しい名刺情報を登録して、Microsoft Teamsに名刺情報が通知されるかを確認してみましょう!

Microsoft TeamsをSansanに連携したい場合

今回はSansanからMicrosoft Teamsへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMicrosoft TeamsからSansanへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Microsoft Teamsのメッセージ内容からSansanに名刺情報を登録する

メッセージ内容から必要な情報を自動で抽出し、円滑にSansanへ転記できます。
情報管理の効率化と作業時間の短縮を実現したい方におすすめのフローです!

SansanやMicrosoft TeamsのAPIを使ったその他の自動化例

Microsoft Teamsとの連携以外でも、SansanのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Sansanを使った自動化例 

名刺データが登録されたら、他ツールに自動アップロードできます。
また、HubSpotにコンタクトを作成したり、Microsoft ExcelやNotionに情報を転記することができますよ!

Microsoft Teamsの自動化例

カレンダーの予定や、レコード情報が登録されたことを自動通知したり、Microsoft Teamsの別チャネルや他ツールにメッセージ内容を転送することも可能です!

終わりに

SansanとMicrosoft Teamsを連携すれば、名刺情報の共有が驚くほどスムーズになります。Sansanに名刺を登録するだけで、Microsoft Teamsに自動で通知が届き、チーム全員が最新情報をキャッチアップ可能になるでしょう。
手動での情報共有にかかる手間を削減し、業務の効率化にもつながります。

また、名刺情報の更新時に通知を送る設定を活用すれば、大切な取引先の情報を見逃すことなく、常に最新のデータをもとに動くことができます。
さらに、特定の条件で名刺情報を抽出し、定期的にチームに共有することで、営業活動やフォローアップの精度も向上するはずです。

名刺管理をもっとラクに、もっと効果的に活用したいなら、SansanとMicrosoft Teamsの連携が最適です。

さっそく設定して、チームの情報共有をスマートに進めてみませんか?

この記事を書いた人
y.matsumoto
これまでは、人材業界で営業・営業事務を経験してきました。 前職の経験を踏まえ、さまざまな企業が抱えている悩みは「業務の自動化」により軽減できると実感しています。 Yoomを通して、皆様のお悩みを少しでも解決できるよう、日々情報を発信していきます!
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