SlackとOutlookの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/11

【ノーコードで実現】SlackのメッセージデータをOutlookに自動的に連携する方法

t.amaki

SlackとOutlookを連携して、業務の効率を向上させませんか?
SlackでのやりとりをOutlookにも通知したいけれど、「手動での転記が手間」「情報共有の抜け漏れが不安」と感じることはありませんか?特に、異なるツールを使うチーム間では、情報伝達の遅れが業務の効率低下につながることもあります。

<span class="mark-yellow">本記事では、ノーコードツールのYoomを活用し、SlackのデータをOutlookへ自動連携する方法を紹介します。</span>プログラミング不要で、誰でも簡単に設定できるので、ITの専門知識がなくても安心!

SlackとOutlookをスムーズに連携することで、手作業の負担を減らし、正確な情報共有が可能になります。
この記事では、基本的な設定手順から活用事例まで詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSlackとOutlookの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSlackとOutlookを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐ連携が実現できます。

SlackとOutlookを連携してできること

SlackとOutlookのAPIを連携すれば、SlackのデータをOutlookに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにSlackとOutlookの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Slackで特定のキーワードを含むメッセージが投稿されたらOutlookで通知する

Slackをコミュニケーションツールとして利用しており、Outlookにメッセージを通知したい場合などにおすすめのフローです。

Slackにファイルが投稿されたら、連携したOutlookで送付する

Slackをコミュニケーションツールとして利用しており、ファイルはOutlookで管理したい場合などにおすすめのフローです。

SlackとOutlookの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にSlackとOutlookを連携したフローを作成してみましょう!今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとOutlookの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は、Slackで特定のメッセージを受け取ったらOutlookにデータ連携するフローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • SlackとOutlookをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Slackのトリガー設定およびOutlookのアクション設定
  • トリガーをONにして動作チェック

ステップ1:SlackとOutlookをマイアプリ連携

まずは、SlackとOutlookをマイアプリ連携していきます。
Yoomにログインしたら、左のメニュー欄にある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックしましょう。

【Slackの場合】

1.「Slack」と検索し、アプリ一覧からSlackを選択します。

2.Yoomと連携したいSlackのアカウントにサインインします。その後、以下の内容を設定します。

  • 連携したいワークスペース(右上のプルダウンから選択可能)
  • ワークスペース内のチャンネル

設定の完了後、「許可する」をクリックします。

管理者の許可が必要な場合などは、ヘルプページを参考にしてください。

以上で、Slackのマイアプリ連携は完了です。

【Outlookの場合】

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

1.「Outlook」と検索し、アプリ一覧からOutlookを選択します。

2.Yoomと連携したいMicrosoftアカウントのメールアドレスを入力します。

3.パスワードを入力します。

以上で、Outlookのマイアプリ連携は完了です。

Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項について、こちらのページも合わせてご覧ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、早速テンプレートを設定していきましょう。
以下のバナーにある「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしてください。

Yoomにテンプレートがコピーされると、次の画面が表示されるので「OK」を押します。

ステップ3:Slackのトリガー設定

(1)テンプレートの1番上にある「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックします。

(2)連携したいSlackのアカウント情報を入力し、「次へ」をクリックします。
デフォルトで連携したアカウントの情報が自動で入力されています。

(3)Slackの【API接続設定】を行います。

トリガーの起動タイミングとなる間隔を5分・10分・15分・30分・60分から選択しましょう。
※起動間隔はプランによって異なるので、ご注意ください。

(4)「チャンネルID」にフローボットの起動対象となるメッセージが受信されるチャンネルIDを設定します。
「候補」に連携したSlackの中にあるチャンネルIDのリストが表示されます。

フローに設定したいチャンネルIDを選択しましょう。

設定が完了したら、Slackでメッセージを送信してから「テスト」をクリックしてテストを実施してみましょう。
テストが成功したら、「保存する」をクリックして設定完了です。

ステップ4:分岐設定

(1)テンプレートの「コマンドオペレーション」をクリックします。

(2)自動で設定されていますが、以下の内容が設定されているか確認します。

  • タイトル:任意で設定(デフォルトで「コマンドオペレーション」と設定されています)
  • オペレーション:「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」を選択
  • アウトプット:「メッセージ本文」を選択

※分岐はミニプラン以上のプランで利用できる機能です。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。無料トライアル中は、分岐の設定が可能です。

(3)「分岐条件」に分岐先の処理を行う対象となる条件を設定します。
例えば、<span class="mark-yellow">「値と等しい」「課題」と設定すると、Slackのメッセージ本文に「課題」という文言が含まれている場合のみ、分岐先の処理を行います。</span>

  • 「値と等しい」の箇所:プルダウンから任意のものを設定可能
  • 「例:課題」の箇所:分岐対象となる任意のメッセージを設定可能

なお、「+分岐条件を追加」をクリックすると、5個まで分岐条件を設定できます。

業務内容に合わせて設定してみてください。

設定が完了したら、「保存する」をクリックして設定完了です。

ステップ5:Outlookでメールを送る設定

(1)テンプレートの「メールを送る」をクリックします。

(2)連携するアカウント情報を選択します。

(3)メールの内容を設定します。

  • TO:通知の宛先となるメールアドレスを設定
  • CC/BCC:To以外で通知したいメールアドレスを設定
  • 件名:通知の件名を任意で設定
  • 本文:通知の内容を任意で設定(「アウトプット」からメッセージの本文やユーザーIDなどを引用可)

(4)メールの送信内容を確認します。
問題がなければ、「テスト」を実行してみましょう。

実際には、取得したアウトプットがメール本文に反映されます。

テストが成功したら、設定完了です。

ステップ6:トリガーをONにして動作チェック

以上で、すべての設定が完了です。
設定の完了後は、以下のようなポップが表示されるのでトリガーをONにします。
実際にフローが正常に動作するかをチェックしてみましょう!

OutlookのデータをSlackに連携したい場合

今回はSlackからOutlookへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にOutlookからSlackへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Outlookで特定のメールを受け取ったらSlackに通知

Outlookを利用して情報を共有しており、Slackに通知してタスクや会議などの内容を把握したい場合などにおすすめのフローです。

Outlookで添付ファイル付きメールを受信したらSlackにファイルを共有する

Outlookを利用して情報を共有しており、Slackでファイルを共有してスムーズな連携をはかりたい場合などにおすすめのフローです。

SlackやOutlookの連携を活用したその他の自動化例

SlackとOutlookの連携は、メッセージ通知の自動化だけでなく、さまざまな業務の効率化にも活用できます。もし気になるものがあれば、ぜひこちらの自動化フローも試してみてください!

Slackを使った便利な自動化例

フォームの回答やファイルの保存などを通知したり、Slackでの投稿をトリガーに別アプリの情報を更新するなどを自動化可能です!

Outlookを使った便利な自動化例

作成したタスクや会議などの内容をOutlookに送信したり、Outlookに届いたメールやファイルの内容を別アプリへ送信・保存したりするなどが自動化できます!

終わりに

SlackとOutlookの連携を自動化すれば、手作業の負担を減らし、よりスムーズな情報共有が可能になります。プログラミングの知識がなくても、Yoomを使えば簡単に設定できるので、どなたでもすぐに活用できるのも魅力的ですね。

「毎回手作業で転記するのが面倒」「通知を見落とすことが多い」と感じている方は、Yoomを試してみませんか?無料登録をすれば、すぐに便利な連携フローを体験できます。今すぐ登録して、業務の効率化を始めましょう!

この記事を書いた人
t.amaki
webライター・ディレクターとして2年以上活動しております。Yoomのビジョンに共感し、ブログ制作を担当させていただくことになりました。さまざまなライティング業務を通して培ったスキルを生かし、どんなユーザー様にも分かりやすく、かゆいところに手が届くようなコンテンツを皆様にお届けしていきます!
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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