プロジェクトのスムーズな進行にはタスクの効率的な管理が重要ですが、発生するタスクが多い場合、Asanaに手動で追加するのは手間ですよね。
そこでMicrosoft TeamsとAsanaを連携すると、Microsoft Teamsにメッセージが送信されたら、自動でAsanaにタスクを追加できるようになります。
本記事では、その具体的な方法とメリットを解説します。
こんな方におすすめ
- Microsoft TeamsとAsanaを日常業務で利用している方
- 異なるツール間の情報連携に課題を感じている管理者
- プロジェクト管理においてタスクが分散しがちなチームのリーダー
- 手動入力によるミスやタスクの漏れを削減したい担当者
- 業務効率化を目的にAPIを活用したツール連携を検討している方
Microsoft TeamsとAsanaの連携メリットと具体例
メリット1: 入力ミスの削減
手動でタスクを登録する際には、指示内容の抜けや誤記、重要な情報の漏れが起こりやすく、これが作業ミスや遅延の原因となることがあります。
しかし、Microsoft TeamsのメッセージをトリガーとしてAsanaに自動でタスクを作成することで、元のメッセージ内容がそのままタスク化されるため、情報の正確性が保たれます。
例えば、カスタマーサポートチームが顧客からのリクエストをMicrosoft Teamsで受け取り、それをAsanaに自動タスク化することで、伝達ミスを防ぎます。
これにより、担当者が正確な内容に基づいて迅速に対応することが可能になるでしょう。
このようなシステムは、特に複雑なプロジェクトや大量のタスクを抱えるチームにとって、大きなメリットとなるでしょう。
メリット2: タスク管理の一元化
Microsoft TeamsでのメッセージがAsanaのタスクに自動反映されることで、タスクの一元管理が可能になります。
異なるツールやフォーマットでタスクが分散すると、進捗状況を把握するためにそれぞれのツールを確認する必要があり、チーム全体の効率が低下する可能性があります。
しかし、この連携を活用すれば、Asana上にタスクを集約でき、誰が何をすべきか、どのタスクが未完了かが一目でわかります。
例えば、複数の部署が関わるプロジェクトでは、Microsoft Teamsで共有された情報がAsanaに整理されることで、全体像を見失うことなく作業を進めることができるでしょう。
メリット3: 作業時間の短縮
通常、チャットやメールで受け取った内容をタスク管理ツールに登録する際には、メッセージ内容をコピー&ペーストしたり、必要な情報を手作業で入力したりする必要があります。
しかし、このプロセスを自動化すれば、タスク作成の労力を最小限にできます。
例えば、Microsoft Teamsで上司から受け取った指示が自動的にAsanaにタスクとして登録されるので、内容の入力や期日の設定といった作業が不要になります。
結果として、作業を始めるまでの準備時間が短縮され、全体的な業務のスピードも向上するでしょう。
この入力作業の省略は、特に短時間で多くのタスクを処理する必要があるチームやプロジェクトにおいて、非常に効果的です。
それではここからノーコードツールYoomを使って、Microsoft Teamsにメッセージが送信されたら、Asanaにタスクを追加する方法をご説明します。
[Yoomとは]
Microsoft Teamsにメッセージが送信されたら、Asanaにタスクを追加する方法
Microsoft TeamsのAPIを利用して投稿されたメッセージを受け取り、
Asanaの提供するAPIを用いて、メッセージ内容から新規タスクを作成することで実現できます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
今回は、以下のプロセスです。
一緒に設定していきましょう!
- Microsoft TeamsとAsanaをマイアプリ連携する。
- テンプレートをコピーする。
- フロー起点のMicrosoft Teamsのトリガー設定と、その後のAsanaのオペレーション設定を行う。
- トリガーボタンをONにして、Microsoft TeamsとAsanaの連携フローの動作確認をする。