Microsoft TeamsとZendeskの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/17

【ノーコードで実現】Microsoft TeamsのデータをZendeskに自動的に連携する方法

m.i

Microsoft Teamsでのやり取りを基にZendeskにチケットを作成することはありませんか?顧客への対応を可視化するために必要なフローですが、作成する数や頻度が多いと少々手間かもしれません…。
とは言え、他メンバーと共有するためにもなるべく早くチケットを作成してしまいたいですよね。

そんなお悩みを解決するのが、<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとZendeskのAPI連携</span>です。APIを活用すれば、新規チケットの作成、通知や更新などが自動化可能となります!

本記事では、Microsoft TeamsとZendeskを連携することで実現できる自動化のフローを具体的にご紹介します。
業務の効率化を考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にMicrosoft TeamsとZendeskの連携が可能です。

YoomにはあらかじめMicrosoft TeamsとZendeskを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

Microsoft TeamsとZendeskを連携してできること

Microsoft TeamsとZendeskのAPIを連携すれば、Microsoft TeamsのデータをZendeskに自動的に連携することが可能です!

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにMicrosoft TeamsとZendeskの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

Microsoft Teamsでチャネルに投稿されたらZendeskにチケットを作成する

Microsoft Teamsの投稿から内容を抽出し、チケット作成ができます。
自動化することで、二度手間を省きましょう。

Microsoft TeamsとZendeskの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft TeamsとZendeskを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft TeamsとZendeskの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はMicrosoft Teamsでチャネルに投稿されたら、Zendeskにデータを連携するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft TeamsとZendeskをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Microsoft Teamsのトリガー設定およびZendeskのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:マイアプリ連携

マイアプリ連携を先にしておくと、後の設定がスムーズに進みます。
まずはご利用中のMicrosoft TeamsとYoomを連携していきます。
Yoomページの左側からマイアプリ→新規接続を選択します。

Microsoft Teamsと検索します。
サインイン画面が出たら、メールアドレス・パスワードを入力してください。

※Microsoft 365(旧Office 365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

続いてZendeskと連携します。
必須項目を設定してください。

APIはZendeskの以下の画面から確認できます。
詳しくはこちらを参考に設定してください。

Microsoft TeamsとZendeskとの接続が完了し、マイアプリに表示されたらOKです。

ステップ2:テンプレートのコピー

ここからはフローを作っていきます。
テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。

進むと、ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。

OKを選択し、次に進みましょう。
テンプレートはマイプロジェクトに保存されます。
必要に応じてテンプレート名は変更できます。
左側のマイプロジェクトをクリックすると先ほどコピーしたテンプレートが表示されます。
右側の三点リーダー(...)をクリックし、編集するを選択しましょう。

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガー設定

それでは、アプリトリガーを設定していきます。
チャネルにメッセージが送信されたら」を選択しましょう。

タイトルは、任意で変更してください。
先ほど連携したアカウント情報の確認をし、トリガーアクションは変更せず次に進みます。
必須項目を入力してください。

こちらは、Microsoft Teamsのチャネルにメッセージが送信されてから、何分後にこのトリガーを起動させるかという設定になります。

  • トリガーの起動間隔:5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選べます。
    ※プランによって起動間隔の選択内容が変わります。
  • チームID・チャネルID:該当欄をクリックするとメニューが表示されます。赤枠の候補をクリックし、表示されたものからチャネルを選択してください。

ここで先ほど指定したチャネルにテスト投稿をします。

フローボットに戻り、テストをクリックしましょう。
正しく連携できていると、画面下部のアウトプットにメッセージ内容が表示されます。
このアウトプットをこのあとのアクション設定時に引用することで、Microsoft TeamsとZendeskのデータ連携を実現していきます!
ここまでできたら保存しましょう。

ステップ4:テキストからデータを抽出する設定

続いて「テキストからデータを抽出する」をクリックしましょう。

こちらもアカウント情報を確認してください。
変換タイプを以下から選択し、次に進みます。
()内のタスクを消費するのでご注意ください。
「タスク実行数」のカウント方法について

必須項目を画像のように設定していきましょう。

  • 対象のテキスト:フォームのアウトプット「チャネルにメッセージが送信されたら」から選択します。

※アウトプットから選択した項目は赤枠のように表示されます。
値を引用している印なので、これによってトリガーで取得した値をそのまま利用できます。
ここに固定のテキストを設定してしまうと、フロー起動時に毎回そのテキストの抽出結果が出てしまうので、アウトプットから必ず選択してください。

アウトプットについて | Yoomヘルプセンター

設定が完了したらテストし、アウトプットに抽出結果が表示されたら保存します。

ステップ5:Zendeskにチケットを作成する設定

続いて、Microsoft Teamsのメッセージ内容から抽出した項目を活用して、Zendeskにチケットを作成する設定を行うため、「チケットを作成する」をクリックします。

※Zendeskは一部有料プランでのみご利用いただけるアプリです。その他のプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
なお、有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。

先ほどと同様、連携アカウント情報を確認し、次に進みます。
必須項目を設定しましょう。

  • 件名・詳細:先ほど取得したアウトプットを利用して設定してください。

画像のようにボックスをクリックすることで先ほど抽出したデータを選択可能です。
このデータを挿入することにより、Microsoft Teamsのデータを基にチケットの自動作成が実現できます。

その他の項目は任意で設定してください。

設定が終わったらテストし、保存しましょう。
※テストを行うと、Zendeskにチケットが作成されるのでご注意ください。

ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了

以下の画像が表示されたら、トリガーをONにしてください。
これですべての設定が完了したので、Microsoft Teamsでチャネルに投稿されたらZendeskにチケットを作成されるかを確認してみましょう。

以上が「Microsoft Teamsでチャネルに投稿されたらZendeskにチケットを作成する」方法でした。

ZendeskのデータをMicrosoft Teamsに連携したい場合

今回はMicrosoft TeamsからZendeskへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にZendeskからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Zendeskでチケットが更新されたらMicrosoft Teamsに通知する

Zendeskをタスク管理ツールとして使い、Microsoft Teamsで情報共有を行なっている場合などにおすすめのフローです。
情報更新の見逃しを防ぎましょう。

Zendeskにチケットが作られたらMicrosoft Teamsに通知する

もちろん、更新だけではなくチケットが作成されたことも自動通知できます。顧客対応漏れが防げそうですよね!

Microsoft TeamsやNotionのAPIを使ったその他の自動化例

Microsoft TeamsやNotionのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Microsoft Teamsを使った自動化例

Microsoft Teamsのようなコミュニケーションツールは汎用性が高いため、様々なアプリとの連携により業務自動化のメリットを体感できるはずです!
主にデータの追加、更新などを知らせたり、Microsoft Teamsのデータを他アプリに反映させることも可能です。

お‍

Zendeskを使った自動化例

Zendeskへのチケットの追加、Zendeskに追加されたチケットを他のアプリに連携などが可能です!
カスタマー対応がスピードアップしそうですよね!

終わりに

Microsoft TeamsのデータをZendeskに連携することで、今まで以上にチケットの追加や共有などがスムーズになるはずです。
これにより、定期的にZendeskへアクセスをしてチケットを作成する手間が省ける上、手入力の負担もなくなり、効率的に作業ができる可能性が高まります!

また、今回の連携のポイントは<span class="mark-yellow">プログラミングの知識がなくても実現可能という点です。</span>
Yoomなら簡単にこのようなアプリ連携が可能になります。アプリ連携初心者の方でも導入しやすいため、今すぐYoomに登録して自動化を導入しましょう!

ぜひこの機会に自動化のメリットを体感してみてくださいね!

この記事を書いた人
m.i
新卒から3年ほど金融関係の仕事を経験してきました。 業界柄、手動で行う作業がとても多く、自動化したらもっと他の仕事ができるのになと思っていた時にYoomに出会いました。 ブログ執筆しながらYoomの便利さに日々感動しています。 分かりやすい構成を心がけています。
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