2024/10/16
アプリ同士の連携方法

ZoomとLINE WORKSのAI自動化で議事録作成と共有をもっとスムーズに!

k.hieda

目次

Zoomは多くの企業で利用されており、高品質なビデオとオーディオで円滑な会議を提供します。<span class="mark-yellow">会議終了後、Zoomの録画データをAIが自動で文字起こしし、さらにその内容を自動で要約します。これに加え、LINE WORKSと連携させることで、その要約が自動的にチーム全員に通知され、スムーズな情報共有が可能になります。</span>

これまではプログラミングが必要でしたが、当社のフローボットテンプレートを使えば、ノーコードで簡単にこのプロセスを導入できます。本記事では、その利便性と設定方法をご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

Zoomミーティングの文字起こしと要約をし、LINE WORKSに議事録を自動投稿するメリット2選

営業マネージャーやセールスチームにとって、会議後の情報共有とフォローアップが大きなポイントです。本記事ではその具体的なメリットをご紹介します。

メリット1 営業会議の内容をオンライムで共有できる

Zoomでの会議録画をAIが自動で文字起こしし、その要約がLINE WORKSに自動通知されることで、営業マネージャーは会議後すぐに重要な情報をチーム全体に共有できます。これにより、<span class="mark-yellow">手作業での議事録作成や情報共有の時間を大幅に削減できます。</span>自動化によって、会議後の対応が素早く進み、営業チーム全体での情報のズレがなくなります。チームの連携がスムーズになり、次のアクションにすぐ取り掛かれるのが大きなメリットです。

メリット2 会議内容をもとにタスクを一元管理

LINE WORKSのカレンダーやタスク管理機能を活用すれば、会議で決定したアクションをその場でスケジュールに反映しやすくなります。会議後すぐに要約された内容を基に、次のタスクを計画し、進捗を管理できます。セールスチームは、<span class="mark-yellow">LINE WORKSでタスクや予定を一元化できるため、プロジェクトの進行が円滑になるでしょう。</span>

ここから「Zoomでミーティングが終了したら議事録の文字起こしと要約をし、LINE WORKSに通知する」自動化を、<span class="mark-yellow">Yoomのフローボットテンプレートを用いた作り方</span>を解説します。

[Yoomとは]

フリープランからお試しいただけます。さっそく登録して、始めてみましょう!

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お知らせ

※AIオペレーションは一部有料プランのみ利用可能です。

※有料プランは2週間の無料トライアルが可能で、その間は制限のあるアプリやAI機能も使用できます。

※Zoomのレコーディング情報を取得するには、ミーティングがクラウドレコーディングされている必要があります。クラウドレコーディングはZoomの特定プランでのみ利用できるため、詳細はご確認ください。

ZoomとLINE WORKSとAIの連携フローの作り方

事前に準備するもの

連携作業の中で必要なものをリストアップしました。

Zoom

  • Zoomのアカウント情報(メールアドレスなど)
  • Client IDとClient secret
    • Zoom App Marketplaceでのアプリ登録から取得できます。

各項目の取得方法は「Zoom(OAuth)およびZoom Phoneのマイアプリ登録方法」からご確認いただけます。

LINE WORKS

  • クライアントID
  • クライアントシークレット
  • スコープ

各項目の取得方法は「LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法」からご確認いただけます。

  • 通知するトークルームとボットの作成(既存のものがあればOKです)

>公式ヘルプ:Bot の概要

ステップ1 マイアプリ連携の設定

ここでは、連携するアプリをYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログインいただき、マイアプリの項目から新規接続をクリック!

Yoomで接続できるアプリ一覧が表示されます。一番上の検索窓から今回使用するアプリを検索します。

Zoom

検索窓から「Zoom」を入力して、Zoom(OAuth)をクリックします。連携情報の入力画面が表示されます。

Client IDとClient secretは、Zoomのアカウント登録後に、Zoom App Marketplaceでのアプリ登録から取得できます。

>ヘルプ:Zoom(OAuth)およびZoom Phoneのマイアプリ登録方法

それぞれの項目の入力が完了したら、追加ボタンをクリックするとZoomのマイアプリは登録完了です。

LINE WORKS

検索窓から「LINE WORKS」を入力して、ヒットしたアプリ名をクリックします。連携に必要な値を入力する画面がポップアップされます。

>ヘルプ:「LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録がうまく行えない場合の確認事項

項目を入力し右下の追加ボタンをクリックすれば、LINE WORKSのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2 Yoomのテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

Yoomへご登録後、こちらのバナーをクリックします。

マイプロジェクトにテンプレートがコピーされます。赤枠内のタイトルをクリックで設定画面に遷移します。

設定するプロセスが複数ありますが、それぞれ簡単な設定です。順番に設定し取得できるアウトプットを用いて、LINE WORKSに通知する内容を作っていきます。

ステップ2 アプリトリガー「ミーティングが終了したら」

テンプレートの1つ目のプロセスをクリックします。ここではレコーディング情報を取得します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらに表示される項目は初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Zoomと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします

(2/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガーの起動間隔
    • 5分、10分、15分、30分、60分の中から選択できます。
  • メールアドレス
    • Zoomに登録されたメールアドレスを入力してください

→テストをクリックします →成功 こちらのアウトプットが取得できました。

→保存するをクリックします

ステップ3 アプリと連携する 「ミーティングのレコーディング情報を取得」

テンプレートの2つ目のプロセスをクリック!ここではZoomから抽出する情報を取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

設定済みのため、次に進みます。

→次へをクリックします

(2/2)連携アカウントとアクションを選択

  • ユーザーのメールアドレス
    • Zoomに登録しているメールアドレスを入力してください。
  • ミーティングID
    • 事前に引用コードが埋め込まれていますので操作不要です。

→テストをクリックします →成功 アウトプットではミーティング情報の詳細が取得できます。

→保存するをクリックします

ステップ5  アプリと連携する「ミーティングのレコーディングファイルをダウンロード」

テンプレートの3つ目をクリック!このプロセスではミーティングファイルのダウンロードを行う設定をします。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

設定済みのため、次に進みます。

→次へをクリックします

(2/2)API接続設定

  • ダウンロードURL
  • 先ほどのプロセスで取得したURLを引用して埋め込みます。あらかじめコードを埋め込んでますので設定不要です。

→テストをクリックします →成功 アウトプットにはダウンロードしたファイルが取得できます。

→保存するをクリックします

ステップ6  音声データを文字起こしする

プロセスの4つ目をクリックします。設定済みの表示になっていますが、必要な設定があるため確認します。

(1/2)アクションを選択

  • タイトル
    • 「音声データを文字起こしする」設定済みです。
  • アクション
    • ミーティングの時間の長さに応じて選択してください。

→次へをクリックします

(2/2)詳細を設定

  • ファイルの添付方法
    • 前の設定でファイルをダウンロードしていますので、その値を使用します。プルダウンから「ダウンロードしたファイル」を選択してください。

→テストをクリックする →成功 アウトプットでは解析結果が取得できます。

→保存するをクリックします

ステップ7  要約する

プロセスの5つ目をクリックします。設定済みの表示になっていますが、必要な設定があるため確認します。

(1/2)アクションを選択

  • タイトル
    • 「要約する」設定済みです。
  • アクション
    • 文字のボリュームに応じて選択してください。

→次へをクリックします

(2/2)詳細を設定

前のプロセスで取得した解析結果を用いて設定します。

  • 要約対象のテキスト
    • あらかじめ解析結果の引用コードが埋め込まれています。
  • 文字数
    • あらかじめ1000で設定されています。解析結果の文字数を参考に設定してください。文字数については指定された文字数をAIに対して指示しておりますが、最終的にAIによる判断となりますため、指定した文字数通りの要約にならない場合がございます。
    • ※指定文字数よりも大幅に要約される可能性もございますので、ご了承ください。 
  • 要約の条件
    • 「より簡潔に」などを入力して、AIに指示を飛ばすことができます。

→テストをクリックします →成功 アウトプットでは要約結果が取得できます。

→保存するをクリックします

ステップ8 アプリと連携する「LINE WORKSに通知する」

プロセスの6つ目をクリックします。ここではLINE WORKSに通知する内容を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

表示される項目はすでに設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • LINE WORKSと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします

(2/2)API接続設定

LINE WORKSに通知するトークルームの設定と、通知内容の定型分を作ります。

  • ボットID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、ボットの候補がピックアップされます。選択すると自動で引用されます。
  • トークルームID
    • 編集欄をクリックするとプルダウンが開き、LINE WORKSのルームがピックアップされます。通知を送るチャンネルを選択すると、引用コードが埋め込まれます。

  • メッセージ
    • 編集欄をクリックすると、取得したアウトプット一覧が表示されます。取得したアウトプットを引用しながら、メッセージの定型分を作りましょう。

→テストをクリックする →成功

→保存するをクリックする

ステップ9 アプリトリガーを【ON】にする

全てのプロセスが設定済みになると、コンプリート画面がポップアップされます。

トリガーを【ON】にして、フローボットを起動しましょう。こちらで設定が完了しました。LINE WORKSでは通知が確認できました。

<span class="mark-yellow">プログラミング不要で自動化を実現しました。</span>今回のテンプレートはこちらです。

もっと活用!ZoomとLINE WORKSを使った自動化3選

LINE WORKSとZoomは、他にも便利なフローボットテンプレートがあります。

1.   LINE WORKSの通知からZoomミーティングを自動作成

LINE WORKSの通知内容を読み取りZoomで自動的にミーティングを作成できます。手動での設定作業が不要で、LINE WORKSから操作するだけでミーティングをスムーズに設定できます。普段からLINE WORKSを使っている方には、業務がさらに効率的になります。

2. Zoomの終了後、LINE WORKSへレコーディングを自動通知

Zoomでミーティングが終了すると自動的にLINE WORKSへレコーディングURLを通知します。これにより、会議の共有がスムーズになり、チームメンバー全員が漏れなく録画を確認できます。通知内容は自由にカスタマイズ可能です。

3. Notionの議事録を要約しLINE WORKSに通知

Notionに登録された議事録を自動で要約し、LINE WORKSに通知します。長文を読む手間が省け、重要な決定事項やタスクをすぐに確認できます。忙しいメンバーにも要点を簡単に伝えることができ、チーム全体の情報共有が効率的になります。

まとめ

Zoomでの会議録画をAIが自動で文字起こしし、LINE WORKSに要約を通知するフローボットは、プログラミング不要で簡単に導入可能です。営業チームは、会議後の議事録作成にかかる時間を削減でき、次のステップへ迅速に進めます。また、LINE WORKSのカレンダーやタスク管理機能を活用することで、会議で決定したアクションをスムーズに管理でき、情報共有のスピードが上がります。この自動化によって、業務がよりシンプルに進行し、無駄を減らせるのが大きなメリットです。

<span class="mark-yellow">プログラミングなしで簡単に導入できるこの自動化フローを活用すれば、会議後のフォローアップ作業をよりスピーディーに進められます。</span> この自動化フローで、会議後の作業をもっとスムーズに!ぜひ、今すぐ導入してみませんか?

では、またお会いしましょう!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
タグ
Zoom
LINE WORKS
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