■概要
音声ファイルなどを扱う業務で、AIFFファイルをMP3に変換する作業に手間を感じていませんか。メールで受信したファイルを都度ダウンロードし、変換ツールで処理してからストレージにアップロードするのは面倒な作業です。
このワークフローを活用すれば、Gmailで特定のメールを受信するだけで、AIFFからMP3への変換とGoogle Driveへのアップロードまでを自動化でき、こうしたファイル形式の変換に関わる手間を解消できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- Gmailで受け取ったAIFFファイルをMP3に手作業で変換している方
- 音声ファイルなどの形式変換とGoogle Driveへの保存を自動化したい方
- RPAを活用して、Web上のファイルコンバーターなどの操作を効率化したい方
■このテンプレートを使うメリット
- GmailでAIFFファイルを受信するだけでMP3への変換と保存が自動で完了するため、手作業でのファイル操作にかかる時間を短縮できます。
- 手作業によるファイル変換ミスや、Google Driveへのアップロード漏れといったヒューマンエラーのリスク軽減に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、GmailとGoogle DriveをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでGmailを選択し、「特定のキーワードに一致するメールを受信したら」というアクションを設定して、AIFFファイルが添付されたメールを特定します。
- 次に、オペレーションでRPA機能の「ブラウザを操作する」アクションを設定し、オンラインのファイル変換サービスなどでAIFFファイルをMP3に変換する操作を自動化します。
- 最後に、オペレーションでGoogle Driveの「ファイルをアップロードする」アクションを設定し、変換されたMP3ファイルを指定のフォルダにアップロードします。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Gmailのトリガー設定では、フローを起動する条件として、特定のキーワードやラベルなどを任意で設定してください。
- Google Driveにファイルをアップロードするアクションを設定する際に、格納先のフォルダIDを任意で設定してください。
■注意事項
- Gmail、Google DriveのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
- ブラウザを操作するオペレーションの設定方法は以下をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9099691