書類の締結後のデータベース更新とマスタ情報登録
クラウドサインでの書類締結後、データベースの情報を更新したり、他アプリのマスタや人員情報を登録したりすることができます。
従業員や取引先と交わす書類自体の管理を行う場合や、書類締結を契機にデータの更新や登録を行う必要がある場合に役立ちます。
YoomのAI機能を使えば、書類の内容を読み取り文面の要約や必要事項の抜粋を行ってデータに反映させることが可能です。
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電子帳簿保存法の改正により、クラウド型の電子契約システムを利用する企業が増えています。コロナ禍以降、リモートワークや取引先とのオンライン商談の増加が起こったことも、電子契約の導入を後押ししているといえるでしょう。
電子契約システムを利用する一番のメリットはコスト削減です。
書類の印刷や送付作業に関わる従業員の人件費、郵送代、収入印紙代などが不要になるため、契約書などの締結数が多いほど多額のコストを減らすことができます。
また、書類の締結完了までにかかる工数と時間も削減されることも大きな利点です。
紙媒体で書類を作成し締結するまでには契約合意から長くて3週間程度かかることもありますが、電子契約なら最短数分で完了します。
印刷や押印、郵送などにかかる時間がそのまま省略されるためです。
クラウドサインは電子契約サービスの中でも利用率や認知度が高く、全国の自治体でも広く導入されています。
締結したい書類をアップロードしメールで相手に通知することで、クラウドサイン上で締結が完了し自動保存されます。
また、過去に締結した書類は書類名や契約先の名前などから簡単に検索が可能です。
クラウドサインで締結可能な書類は、雇用契約書、売買契約書、取引基本契約書、サービス利用申込書、請求書などの帳票類、不動産に関する契約書、業務委託や業務請負に関する契約書など様々です。
そのため、人事、営業、経理、法務など幅広い業務で利用することができます。
電子契約システムの利用により工数の削減が可能になることは先に記載の通りですが、クラウドサインは他のアプリと連携することで書類の作成や締結後の業務など契約書管理に関するフローを自動化し、さらなる業務効率化を図ることができます。
ここからは、クラウドサインと他のアプリを連携することで自動化できる業務例をご紹介します。
連携と自動化の設定にはぜひYoomをご利用ください。
YoomならプログラミングやAPIの専門知識がなくても簡単な操作で設定が可能です。
登録がまだの方はこちらからアカウントを発行し、操作を試してみてください。
クラウドサインのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!
契約書などの各種書類を作成し送付するフローを自動化することが可能です。
クラウドサインでの書類締結後、データベースの情報を更新したり、他アプリのマスタや人員情報を登録したりすることができます。
従業員や取引先と交わす書類自体の管理を行う場合や、書類締結を契機にデータの更新や登録を行う必要がある場合に役立ちます。
YoomのAI機能を使えば、書類の内容を読み取り文面の要約や必要事項の抜粋を行ってデータに反映させることが可能です。
SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)を使って営業やマーケティング、カスタマーサポート業務を行っている場合、書類締結後に案件の進捗ステータスを自動で更新することが可能です。
売買契約書や取引基本契約書、サービス利用申込書などの締結状況が各システム上で判別できることで、全体の進捗管理がスムーズになります。案件ごとの書類締結状況が一目見て分かるため、確認もれで顧客への提案が遅れる心配がありません。
締結した書類はクラウドサインのシステムに保存され、契約中いつでもダウンロードが可能です。
書類の締結や却下・取り消しが行われた際、チャットやメールで通知を自動送信することができます。
例えば、書類を自動作成するフローボットでは、フォームの回答送信やデータベースのステータス変更、データベースから対象先の選択をするなどの様々なトリガーから行うことができます。
それにより、手動作業を最小限に抑えられる可能性があります。
さらに、Yoomのデータベースやフォームを使うことで、連携アプリを減らし設定操作をより容易化することも可能です。
また、案件や書類の種別ごとの管理やバックアップの目的で他のクラウドストレージに保存しておきたいシーンもあるかと思います。
クラウドサインを会社が使用しているクラウドストレージサービスと連携することで、締結した書類を自動保存することもできます。
締結書類だけでなく合意締結証明書の保存もできるため、双方を合わせて保存しておくことでトラブル防止に役立ちます。
特定の操作を通知することも可能です。
自身や関係者の確認もれを防ぐためだけでなく、通知先や通知文を変更することで業務依頼や業務指示として活用することもできるでしょう。
クラウドサインを他のアプリと連携することで、契約書などの書類作成や書類締結後の業務フローを自動化し、関連業務の効率化を図ることができます。
電子契約システムを使うことで便利になった契約書管理を、連携と自動化でさらにスムーズに進められるようにしましょう。
書類作成の手順や書類締結後に行う業務は書類の種類によって変わるため、それぞれのケースに応じた自動化フローを設定してみてください。
Yoomを使えば、テンプレートを利用して業務に応じた自動化の設定を簡単に行うことができます。