FreshdeskとDiscordの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-15

【簡単設定】FreshdeskのデータをDiscordに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「Fre「Freshdeskに追加されたコンタクトを手作業でコピーしてDiscordに投稿するのは大変…」
「情報共有が遅くなったり、通知を忘れてしまうことも。名前やメールアドレスの入力ミスも起きがちで困ってしまう…」
業務でFreshdeskとDiscordを併用していると、このようなデータ連携の非効率さやミスに悩むことはありませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Freshdeskに新しいコンタクトが登録されたら、その情報をDiscordに自動で通知する仕組み</span>があれば、日々の定型作業から解放されます。さらに、チーム全体の情報共有スピードが向上し、顧客への迅速な対応にもつながります。

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識が一切不要なノーコードで設定可能です。誰でも簡単に導入でき、面倒な手作業を自動化して、より快適な業務環境を手に入れましょう。

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">FreshdeskとDiscordを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

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FreshdeskとDiscordを連携してできること

FreshdeskとDiscordのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていたツール間の情報共有を自動化できます。
これにより転記ミスや通知漏れを防ぎ、素早い共有による対応の迅速化が実現できるでしょう。

ここでは自動化例を複数ご紹介するので、気になる内容のものがあれば早速試してみてください!

Freshdeskにコンタクトが追加されたら、Discordに通知する

Freshdeskに新しいコンタクトが登録されたら、その情報をDiscordの指定したチャンネルに通知する基本的なフローです。

<span class="mark-yellow">手動での転記作業や通知の手間がなくなり、チームが素早く新規顧客の発生を把握できる</span>ことで、迅速なアクションを起こせます。

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Freshdeskで特定条件に合うコンタクトが追加されたら、Discordに通知する

Freshdeskに追加されたコンタクトを役職や重要度などでフィルタリングし、必要なコンタクトだけをDiscordに通知することも可能です。

この連携では条件に応じて処理を分岐させるパターンを活用しており、<span class="mark-yellow">重要なコンタクト情報だけを関係者に共有できるため、通知のノイズを減らして見落としを防げます。</span>

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FreshdeskとDiscordの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、FreshdeskとDiscordを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Freshdeskにコンタクトが追加されたら、Discordに通知する」テンプレートを使ってフローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • FreshdeskとDiscordのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Freshdeskのトリガー設定と各アクション(分岐処理・通知)の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:FreshdeskとDiscordのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
先ずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するFreshdeskとDiscordのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Freshdeskのマイアプリ登録

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。(ここまでは上記動画で確認してみましょう!)
  3. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではFreshdesk)を検索して選択します。
  1. 「アカウント名」に任意の管理用名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  1. Freshdeskにログインし、右上のアイコンから「Profile settings」にアクセス。
  1. 画面右側の「View API Key」から取得したAPIキーを、Yoom側の「APIキー」に設定。
  1. 「追加」をクリック。

マイアプリ画面に、Freshdeskが追加されていることを確認してください。

② Discordのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でDiscordを検索して選択。
  1. 「アカウント名」に任意の名称を設定。
    連携先のアカウントを判別しやすい名称にするとよいでしょう。
  2. 「アクセストークン」にBotトークンを設定。
    BotトークンはDiscord Developer Portalから取得できます。
    詳細はこちらのヘルプページをご確認ください。
  1. 設定を終えたら、「追加」をクリック。

Discordも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Freshdeskのトリガー設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Freshdeskの「コンタクトが作成または更新されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、コンタクト作成時により早くDiscordへの通知が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うのでご注意ください。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 連携しているアカウントのFreshdeskのドメインをURL(ドメイン名.freshdesk.com)から取得して「ドメイン名」に設定。
  1. Freshdeskにテスト用のコンタクトを作成してください。
    ※ テスト用コンタクトの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
    ※ 直近1時間以内にコンタクトが作成・更新されていない場合はテストに失敗します。
  2. テストに成功すると、「取得した値」に更新日時が最も新しいコンタクトの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に追加したコンタクトが取得されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーアクションの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:分岐条件の設定

このフローはコンタクトの作成・更新時に稼働するため、作成時にのみ通知を行うように設定しているのが次の分岐処理です。

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。
無料トライアル中は他のプランでは制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください!

  1. 分岐の「コマンドオペレーション」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  1. 「オペレーション」には分岐の対象となる値を取得したオペレーションを設定し、「アウトプット」には分岐の対象となる値を設定。
    ここでは、トリガーアクションで取得した「(コンタクトの)作成日時」を分岐対象とし、「更新日時」と一致するかをチェックしています。
  1. 「作成日時」が「更新日時」と等しい、という分岐条件を設定することで、作成された顧客か、更新された顧客かの判別を行います。
    項目を削除してしまった場合には、入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューの「更新日時」を選択してください。
  1. 設定を終えたら、ページ下部の「保存する」をクリック。
    フロー画面の分岐条件が設定通りであることを確認し、次の設定に進みましょう。

ステップ5:Discordへの通知

それでは、コンタクトの作成をDiscordに通知しましょう。

  1. Discordの「メッセージを送信」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「チャンネルID」に、メッセージを送信するチャンネルのIDを設定。
    チャンネルIDはDiscordチャンネルのURL(discord.com/channels/サーバーID/チャンネルID)で確認できます。
  2. 「メッセージ内容」に通知内容を設定。
    入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、取得したコンタクト情報を選択できます。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    これらの値と定型文を組み合わせて、コンタクトの作成を通知するメッセージを設定しましょう。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、指定したチャンネルにメッセージが投稿されます。
    ※ 投稿されたメッセージ
  1. 期待するメッセージが投稿されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Freshdeskでコンタクトを作成し、その情報が自動でDiscordの指定したチャンネルに通知されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

DiscordのデータをFreshdeskに連携したい場合

今回はFreshdeskからDiscordへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にDiscordからFreshdeskへのデータ連携を実施したいケースもあるかと思います。
その場合には下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Discordの投稿内容をもとにFreshdeskにコンタクトを作成する

Discordの特定のチャンネルに投稿されたメッセージの内容をもとに、Freshdeskに新しいコンタクトを作成するフローです。

投稿内容から<span class="mark-yellow">コンタクト作成に必要な情報を自動で抽出する</span>ため、やりとりの流れを止めることなく、シームレスな顧客管理を実現できます。

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Discordで特定条件に合う投稿があったら、Freshdeskにコンタクトを作成する

Discordの投稿の中から「#重要」や「#顧客登録」といった特定のハッシュタグやキーワードが含まれるものだけを検知してコンタクトを作成することも可能です。

<span class="mark-yellow">顧客登録が必要な投稿のみをフィルタリングして作成処理を行うため、余計なコンタクトが作成されることを防ぎ</span>、業務の効率を向上させることができます。

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FreshdeskやDiscordを活用したその他の自動化テンプレート

FreshdeskやDiscordを組み合わせれば、日々のやり取りや情報管理をもっとスムーズにできます。面倒な手作業を減らし、必要な情報を自動で整理・共有できる環境を整えましょう。

Freshdeskを使った便利な自動化例

Freshdeskを使えば、問い合わせ内容やサポート情報をほかのツールへ自動で共有できます。手動での転記や情報共有の遅れを防ぎ、チーム全体の対応スピードを向上させられます。

特に表計算ツールやタスク管理ツールとの連携は、業務の効率化に効果的です。

[[181512,181508,181435,247504,247437]]

Discordを使った便利な自動化例

Discordはチーム内での情報共有や通知に便利なツールです。他のサービスと連携すれば、契約書や提案書、見積書などの書類情報を自動で通知できます。さらに、AIやOCRを組み合わせることで、データ整理や翻訳・要約まで自動化でき、コミュニケーションの質も高まります。

[[132737,193131,209323,185775,218225]]

まとめ

FreshdeskとDiscordの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">手作業で行っていた新規コンタクト情報の共有作業から解放され、ヒューマンエラーによる通知漏れも防ぐことができます。</span>

営業チームやカスタマーサポートチームは顧客情報を把握しやすくなり、迅速かつ正確な初動対応が可能になるため、結果として顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:通知メッセージにメンションを付けられますか?

A:通知アクションの「メッセージ内容」に@USER_IDや@hereなどを追加することで、特定のユーザーにメンションできます。
この設定を定型文で行う場合、コンタクトごとにメンション先を変更するといったことはできない点に注意してください。
参考:DiscordのユーザーIDを取得する方法

Q:チケットの更新情報もDiscordに通知できますか?

A:Freshdeskのトリガーアクションには、チケットの更新を検知してフローを稼働させるものもあります。
トリガーアクションとしてFreshdeskの「チケットが更新されたら」を設定し、今回もご紹介したDiscordの「メッセージを送信」に繋げることで実現できるでしょう。
参考:FreshdeskのAPIと今すぐ連携「アプリと連携する」の設定方法

Q:Freshdeskのカスタムフィールドも通知できますか?

A:可能です。ただし、カスタムフィールドの値は自動では取得されません。
トリガーアクションの取得した値の下部にある「+取得する値を追加」から、カスタムフィールドの設定を行ってください。
参考:「取得する値」を追加する方法

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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