freee会計とHubSpotの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-06-26

【簡単設定】freee会計のデータをHubSpotに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「freee会計とHubSpotのデータを連携させたい!」
「でも、freee会計で承認した申請のデータをHubSpotにいちいち手作業で登録するのは、手間だしミスも起こりそう……」
このように、日常的に利用するSaaS間のデータ手動連携に、非効率さや限界を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">freee会計で承認した申請のデータが自動でHubSpotに登録される仕組み</span>があれば、面倒な転記作業から解放されるでしょう。
入力ミスによる手戻りもなくなるため、営業活動や経理業務といった本来注力すべきコア業務に集中できる時間を生み出せるはずです!

今回ご紹介する自動化フローは、専門的なプログラミング知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入し、日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">freee会計とHubSpotを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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freee会計とHubSpotを連携してできること

freee会計とHubSpotのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた二つのツール間のデータ入力を自動化できます。
具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があればクリックしてみてください!

freee会計で支払い依頼が作成されたら、HubSpotに取引を作成する

freee会計で支払い依頼が作成される度に、その情報をHubSpotの取引として自動登録します。
<span class="mark-yellow">手作業による転記の手間を完全に排除するため、入力ミスを防ぎ、営業活動と会計処理の連携をスムーズに</span>します。

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freee会計で特定条件の支払い依頼が作成されたら、HubSpotに取引を作成する

このフローでは「特定の金額以上」や「特定の取引先」といった条件に合致する支払い依頼がfreee会計で作成された場合のみ、HubSpotにも取引を作成します。
<span class="mark-yellow">重要な取引だけを自動登録できるため、営業担当者はノイズの少ない情報の中から必要なデータに素早くアクセス</span>できるようになります。

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freee会計とHubSpotの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、freee会計とHubSpotを連携させたフローの作成方法を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「freee会計で支払い依頼が作成されたら、HubSpotに取引を作成する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • freee会計とHubSpotのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるWebhookと各アクション(申請の取得・取引の登録)の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:freee会計とHubSpotのマイアプリ連携

まずは、Yoomと連携させたいfreee会計アカウントとHubSpotアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではfreee会計)を検索して選択します。
  1. freee会計のログイン画面が表示されます。
    連携させるアカウントでログインしてください。
    ※ 既にログインしているアカウントがある場合、この画面はスキップされます。
  1. Yoomからfreee会計のアクセス権限を確認し、ページ下部の「許可する」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

freee会計が追加されていることを確認してください。

続けて、HubSpotも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でHubSpotを検索して選択。
  1. グレーのボタン(Sign in to your HubSpot account)をクリック。
    ※ アカウントがない場合はオレンジのボタンからアカウント登録を行ってください。
  1. 連携させるアカウントをラジオボタンから選択し、「アカウントを選択」をクリック。
  1. アクセス権限の内容を確認し、ページ下部のチェックボックスにチェックを入れた後、「アプリを接続」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

HubSpotも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開くので、「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるWebhookの設定

まずは、フローの起点となるトリガーアクション(Webhook)を設定していきます。

  1. freee会計の「経費申請・各種申請・支払い依頼が作成・更新されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更可能です。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. Yoomとの連携用にfreeeアプリを作成し、Webhookを設定してください。
    設定方法はこちらのヘルプページで説明されています。
  2. 事前準備で用意したfreee会計のフォームでテスト用の支払依頼を作成してください。
    ※ 作成する支払依頼の例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、作成された最新の支払依頼の情報が「取得した値」に追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 支払依頼の項目に値が入っていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

トリガーの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:詳細情報の取得

次に、ステップ3で取得した支払依頼IDを用いて支払依頼の詳細情報を取得しましょう。

  1. freee会計の「特定の支払依頼情報を取得」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「事業所ID」にテスト用の申請を承認した事業所のIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているfreee会計アカウントから候補が表示されるため、対象となる事業所を選択してください。
    ※ 検索欄に事業所名を入れることで候補が絞られます。
  1. 「支払依頼ID」にはデフォルトで、ステップ3で取得した支払依頼のIDが設定されています。
    これにより、新しく作成された支払依頼の詳細情報が取得できるようになっています。
  2. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に指定した支払依頼の詳細情報が追加されます。
  1. テスト用に作成した支払依頼が取得できていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:取引の作成

それでは、取得した支払依頼の値を用いてHubSpotに取引を作成しましょう。

  1. HubSpotの「取引の作成」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. 作成する取引の各項目に、支払依頼から取得した値を設定していきましょう。
    入力欄クリック時に表示される詳細情報取得アクションのメニューから、対応する項目を選択してください。
  1. 「ステージ」に取引ステージの内部IDを設定。
    例)appointmentscheduled,qualifiedtobuy,presentationscheduledなど
  2. その他の項目も、デフォルトで設定されている値を参考に埋めてください。
  3. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、HubSpotに取引が作成されます。
    ※ 作成される取引の例
  1. 期待通りの取引が作成されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
freee会計で支払依頼を作成し、その情報を用いた取引がHubSpotに作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

HubSpotのデータをfreee会計に連携したい場合

今回はfreee会計からHubSpotへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にHubSpotからfreee会計へのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

HubSpotで新しい会社が作成されたら、freee会計に取引先を作成する

HubSpotに新しい会社情報が登録された際に、その情報をfreee会計へ自動で取引先として登録します。
<span class="mark-yellow">営業と経理間の情報連携がシームレスになり、請求書発行などの後続業務の迅速化と入力ミス防止に</span>繋がるでしょう。

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HubSpotで特定条件の新しい会社が作成されたら、freee会計に取引先を作成する

「契約確度が高い」や「特定の従業員規模」など、設定した条件を満たす会社がHubSpotに登録された場合に限り、freee会計に取引先として自動登録します。
これにより、<span class="mark-yellow">優先度の高い見込み顧客や契約済み顧客の情報だけを経理部門に効率的に共有</span>できます。

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freee会計やHubSpotのAPIを使ったその他の自動化例

HubSpotとの連携以外でも、freee会計のAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

freee会計を使った便利な自動化例

Jotform、Typeform、Zoho Formsなどのフォームの回答からfreee会計で経費申請や支払依頼を自動作成し、kintoneデータで請求書も作成可能です。
freee会計での申請作成時にNotionページを自動生成することで、手作業を省き、経理業務を効率化します。

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HubSpotを使った便利な自動化例

HubSpotフォームの内容からExcelでの書類作成、freee請求書での請求書作成、Zoomミーティングの自動作成が可能になります。
また、Googleフォームからの情報でHubSpotにコンタクトを作成したり、HubSpotのコンタクト情報からExcelで請求書を作成したりと、営業・マーケティング業務における手動入力を削減します。

[[172765,172233,172794,86706,78092]]

まとめ

freee会計とHubSpotの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた会計データと顧客情報間のデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを根本から防ぐことができます。</span>
担当者は常に正確な情報に基づいて迅速に業務を進められるようになり、本来注力すべき戦略的な業務に集中できる環境が整うでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化はノーコードツール「Yoom」を活用すれば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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