2024/11/04
自動化のアイデア

【Google Meet API】アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

r.suzuki

目次

Google Meet APIでできること

Google Meet APIの利用で特にニーズが多いのは、Google Meetで会議が終了するとメッセージツールへ通知するというケースではないでしょうか。
通知が自動化されることで、スピーディーに会議が終了したことを把握でき、業務フローをスムーズに進めることができます。
また、毎回メッセージツールを開くことなく自動で通知されるので、手動入力する手間が省けるため、業務の効率化が期待できます。

さらに、Google Meetの会議が終了したら自動的に会議の内容を文字起こしと要約を行いデータで格納するケースも利用が多いです。
これによって、会議参加者は議事録作成の手間を省くことができ、会議内容の振り返りや次のアクションへの集中が期待できます。
Google Meetの情報を用いた自動作成なので、人的ミスも防止でき、正確な情報での作成が見込めます。

他には、会議スペースを作成し、ビデオでユーザーをつなぐことも可能です。
Google Meet APIを使用すれば、プログラム上で会議リンクや会議スペースを自動生成し、ユーザー同士をビデオ通話で接続できます。
チーム間で素早く会議をセットアップし、参加者に直接リンクを送信することで、時間を効率的に利用し、ビデオ会議の参加率の向上も期待できます。

また、Google Meet APIは、参加者と参加者セッションのリストを取得することもできます。
会議に参加しているメンバーのリストや、各参加者のセッション情報を取得します。
これにより、特定の会議への出席確認や各参加者の参加時間を把握でき、会議出席率や個別の参加状況のスムーズな管理が見込めます。

これ以外にも、Google Meetで予約された会議室や会議スペースの詳細をリソース名で簡単に取得したりすることもできます。

Google Meet APIの利用方法

今回はYoomというサービスを利用してノーコードでGoogle Meetを利用していきます。

[Yoomとは]

まずはじめにYoomの公式サイトにアクセスし、アカウント作成をお願いします。
既にアカウント登録済みの方はログインしてください。
Yoomのアカウント発行ページ

Google MeetをYoomと接続する方法

マイアプリ連携の設定

1)Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。


2)Yoomで接続できるアプリ一覧が表示され、一番上の検索窓から今回使用する「Google Meet」を検索していきます。

アプリを選択できたら、使用するアカウントで設定を行ってください。


3)登録ができるとマイアプリにアイコンが表示されます。
登録したアプリのアイコンが表示されたか確認してください。

これでGoogle Meetが用意しているあらゆるAPIをYoomから利用することが可能になりました!

Yoomのテンプレートを利用してGoogle Meet APIをつかいこなそう!

Yoomには、多くのフローボットテンプレートが用意されており、クリックするだけで様々なフローボットを簡単に利用できるようになっています。
フローボットの詳細については、以下の動画で詳しく紹介されています。


ここからは実際の利用シーンやおすすめの職種ごとに実際に用意されているテンプレートを紹介していきます。

Google Meet APIを利用して実現できる自動化の例

Yoomではさまざまなサービスとの連携が可能で、それぞれのサービスに対応したテンプレートも用意されています。
普段使用しているサービスと連携できるテンプレートを活用して、今すぐGoogle Meetを自動化しましょう!

1.主なメッセージツールとの連携

Google Meet APIを活用することで、Google Meetとメッセージツール間を連携して会議が終了するとメッセージツールへ通知することが可能です。
Google Meetの参加者に用件がある場合、会議がいつ終了したかを都度確認するのは手間ですが、会議の終了が簡単に把握できるようになるため、会議後の円滑なコミュニケーションが期待できます。
例えば、Google Meetで会議が終了したことを、LINEで通知することができます。
トークルームを指定できるので、会議に参加していないメンバーでも会議の状況をスピーディーに把握でき、会議参加者へ用件がある場合、スムーズに伝達をすることができます。
また、通知先の誤りや連絡漏れといったヒューマンエラーの発生防止も見込めます。

主なメッセージツールとの連携はこちら▼

そのほかにもこんなメッセージツールと連携できます。
チーム内の情報共有や連絡手段として日頃利用しているメッセージツールにあわせてテンプレートを選択してください。

2.会議内容を文字起こしする

Google Meet APIとAI機能を活用し、Google Meetの会議を自動で文字起こしし、議事録を作成することもできます。
さらに、作成した議事録を連携したツールに保存できるため、議事録の作成から格納まですべて自動化されます。
会議の議事録を手動で転記するのは、非常に労力がかかり、情報共有の遅れや入力ミスに繋がる可能性があります。
しかし、自動化によって転記の手間が省け、ヒューマンエラーの防止も見込めるので、情報の正確性向上も期待できます。
例えば、Notionと連携すれば、最終的な議事録がNotionのデータベースに登録されます。
Notionで議事録やメモを一元管理している方にはこちらがおすすめです。

また、Googleドキュメントと連携すれば、議事録をGoogleドキュメントで保存が可能です。
日常的にGoogleドキュメントを利用している場合はこちらがおすすめです。
日頃利用しているアプリケーションによってテンプレートを選択してください。

Google Meet APIの利用をおすすめしたい方

・Google meetを使用してプロジェクトやチームで会議をしている方
・リモートワークのメンバーとの打ち合わせでGoogle meetを使用する方
・素早い情報共有が必要な方
・手動作業を減らし、業務を効率化したい方

まとめ

今回はGoogle Meet APIを活用した、アプリとの連携方法や活用事例を紹介しました。
リモートワークが普及する中で、オンライン会議の情報をチーム全体にスムーズに共有する仕組みはとても重要です。
Google Meet APIを経由して、会議終了時に自動でメッセージツールに通知を送る仕組みや、AIを使った文字起こし機能で議事録を自動作成する方法を用いれば、オンライン会議後の業務フローが効率化され、業務全体の生産性向上も期待できます。
さらに、プログラミングの知識がなくてもYoomを活用すれば簡単に自動化を導入でき、テンプレートを用いることで誰でもスムーズに体験可能です。
興味のある方はこちらから無料登録してぜひお試しください。
業務の円滑な進行をサポートするGoogle Meet APIを、ぜひ活用してみてください!

この記事を書いた人
r.suzuki
人材が限られる地方の中小企業で業務の効率化を日々模索していたところ、Yoomと出会いました。 こうだったらいいなとなにげなく考えていたことがYoomを導入することで、こんなにも効率化できるんだ!と感動。 システムやプログラミングの知識や経験がない私でも、業務が大きくかわったので、同じように感じているたくさんの方々へ共有できたらと執筆しています。
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