Googleフォームと要約の連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-07

【ノーコードで実現】フォームなどで受け取った文章をAIで自動要約する方法

k.hieda

「問い合わせフォームの内容を毎回確認して要約するのが大変…」
「アンケートの自由回答を一つ一つ読んでまとめるのに時間がかかりすぎる…」

このように、フォームなどから送られてくる大量のテキストを処理し、要点を把握するだけでも、多くの時間を取られていませんか?手作業での要約は時間がかかるだけでなく、解釈のばらつきや見落としといったヒューマンエラーの可能性も否定できません。

もし、<span class="mark-yellow">フォームで受け取った回答や様々なテキストデータをAIが自動で要約し、指定したツールに通知・記録してくれる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、情報収集や分析など本質的な業務に集中する時間を確保できます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して日々の情報処理業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">フォームなどで受け取った文章をAIで自動要約する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

フォーム情報をAIで自動要約し連携する方法

ここでは、Googleフォームなどのフォームサービスで受け取った情報をAIが自動で要約し、その結果を様々なツールに連携する自動化の具体的なテンプレートを紹介します!
これらの自動化により、情報収集後の処理時間を大幅に短縮し、迅速な情報共有やデータ活用が可能になります。

気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

AIによる要約結果をチャットツールに通知する

<span class="mark-yellow">フォームで受信した内容をAIで自動要約し、その結果をDiscordやGoogle Chatなどのビジネスチャットツールへリアルタイムに通知する</span>ことで、関係者間での迅速な情報共有や、問い合わせへのスピーディーな対応が可能となり、コミュニケーションの効率化に繋がります。

AIによる要約結果をメールツールに通知する

<span class="mark-yellow">フォームの回答などをAIで要約し、GmailやZoho Mailといったメールツールを通じて指定した宛先に自動送信する</span>ことによって、チャットツールを普段利用しない関係者へも確実に要約情報を届けることができます。

チーム内外でのスムーズな情報連携を実現するでしょう!

AIによる要約結果をデータベース/スプレッドシートに記録する

<span class="mark-yellow">フォームから得られた情報をAIで要約した上で、Microsoft ExcelやGoogle スプレッドシートなどの表計算ソフトやデータベースに自動で追加・記録します。</span>

アンケート結果の集計・分析や、顧客からのフィードバック管理などを効率化し、データに基づいた意思決定をサポート!

フォームの回答をAI要約し、通知するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、<span class="mark-yellow">Googleフォームで送信された文章をAIで自動要約し、その結果をDiscordに通知するフロー</span>を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  1. Yoomと使用アプリをマイアプリ連携
  2. テンプレートをコピー
  3. フローの詳細設定
  4. トリガーをON!

ステップ1:マイアプリ連携の設定

まずは、連携するアプリ情報をYoomに登録する設定を行います。Yoomのワークスペースにログイン後、マイアプリ画面で「+新規接続」をクリックします。

Yoomで使えるアプリ一覧が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めてください。

Google フォーム

検索結果からアプリ名をクリックします。

  • 「Sign in with Google」ボタンをクリックします。その後、Googleアカウントのログイン画面が表示されるので、メールアドレスとパスワードを入力します。
  • 連携するアカウントを選択します
  • Yoomのアクセス権限を確認されます。次へをクリックしましょう。
  • 「続行」をクリックしてください。

これでGoogle フォームのマイアプリ連携が完了です。

Discord

検索結果からアプリ名をクリックします。連携に必要な値を入力する画面が表示されます。

  • アカウント名
    • 任意の名称を入力してください。
  • アクセストークン
    • Botトークンを入力します。

Yoomヘルプ:Discord Botのマイアプリ連携方法

必須項目を入力し追加ボタンをクリックすると、Discordのマイアプリ登録が完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能なので、途中保存や再開する場合はこちらを確認してください。

ステップ3:アプリトリガー「フォームに回答が送信されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。この工程は、フローボットを起動するための条件を設定します。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Googleフォームと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

内容の確認ができたら、次へをクリックして進みましょう。

(1/2)アプリトリガーのAPI接続設定

  • トリガー起動間隔
    • フローの起動間隔を選択します。最短は5分間隔で起動できますが、ご契約のプランによって起動間隔が異なります。
  • フォームID
    • URLから取得した値を入力します。

<span class="mark-yellow">設定ができたら、フォームにテスト回答を送信しておきましょう。テストでは、直近1時間以内に送信された回答を検知します。</span>
テスト用回答を送信できたら、テストボタンをクリックしてください。成功すると、以下のように表示されます。

設定したAPIが正しく動作したことを表しています。取得できた値が以下に表示されます。

取得した値の中に、テスト回答の内容が見当たらないと思います。Googleフォームの回答結果は、追加で値を取得する操作を行います。

アウトプットを追加取得する

Google フォームの回答結果を追加取得する操作を行います。アウトプット一覧の下にある「+取得する値を追加」ボタンをクリックするとJSONPath指定画面に切り替わります。

追加したい値の前にあるプラスボタンをクリックすると、「追加する値」に表示されます。これで、値の追加完了です!

より詳しい設定方法:Google フォームトリガーで、回答内容を取得する方法

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用するので、確認をしてから保存するをクリックします。

ステップ4:要約する「要約する」

テンプレートの2つ目をの工程をクリックします。この工程では、Googleフォームで取得した回答をAIが要約してまとめる設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アクション
    • 事前設定でAIが選択済みのため、追加の操作は不要です。ちなみに、種類は以下から選択可能です。

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)詳細を設定

  • 要約対象のテキスト
    • 編集欄をクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。このメニュー内に、前の操作で取得したGoogleフォームの回答の引用コードが表示されるので選択しましょう。

クリックすると、編集欄に引用コードが埋め込まれます。埋め込みができたら下へスクロールしましょう。

  • 文字数
    • 事前設定では、500に設定されています。運用してみて、文字数を変更が必要であれば、増減はここから可能です。
  • 要約の要件
    • 要約のクオリティに指定がある場合は、設定しましょう。
  • 言語
    • 「日本語」に設定してみました。他の言語でも対応可能です。

設定ができたら、テストボタンをクリックします。成功すると、要約結果が取得できます。

保存をクリックしたら、次の工程に進みましょう。

ステップ4:アプリと連携する「メッセージを送信」

テンプレートの3つ目をクリックします。この工程では、前の操作で取得した要約結果をDiscordのチャンネルに送信する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • Discordと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • チャンネルID
    • Discordのチャンネル内で取得できます。チャンネル一覧の歯車アイコンを右クリックすると、メニューの一番下にチャンネルIDが表示されます。
  • メッセージ内容
    • 通知する定型文を編集します。事前設定で取得した要約結果の引用コードが、編集欄に埋め込まれています。このコードは、編集欄をクリック<プルダウンメニュー<要約する のタブの中に格納されています。

定型文を編集したら、テストボタンをクリックしてください。成功すると、Discordの指定したチャンネルに通知されます。

また、Discordからの上記の項目・値が取得できます。保存するボタンをクリックしてすべての設定完了です!

ステップ6(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です!

Googleフォームや文章の要約機能を使ったその他の自動化例

GoogleフォームやAIによる要約機能は、情報収集から整理・共有までの手間を減らし、業務効率を大きく向上させます。以下では、実際の活用テンプレートを用いた自動化の例をご紹介します。

Googleフォームを使った便利な自動化例

Googleフォームとの連携では、アンケートや問い合わせ内容をAsanaで管理したり、回答結果を自動でMicrosoft ExcelやSalesforceに転記するなど、さまざまな業務を効率化できます。

ファイルやPDFの受け取り後にSlackやBoxへ自動で送ることも可能です。業務でGoogleフォームをよく使う方は、ぜひ以下のテンプレートもご活用ください。

文章の要約機能を使った便利な自動化例

AIによる要約機能は、日々の情報整理に役立つだけでなく、業務全体のスピードアップにも繋がります。たとえば、メールの添付ファイルをOCRで読み取り、要約してMicrosoft Teamsに送信したり、会議の文字起こしを自動でPDFにまとめてBoxへ保存するフローなどがあります。

膨大なテキストを扱う業務がある方は、以下のテンプレートもぜひ参考にしてみてください。

まとめ

Googleフォームなどで受け取った文章のAIによる自動要約を実現することで、<span class="mark-yellow">これまで多くの時間を要していた情報収集後の確認・要約作業から解放され、ヒューマンエラーのリスクも低減できます。</span>

これにより、アンケート分析や問い合わせ対応の初動を早め、より迅速かつ的確なアクションを取ることが可能となり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したようなAIを活用した業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って操作するだけで直感的にフローを構築できるので、もしAIによる要約や業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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