ChatworkとZoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/03

【ラクラク設定】ChatworkのデータをZoomに自動的に連携する方法

m.chisaka

「Chatworkで募った参加者情報をZoomに登録する手間を省きたい…」
「Zoom会議を開催するたびに会議URLを発行するのが面倒…」

もしこのように感じているのであれば、そのお悩み、<span class="mark-yellow">アプリ連携で解決しませんか?</span>

ChatworkとZoomをAPIで連携すれば、このような課題を解決し、Zoom会議開催までの効率化が期待できます!
この記事では、<span class="mark-yellow">プログラミング不要のYoomを活用することで実現できるChatworkとZoomの連携方法について、初心者の方にもわかりやすい手順で説明しています。</span>
ぜひ、この記事を参考にして、ChatworkとZoomの連携を試してみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にChatworkとZoomの連携が可能です。
YoomにはあらかじめChatworkとZoomを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

ChatworkとZoomを連携してできること

ChatworkとZoomのAPIを連携すれば、ChatworkのデータをZoomに自動的に連携することが可能です!例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

Chatworkの通知内容をもとにZoomウェビナーに参加者登録

Zoomウェビナーの参加者に関する情報をChatrowkで共有している方にオススメのフローです。

Chatworkの通知内容からZoomミーティングを作成

ChatworkからZoom会議を自動作成することもできます!

ChatworkとZoomの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にChatworkとZoomを連携したフローを作成してみましょう!

今回はYoomを使用して、ノーコードでChatworkとZoomの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は、Chatworkの通知内容をもとにZoomウェビナーに参加者を登録するフローボットを作成していきます!

作成の流れは大きく分けると以下の通りです。

  • ChatworkとZoomのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Chatworkのトリガー設定及びZoomのアクション設定
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:ChatworkとZoomをマイアプリ連携

Yoom画面の左側メニューにある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックします。

検索ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。

ChatrowkとYoomの連携方法

Chatworkを検索すると、ログインページが表示されます。
ログイン情報を入力すると、連携完了です!

ZoomとYoomの連携方法

Zoomを検索すると画像のような画面が表示されます。
「Client ID」と「Client secret」を入力すると、連携完了です!
※詳しい登録方法はこちらをご確認ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、今回使用するテンプレートをコピーします。

  1. 上のバナーの「試してみる」を押す。
  2. 移行したページの「このテンプレートを試す」を押す。
  3. Yoomの登録がまだの場合は、登録を行う。

※すでに登録が完了している場合は、ログインしてください。

テンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされると、このような画面が表示されます。

ステップ3:Chatworkのトリガー設定

  1. コピーしたテンプレートを開く

左側にあるメニューの「マイプロジェクト」から、コピーしたテンプレートを開きます。

  1. Chatworkアプリを開く

「新しいメッセージがルームに投稿されたら」をクリックします。

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Chatworkと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「トリガーアクション」:「新しいメッセージがルームに投稿されたら」を選択

  1. APIの接続設定をする

「トリガーの起動間隔」を設定します。
トリガーの起動間隔は、5分・10分・15分・30分・60分から選べます。
早めにZoomへ参加者登録をしたい場合は、短い間隔で設定しましょう!
※プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。

次に「ルームID」を選択します。
入力欄をクリックすると、候補が表示されます。
どのルームから参加者情報を取得するのか、ルームIDを選びましょう!
入力完了後「テスト」を押して、問題なければ「保存する」をクリックします。

ステップ4:テキストデータからデータを抽出

  1. データ抽出を開く

「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

  1. アクションを選択する

「タイトル」は必要に応じて変更可能です。
「変換タイプ」の「変更する」をクリックします。


テキストの文字数に応じて「変換タイプ」を選択しましょう。
「変換タイプ」は文字数によって、消費するタスクの数が異なります。
※プランごとのタスク数は料金プランをご確認ください。

  1. 詳細を設定する

「対象のテキスト」を選択します。
今回はChatworkに投稿されたメッセージ内容から抽出するため「メッセージ内容」と入力します。
①入力欄をクリックして、アウトプットを表示
②「新しいメッセージがルームに投稿されたら」をクリック
③「メッセージ内容」を選択

次に「抽出したい項目」を選びます。
今回は、参加者登録に必要な「姓、名、アドレス」を抽出します。
入力が終わったら「テスト」を押して、問題なければ「保存する」をクリックします。

ステップ5:Zoomのアクション設定

  1. Zoomアプリを開く

「ウェビナーに登録者を追加」をクリックする

  1. 連携アカウントとアクションを選択する

必要箇所を入力していきます。
「タイトル」:必要に応じて変更可能
「Zoomと連携するアカウント情報」:合っているか確認
「アクション」:「ウェビナーに登録者を追加」を選択

  1. APIの接続設定をする

「Zoomアカウントのメールアドレス」と「ウェビナーID」を入力します。
「メールアドレス」:Zoomアカウントのメールアドレス
「ウェビナーID」:入力欄をクリックして候補から選択

「名」「姓」「メールアドレス」を入力します。

入力方法は、アウトプットを活用します。
ステップ4で抽出したデータを選択しましょう。
全ての入力が完了したら「テスト」を押して、問題なければ「保存する」をクリックします。

ステップ6:トリガーをONにして動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックして、自動化の設定は終了です。
正しく、フローボットが起動するか確認しましょう。
設定、お疲れ様でした!

以上が、Chatworkの通知内容をもとにZoomウェビナーに参加者を登録するための連携手順になります!

ZoomのデータをChatworkに連携したい場合

今回はChatworkからZoomへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にZoomからChatworkへのデータ連携を実施したい場合は、以下のテンプレートも併せてご利用ください。

Zoomウェビナー終了後に参加者情報をChtaworkに通知

Zoomウェビナー参加者情報を管理し、フォローアップや次回のイベントなどに役立てたい方にオススメのフローです。

Zoomウェビナー終了後に参加者情報と動画リンクをChtaworkに通知

Zoomウェビナー終了後にチーム内で参加者情報と動画リンクをスピーディーに共有できるかもしれません。

Zoomでミーティングが終了したら議事録の文字起こしと要約をし、Chatworkに通知する

会議内容の文字起こしと要約を自動化することもできます!手動での作業が削減でき、業務負担が軽減するはずです。

ChatworkやZoomのAPIを使ったその他の自動化例

ChatworkやZoomのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Chatworkを使った自動化例

他のアプリと連携させることで、チーム内での情報共有が自動化できます。自動通知以外にも、他のアプリへ通知内容を転記することや、ルームへの招待なども可能です。

Zoomを使った自動化例

Zoomミーティングの自動作成やリンクの自動共有、文字起こしや要約などを自動化することができ、会議運営の手間を大幅に削減することができます。

終わりに

ChatworkとZoomを連携すればZoom会議の作成の手間が省け、ウェビナーやミーティングの開催がスムーズになるかもしれません。開催頻度が高い場合には作業負担となりかねないため、今回の連携を導入することで業務に余裕が生まれる可能性もありますよね!
また、より気軽にZoom会議を活用したやり取りを行いやすくなることが期待できるでしょう。

今回紹介したYoomを活用した自動化は、初心者の方でも簡単に設定ができるよう、<span class="mark-yellow">プログラミング不要で導入できるというメリットがあります。</span>
「導入を検討したい!」「実際に操作してみたい!」という方は、今すぐYoomに登録しましょう!
無料アカウントを発行できるため、すぐに実際の操作性を確かめることが可能です。ぜひお試しください!

この記事を書いた人
m.chisaka
メガバンクや市役所など、10年間事務職として勤務してきました。経費事務や日程調整など、日々の「ちょっとした手間」に直面した経験から、Yoomを活用した事務作業を少しでも楽にするアイデアや具体的な活用法を発信しています。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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