ShopifyとOutlookの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-30

【簡単設定】ShopifyのデータをOutlookに自動的に連携する方法

m.kinoshita

「Shopifyで新しい顧客が登録されたら、担当チームにOutlookで通知したい」
「注文情報をいちいちコピーしてOutlookのメールに貼り付けるのが面倒…」

このように、EC運営でShopifyを、社内コミュニケーションでOutlookを利用する中で、両者間の情報連携を手作業で行うことに課題を感じていませんか?
日々の定型業務でありながら、ミスが許されない重要な作業のため、多くの時間と神経を使っている方も少なくないはずです。

そこで便利なのが、<span class="mark-yellow">Shopifyで発生したイベント情報を、人の手を介さずに自動でOutlookに通知する仕組み</span>です。
こうした日々の繰り返し作業から解放され、顧客対応やマーケティング戦略の立案といった、より付加価値の高いコア業務に集中できる貴重な時間を生み出せるでしょう。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に実現でき、これまで手作業にかけていた時間と手間の削減が期待できる方法です。
ぜひこの機会に業務自動化を導入して、日々の作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ShopifyとOutlookを連携し、様々な業務フローを自動化する</span>テンプレートが多数用意されています。
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックして、さっそくスタートしましょう!

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ShopifyとOutlookを連携してできること

ShopifyとOutlookのAPIを連携させることで、Shopifyで発生した顧客登録や注文などのイベントをトリガーに、Outlookでメールを自動送信するといった連携が可能になります。
この仕組みを構築すれば、手作業による情報共有の手間や、通知漏れ・遅延といったヒューマンエラーを防ぎ、ビジネスのスピードを加速させることができるでしょう。

ここでは具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひ気軽にクリックして試してみてくださいね!

Shopifyで顧客情報が作成されたら、Outlookに通知する

Shopifyに新しい顧客が登録されるたびに、その情報を手動でコピーし、関係部署や担当者にOutlookで共有する作業は、非常に手間がかかり通知漏れのリスクも伴いますよね。

このテンプレートを利用すれば、<span class="mark-yellow">顧客登録をトリガーに、必要な情報を記載したメールをOutlookから自動で送信</span>できるため、迅速かつ正確な情報共有を実現し、担当者が速やかに次のアクションに移れるようサポートします。

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Shopifyで特定条件の顧客情報が作成されたら、Outlookに通知する

「すべての顧客登録ではなく、特定のタグがついた優良顧客や、特定のキャンペーン経由の顧客登録だけを通知したい」といった、より高度なニーズにも対応可能なのも、Yoomの魅力の1つ。

この連携は、特定の条件に合致した場合のみ通知を実行する分岐処理を含むため、<span class="mark-yellow">例えば「VIP」タグが付与された顧客が登録された場合のみ、担当役員にもOutlookで通知する</span>といった、より実務に即した柔軟な自動化フローも構築できますよ!

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Shopify と Outlook の連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にShopifyとOutlookを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでShopifyとOutlookの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Shopifyで顧客情報が作成されたら、Outlookに通知する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ShopifyとOutlookをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • Shopifyのトリガー設定およびOutlookのメール送信設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認
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ステップ1:ShopifyとOutlookをマイアプリ登録

はじめに、フローで使用するアプリとYoomを連携する「マイアプリ登録」をします。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

マイアプリ登録は、Yoomにログインして画面左側にある「マイアプリ」を選択し、右側に表示される「+新規接続」をクリックして進めていきます。

【Shopifyのマイアプリ登録】

検索窓にShopifyと入力し、表示された候補からアプリを選択してください。

※Shopifyはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっています。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。 

※チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。ぜひこの機会に、試してみてくださいね!

Yoomと連携するShopifyアカウントの管理画面から「APIキー」「APIシークレットキー」「サブドメイン」を取得し、各項目に値を入力しましょう。
入力後、「追加」をクリックして連携完了です!

※Shopifyのマイアプリ登録方法について、詳しくはこちらをご覧ください。

【Outlookのマイアプリ登録】

先ほど同様に検索窓にOutlookと入力し、表示された候補から選択します。

※Microsoft 365(旧称 Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
法人向けプランを契約していない場合、Yoomとの連携がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。詳しくはこちらをご確認ください。


Microsoftのサインイン画面が表示されるので、Yoomと連携するアカウントのメールアドレスか電話番号(またはSkype)の情報を入力し、「次へ」を押してください。

すでにMicrosoftアカウントにログイン済みの場合は、下図のようなアカウント選択画面が表示されるので、Yoomと連携する該当のアカウントを選択してくださいね!

Microsoftアカウントにサインイン(もしくはアカウント選択)後、自動的にYoomとの連携が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際にフローを作成していきましょう!
簡単に設定できるよう、テンプレートを活用しています。
まずは以下のバナーをクリックし、テンプレートをコピーしてください。

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クリックすると自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされ、下図のようなポップアップが表示されます。「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:Shopifyのトリガー設定

最初の設定です!
まずは、Shopifyで顧客情報が作成された際に、フローボットが起動するように設定を行います。
コピーしたテンプレートの「顧客情報が作成されたら(Webhook)」をクリックしてください。

タイトルは自由に変更できるので、必要であれば編集してくださいね!
連携するアカウント情報にはステップ1で連携した情報が反映されていますが、フローで使用するものであることを今一度確認しましょう。
トリガーアクションは変更せず、「次へ」を押してください。

次に、Webhookのイベント受信設定を行います。
Webhookの設定はShopifyの管理画面で行いますので、下図赤枠内のURLをコピーしておき、Shopifyの画面に移動しましょう!

Shopifyの管理画面に移動したら「設定」画面を開き、「通知」をクリックします。

通知設定の中にある「Webhook」を押してください。

「Webhookを作成」を押して、下記のように設定していきましょう!

  • イベント:「お客様の作成」を選択します。
  • フォーマット:「JSON」のままでOKです!
  • URL:先ほどYoomの画面でコピーしておいたURLを貼り付けてください。

以上でWebhookの設定は完了です!
設定完了後、Webhookが正常に起動するかどうかの動作確認をするためにテストを行いますので、Shopifyにテスト用の顧客を作成してください。
この際に作成する顧客の情報は、テストなので架空の情報(「テスト太郎」や「test@demo.com」など)でOKです。

今回は下図のように顧客を作成しました。

作成後はYoomの画面に戻って「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、先ほど作成した顧客情報がアウトプットとして「取得した値」に抽出されるので、内容を確認してください。

※アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご参照ください。

確認後、「保存する」をクリックして次の設定に進みます。

ステップ4:Outlookのメール送信設定

続いて、Shopifyに作成された顧客情報をOutlookで通知する設定を行います。
「メールを送る」をクリックしてください。

先ほど同様にタイトルは必要に応じて変更し、連携するアカウント情報はフローで使用するもので合っているか確認しましょう。

次に、メール送信の詳細設定です。
まずは「To」にメール送信先のアドレスを設定し、「CC」「BCC」は必要に応じて設定しましょう。
「件名」はフローを使用する業務シーンに合わせて適切な件名を自由に設定してくださいね!

「本文」には、メールを送信する内容を設定していきます。
「Shopifyに顧客が作成されました。」など、毎回同じ文章を使用する定型的なテキストは直接入力し、「顧客名」や「顧客ID」など、Shopifyの情報を引用したい部分はアウトプットを使って設定しましょう。

設定が完了したら「次へ」をクリックし、設定したメールの内容を確認します。
内容に問題がなければ「テスト」をクリックして、動作チェックを行いましょう!
この際、実際に「To」に設定したメールアドレス宛にメールが送信されるため、テスト用のメールを送信しても差し支えのないメールアドレスに一旦変更しておくと安心です。

「テスト成功」と表示されると、「To」に設定したメールアドレス宛にメールが届いているはずなので、確認してみてくださいね!

Shopifyのコンタクト情報が反映された状態で、設定したメッセージの通りにメールが届いていますね!

確認後はYoomの画面に戻って「保存する」をクリックし、設定完了です。

ステップ5:トリガーをONにしてフローの動作確認

これで全ての設定が完了しました。
「トリガーをON」にし、設定したフローの動作確認をしてみてくださいね!

以上が、「Shopifyで顧客情報が作成されたら、Outlookに通知する」フローの作成手順でした!

OutlookのデータをShopifyに連携したい場合

今回はShopifyからOutlookへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にOutlookからShopifyへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Outlookで受信した内容をもとに、Shopifyに商品を追加する

取引先からOutlook経由で送られてくる新商品の情報を、手作業でShopifyに登録する業務は、時間もかかり入力ミスの原因にもなりますよね。
このテンプレートを使えば、<span class="mark-yellow">Outlookで受信したメールの件名や本文から商品情報を抽出し、自動でShopifyに商品として登録</span>することが可能になり、商品登録にかかる時間を短縮し、データ入力の正確性向上に寄与できるでしょう。

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Outlookで受信した特定条件の内容をもとに、Shopifyに商品を追加する

「特定の取引先から送られてくる」「件名に【商品登録依頼】と記載がある」など、特定の条件を満たすメールだけを処理したい場合に、このテンプレートが役立ちます。
受信する全てのメールを手動で確認・仕分けする必要がなくなり、<span class="mark-yellow">条件に合致したメールだけをトリガーとしてShopifyへの商品登録を自動化</span>できるため、担当者の確認作業の負担軽減が期待できます。

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ShopifyやOutlookのAPIを使ったその他の自動化例

ShopifyやOutlookを活用することで、ECサイト運営や日々の情報処理・通知業務を自動化できます。
Yoomには、こうした業務効率化に役立つテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Shopifyを使った自動化例

Shopifyを活用すれば、注文・商品・顧客に関する情報を他ツールと連携し、自動処理が可能です。

たとえば、注文が発生したタイミングでSalesforceに商談を追加したり、HubSpotにチケットを自動作成することで、営業やサポート体制を効率的に連携できます。
また、Shopifyで作成された商品情報をGoogleスプレッドシートに自動で記録したり、Squarespaceにも自動登録するなど、商品情報の一元管理も実現可能です。

顧客情報が特定の条件に該当した場合にMicrosoft Teamsへ通知するなど、社内の連携体制の強化にも役立ちます!

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Outlookを使った自動化例

OutlookとYoomを連携することで、メールの内容をAIで解析してMicrosoft Teamsにアラート通知を行えます。また、受信した情報をAIで抽出しMicrosoft Excelへ自動転記することも可能です。これにより、重要情報の見逃しを防いだり、データ入力作業を効率化できるはずです!

さらに、メールの内容に基づいてGoogleカレンダーの予定を自動更新したり、Freshdeskにチケットを作成したりと、社内の情報連携をスムーズに行うことも。
ファイルがアップロードされた際にOutlookで自動送信する機能などもあり、様々な業種で業務改善が図れるはずです!

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まとめ

いかがでしたか?
ShopifyとOutlookの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた顧客情報や注文情報の転記・通知作業の手間を省き、多発しがちだった連絡漏れや入力ミスといったヒューマンエラーを効率的に防ぐ</span>ことが期待できます。
これにより、担当者は常に最新かつ正確な情報に基づいて迅速な顧客対応や在庫管理を行えるようになり、本来注力すべきマーケティング施策の立案や顧客満足度の向上といったコア業務に集中できる環境が整うでしょう。

Yoomを使えば、このような自動通知設定がノーコードで誰でも簡単にできちゃいます!
「本当に簡単に設定できる?」「ちょっと気になる...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。

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フローは自由にカスタマイズできるので、様々な業務内容に柔軟に合わせて構築することができます。
まずは本記事を参考に、Outlookへの自動通知からぜひスタートしてみてくださいね!

この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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