TaigaとBoxの連携イメージ

【簡単設定】TaigaのデータをBoxに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-09

【簡単設定】TaigaのデータをBoxに自動的に連携する方法

福森 しおり

「Taigaで新しいIssueを立てるたびに、関連ファイルを保管するBoxフォルダを手作業で作成している…」
「IssueのタイトルとBoxのフォルダ名を一致させるルールだけど、たまに入力ミスや作成漏れが発生してしまう…」
このように、プロジェクト管理ツールTaigaとオンラインストレージBoxを併用する中で、手作業によるデータ連携に課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">TaigaでIssueが作成されたタイミングをトリガーに、自動でBoxに関連フォルダを作成し、そのURLをIssueに自動で更新する仕組み</span>があれば、こうした定型業務から解放されるでしょう。これにより、ヒューマンエラーの心配なく、より創造的な業務に集中できる時間を確保できるかもしれませんよね。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して日々の業務を効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">TaigaとBoxを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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TaigaとBoxを連携してできること

TaigaとBoxのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた両ツール間の情報登録や更新作業を自動化できます。
これにより、作業時間の短縮はもちろん、入力ミスや対応漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、業務の正確性向上が期待できます。
これから具体的な自動化の事例をご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

TaigaでIssueが作成されたら、Boxにフォルダを作成しIssueを更新する

Taigaで新しいIssueを作成した際に、そのIssue名で自動的にBox内に専用フォルダを作成し、作成したフォルダのURLをTaigaのIssueに自動で追記する連携です。

この仕組みにより、<span class="mark-yellow">Issue作成から関連ファイルの保管場所確保までの一連の流れが自動化される</span>ため、手作業によるフォルダの作成漏れや命名ミスを防ぎ、プロジェクト管理の効率を大幅に向上させます。

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TaigaとBoxの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にTaigaとBoxを連携したフローを作成してみましょう!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:TaigaBox

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • TaigaとBoxをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Taigaのトリガーの設定およびBoxのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:TaigaとBoxのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まだYoomを利用したことがない方は、初めてのYoomをぜひご覧ください。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

YoomとTaigaのマイアプリ登録

では、Taigaからマイアプリ登録していきましょう!
Taigaで検索してアイコンをクリックします。

1.以下のような画面が表示されます。
アカウント名:自由に設定できるので、業務で利用する場合は「部署名+用途」など、誰が見ても分かる名前にしておくと便利です!
パスワードとユーザーネームまたはメールアドレス:連携したいアカウントのものを入力しましょう。

YoomとBoxのマイアプリ登録

以下の手順をご参照ください。

なお、設定時には連携テストを行います。その際に必要になるため、Boxでフォルダを作成しておきましょう。
今回は以下のようなフォルダを事前に作成しています。

マイアプリ登録が成功すると、以下の画面が表示されます。
マイアプリの画面にTaigaとBoxのアイコンが表示されているか確認してください。

ステップ2:テンプレートをコピー

次にYoomのテンプレートサイトから使用するテンプレートをコピーしましょう。
テンプレートはあらかじめ大枠が作成されており、それに沿って設定するだけで自動化が完成するため、初心者の方にもおすすめです!

下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに格納されます。

ステップ3:TaigaでIssueが作成されたら起動するトリガーの設定

Yoomのフローボットを動かす引き金となるアクションのことを「アプリトリガー」と呼びます。まずはこのトリガーの設定を行いましょう。
一番上の「New Issue」のアイコンをクリックします。

Taigaと連携するアカウント情報はプルダウンから選択します。
トリガーには「New Issue」を選びましょう。
入力が終わったら、「次へ」を押して進めてください。

以下の画面が表示されるので、Webhookの設定を行いましょう。Webhookの設定を行うことでリアルタイムで自動化フローが起動します。
Webhook URLをコピーした後、Taigaの画面に移動しましょう!

Taigaの画面でSettingからINTEGRATIONS→WEBHOOKSに進みます。

Webhooksの画面で設定を行いましょう。
詳しい設定方法については以下の記事も参考にしてみてくださいね。

Webhookの設定が終わったらテストのため、TaigaでIssueを作成しましょう!
今回は以下のように作成しました。

設定が終わったらYoomに戻り連携テストを行います。テストボタンをクリックしましょう。
テストが成功すると、「テスト成功」という画面が表示され、Taigaから取得した値を確認できます。

テストが成功したら、保存するのを忘れないようにしましょう。

ステップ4:Boxにフォルダを作成する設定

次に、「フォルダを作成」のアイコンをクリックします。

先ほどと同じように設定していきましょう。
アクションには「フォルダを作成」を選びます。

各項目を設定していきましょう。

  • フォルダ名:ファイル名を設定しましょう。以下のようにTaigaからの情報を引用することもできます。
    今回はTaigaのから以下のように取得した値を活用しました。このように取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新のTaigaの情報が反映されます。
    ※テキストを直接入力した部分は固定値となります。全て手入力をしてしまうと、同じフォルダ名のフォルダが重複してBoxに登録されてしまいます。IDなど変化する部分は取得した値を引用して設定するようにしましょう。
  • 親フォルダのコンテンツID:対象のフォルダIDをここに入力してください。IDはBoxで該当フォルダにアクセスし、URLをコピーすれば取得できます。たとえばURLが「https://.app.box.com/folder/789」であれば、「789」がコンテンツIDです。より詳しい手順は、Boxの公式ヘルプ記事(コンテンツIDの確認方法)を参照にしてみてくださいね。

設定が終わったら、テストしましょう。
画面に「テスト成功」と表示されたら、最後に「保存する」をクリックして完了です!

テスト後は、Boxの画面できちんとファイルが作成されているか確認しておくと安心です。

ステップ5:TaigaでIssueを更新する設定

最後に、「Update Issue」のアイコンをクリックします。
ここではBoxに作成したフォルダデータをTaigaに反映する更新アクションの設定を行いましょう。

アクションには「Update Issue」を選びます。

各項目を設定していきます。
※必須と記載の項目は忘れず入力するようにしましょう!

  • Project ID・Issue ID:入力欄をクリックすると、TaigaでIssueを作成した際に取得したIDを引用できるので、その中から選択しましょう。
  • Version:入力欄をクリックすると候補が表示されるので、その中から選択しましょう。ただし、候補はProject IDとIssue IDを設定してからでないと表示されないので、先に設定を済ませておきましょう。

項目は多いですが全て埋める必要はありません。任意で設定を行いましょう。
今回は、TaigaのDescriptionにBoxのフォルダのリンクを追加したいので、Descriptionの項目に以下のように設定しました。

ここではTaigaのIssueIDと作成したBoxのフォルダIDを取得した値から挿入し、直接入力したテキストも組み合わせています。
取得した値を活用せずテキストを直接入力した箇所は固定値のため定型文となります。そのため、毎回変動することが望ましいIDなどのデータは取得した値を活用し、定型文にしたい箇所はテキストを直接入力してください。

設定が終わったらテストをしましょう。

画面に「テスト成功」と表示されたら、最後に「保存する」をクリックして設定完了です!

テスト後はBoxの画面できちんとIssueが更新されているか確認しておきましょう。

ステップ6:トリガーをONでフロー稼働開始

おつかれさまでした!以上で設定はすべて完了です。
設定が終わると、以下のような画面が表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが起動します。

以上が、TaigaでIssueが作成されたら、Boxにフォルダを作成しIssueを更新する方法でした!

BoxのデータをTaigaに連携したい場合

今回はTaigaからBoxへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にBoxからTaigaへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Boxに特定のファイルがアップロードされたら、OCRを行いTaigaにIssueを作成する

Boxの指定フォルダに請求書などのファイルがアップロードされたことをトリガーに、OCR機能でファイル内のテキスト情報を読み取り、その内容を基にTaigaに新しいIssueを自動で作成する連携です。

この自動化により、特定条件で処理を分岐させるコマンドを含んでおり、<span class="mark-yellow">紙媒体やPDFで受け取った書類の情報をトリガーに、手作業を介さず自動でタスクを起票できる</span>ようになります。

転記ミスや対応漏れを防ぎ、バックオフィス業務の迅速化と効率化に貢献します。

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TaigaやBoxのAPIを使ったその他の自動化例

TaigaやBoxのAPIを活用することで、プロジェクト管理やファイル管理の業務をスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひ活用してください。

Taigaを使った自動化例

Taigaによる自動化は、課題管理やチーム通知を効率化します。
例えば、Issue作成時に他ツールへ自動通知したり、関連Issueを連携することで、手作業の削減や情報共有の迅速化が可能です。開発チームやプロジェクトマネージャーに特に有効です!

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Boxを使った自動化例

Boxによる自動化は、ファイル管理やデータ同期、OCR処理などを効率化します。
例えば、特定条件でファイルを自動処理したり、外部ツールと連携することで、管理業務やドキュメント作成をスムーズに進められます。情報共有や記録保管の正確性向上にも効果的です!

 [[262566,282005,157174,262333,262554,175229,175193,281378,282017,140303]]

まとめ

TaigaとBoxの連携することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたIssue作成に伴うフォルダ作成や、ファイルアップロードに伴うタスク起票といった定型業務をなくし、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は手作業によるストレスから解放され、プロジェクトの進行管理やコンテンツ制作といった、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築可能です
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Issue名だけでなく、日付など複数の要素を組み合わせたフォルダ名にできますか?

A:はい、可能です!
入力欄をクリック→日付から今日や翌日の日付を引用可能です。
また、そのまま直接入力することも可能ですが、手入力したものは固定値となってしまうので気をつけましょう。

Q:特定の条件を満たすIssueだけを対象に、Boxへフォルダを作成できますか?

A:はい、可能です!
「分岐する」オペレーションを設定することで、特定の条件に合致する場合のみフローが先に進むようになります。
今回の場合、トリガー直下の+マークをクリックし、分岐を設定することで、条件の設定が可能です。


たとえば、以下のように設定するとIssue Descriptionに「資料」という文字が含まれている場合のみフォルダが作成されるようになります。


ただし、「分岐する」オペレーションはミニプラン以上で使える機能です。
フリープランで試すとエラーが出るので注意してください。

Q:連携が失敗した場合の対処法はありますか?

A:フローボットでエラーが発生した場合、Yoomに登録したメールアドレスに通知が送信されます。
通知にはエラーが発生したオペレーションも記載されているので、問題がどこで起きたかすぐに確認できます。また通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定可能です。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
福森 しおり
Excel表計算処理技能認定、Word文書処理技能認定、Adobe Certified Professional(Illustrator 2020、Photoshop 2020)認定資格を保有。現在は、SaaS自動化ツール「Yoom」を活用した業務効率化をテーマとする記事執筆を担当。SaaSやITツールが増え続ける中で企業が直面する「どのツールを連携させれば業務が効率化するのか」という課題の解決に向け、日々情報を発信している。
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